装備・機能
特殊機能
;サテライトシステムMk-II
:月面の太陽光発電施設から大規模エネルギー供給を受ける事が出来るシステム。サテライトキャノンの使用エネルギーとなる他、機体の稼働エネルギーとしても利用可能。本機の物は戦後の最新型で、ガンダムXのサテライトシステムから各機能が大幅に向上している。
;合体
:Gファルコンと合体可能。スピードが大幅に上昇する他、大気圏突破・突入能力を得る。さらに、Gファルコンの増設Eパックにエネルギー供給アシストを行う機能があり、合体することで月が無くてもサテライトキャノンの発射が可能になる。『スーパーロボット大戦』シリーズでの客演では、サテライトキャノンのチャージ時間が1ターン分短縮されるという形で再現され、ただでさえ強力なサテライトキャノンを撃ちまくれる凶悪仕様と化した。
武装・必殺攻撃
;ヘッドバルカン
:頭部内蔵のバルカン砲。威力はそれほどでもないが対人掃射・ミサイル等の迎撃など用途が広い。
;マシンキャノン
:両肩襟部の中型機関砲。コルレル戦での使用実績が有るにも関わらず文字設定では記載されない事が多い。
;ブレストランチャー
:胸部インテーク下に二門内蔵された三砲身大型ガトリング式固定火器。上記のマシンキャノンを含める資料も有るが普段は胸部インテーク下の二門しか使わない為ブレストランチャーとはこちらのみを指す方が正しい。大口径で、これのみでMSを破壊する十分な威力を備えている。また各種弾頭を発射可能なマルチパーパス仕様となっている。
;ハイパービームソード
:サイドスカート両側面に一本ずつ、計二本装備。引き金式のビーム発生スイッチを有する。サテライトシステムに応じた高出力のガンダムXの大型ビームソードより更に巨大で高出力なビーム刃を形成する強力なビームソードでMS用の単機能武器としては当時最強の武器のひとつ。
;DX専用バスターライフル
:本機用に新たに開発された専用高出力大型ビームライフル。オリジナルは脱出時にゾンダーエプタ共々失われた為、以降の物はキッドが機体内のデータを基に複製したとされているが詳細は不明。一般的なライフルに比べ長銃身かつシンプルな構造であり信頼性が高く、徹底的な軽量化も為されている。ビームの威力も通常ビームライフルの数倍の威力を発揮し、射線上の複数のMSを撃破する事も可能。
;ディフェンスプレート
:同じくキッド製作の小振りな専用実体盾。グリップとマウントの両方を備えておりマウントラッチの有る左腕に装備出来るので取り回しに優れる。正規軍の使用する武装以外では傷一つ付ける事の出来ない程の強度を誇る。ビーム兵器に対しても十分な防御力を発揮する。
;ツインサテライトキャノン
:集光率、冷却能力などが向上した「サテライトシステムMK-II」によりガンダムエックスのサテライトキャノンの数倍以上の破壊力を持つ上に1回スーパーマイクロウェーブを受信するだけで連射も可能になった連装二門の超高出力砲。二門と言う形態にしたのは一門ではサテライトシステムの出力向上により単独の砲身では単体のMSサイズで収めることが出来ない(サテライトランチャー並みの規模になってしまう)ためであり発射の際はビームを一軸に合成し太く巨大なビームを形成するのだがゲーム作品では単純に二門の強力なビーム砲という誤った再現をされている場合が多い。マイクロウェーブの受信時には、エネルギーラジエータープレートと呼ばれる四肢の廃熱システムからビームに変換し切れない余剰熱が放出され、その熱エネルギーが防御フィールドのような役割を果たし敵MSの接近を阻止する。本編中では3回まで連続発射が確認されている。ちなみにその威力は一撃でゾンダーエプタ島を消滅させた他、数十万kmという遠距離から一発でコロニーレーザーを破壊できるレベル。特にその射程は群を抜いており戦艦などのセンサー探知範囲圏外からのアウトレンジ砲撃で本領を発揮する。
;Gビット
:設定のみで原作未使用。GX2号機からのシステム移植により、本機もGXビットを使用可能。
オプション装備
'''※以下の武装は『X』本編では未使用<ref>第37話のフリーデンII格納庫内のシーンで、G-ハンマーとビームジャベリンが床置きされているのが確認できる。</ref>または未登場。[[ガンプラ]]「1/100 ガンダムダブルエックス」で付属品として立体化しており、また、一部ゲーム作品にも登場している。'''
;ロケットランチャーガン
:大型のロケット弾頭を銃器型のランチャー(この為、名称の末尾にガンが付く)で射出する追加オプション武装。大型弾頭の為、携行弾数は制限されるが非常に高い破壊力を持つ。不要時には腰背部の専用マウントラッチに弾頭を二発・本体をストックを折り畳んだ状態で携行する。
;G-ハンマー
:[[ガンダム]]の持つハイパーハンマーをモチーフとする追加オプションの中距離白兵武装、モチーフ元とは違い鎖ではなくワイヤーで鉄球部は繋がれている。グリップ部にはその巻き取り機構が有り不要時にはコンパクトな形で携行出来る。また鉄球部にはスラスターが配されている(ここからガンダムハンマーではなくハイパーハンマーの方がモチーフである事が分かる)。文字設定では接近戦時や水中で威力を発揮すると記されている。
;ツインビームソード
:追加オプション武装。一般的なビームサーベルの両端にビーム発生器を取り付けた所謂双頭刃式ビームサーベル。ハンドガードが左右に増設されている。
;ビームジャベリン
:追加オプション武装で先端に小型のビーム刃を有する長槍。こちらもガンダムモチーフの武装だがこちらは完全な槍でありビームサーベルを変形させたものではない。ロケットランチャーガン以外の白兵格闘用の三種の武装は専用のマウントラッチに三種纏めて携行する。