武装
;60mmバルカン砲
:TOTOカニンガム社製の小口径のケースレス機関砲。頭部左右一対1基ずつ装備。近接防御用の火器で、MS用の火器としては小口径だが、近距離であればMSを撃破する事も可能な威力を発揮する。
:頭部を旋回させる事で射角を変更出来るため使い勝手が良く、この頭部固定兵装のレイアウトは以降の連邦系MSのスタンダードにもなっている。
;XBR-M79-07G [[ビーム・ライフル]]
:ブラッシュ社製MS携帯式小型[[メガ粒子砲]]。出力1.9MW。[[エネルギーCAP]]技術によって初めて実用化したMS携行サイズのメガ粒子砲であり、初めてその威力を見せられたシャアに「あのMSは戦艦並みのビーム兵器を持っているというのか」と言わしめた<ref>これはあくまで当時艦載砲程度の規模でしか運用できないメガ粒子砲を18m級のMSが持てる武装として連邦軍が開発した事への驚愕であり「艦載ビーム砲と威力が同一」という内容を伝えている訳ではない。</ref>。一回のチャージにつき16発<ref>12発、15発説あり。</ref>の発射が可能。フォアグリップと円形センサーを備え、長距離射撃にも対応可能。
:;スーパー・ナパーム
::ビーム・ライフルのオプションとして装備している4連装式の焼夷弾。『1st』第2話にてサイド7でホワイトベースへの搬入が不可能なパーツの焼却に使われて以後、実戦での仕様記録はほとんど存在しない。広域を焼却する為の装備であると考えられるが、名称が弾種を指すのか、射出装置込みの全体を指すのかは不明。作中ではパーツの上に置いた射出装置を直接撃ち抜いて炎上させ、パーツの焼却を行った。
;BLASH XHB-L03/N-STD ハイパー・バズーカ
:ブラッシュ社製。肩掛け式の単砲身ロケット砲。口径は380mmまたは320mm<ref>『1st』放送当時の設定ではなんと'''700mm'''口径だった</ref>。固定式の弾倉に5発次弾のロケット弾が装填されている。対艦用の実体弾武装だが対MS戦にも使用でき、[[ジム]]も装備している。
;ガンダム・ハンマー
:トゲ付きの鉄球に長い鎖と錨型のグリップが付いたフレイル型モーニングスター。直撃させればザクを一撃で破壊できる。TV版『1st』にのみ登場。第5話で使用し、[[ザクII]](コム機)を撃墜している。劇場版では使用シーンがカットされたものの、予め劇場版用に新ショットが用意されていた。ここでは新設定が追加されており、目標への命中と同時に爆圧によってスパイクを射出、目標に更なるダメージを与えるという物だった<ref>書籍『劇場版 機動戦士ガンダム アニメグラフブック』より</ref>。
;ハイパー・ハンマー
:ガンダム・ハンマーを強化した兵器。刺が鋭くなり、さらに鉄球部に増速用ブースターが増設された事で破壊力が向上している。こちらもTV版『1st』にのみ登場。第26話で[[ゴッグ]]相手に使用したが、手で受け止められ撃墜には至っていない。
;[[ビーム・サーベル]]
:ガンダム専用の近接白兵武装。ランドセルに2基を装備する。高エネルギー状態のミノフスキー粒子をIフィールドで収束させ、ビームの刀身を形成する。出力0.38MW。斬撃・刺突の双方で高い攻撃力を発揮し、1秒弱で厚さ30cmのチタニウム鋼を切断する事が可能。
:;ビーム・ジャベリン
::ビーム・サーベルのモードの1つで、グリップを延長し先端に高出力のビーム刃による穂先を形成した槍。TV版『1st』にのみ登場し、アムロによって考案され、数回使用されたが、ジャベリン(投げ槍)ではなく普通の槍として使われることも多かった。
;RX・M-Sh-008/S-01025 ガンダムシールド
:防御用に用意された身の丈とほぼ同じ大きさの大盾。ラージ・シールドとも表記される。ルナ・チタニウム合金や高分子素材の樹脂などの三層構造を採用し、MS本体の装甲のような防御性能ではなく衝撃の吸収や分散を目的としている。マニピュレータで保持する事で広範囲を防御できる他、上部に銃眼スリットが設けられており、盾越しに覗き込む事で敵を狙い撃つ事も可能。非使用時には上部マウントラッチを介してバックパックに装着可能。[[Gファイター|Gアーマー]]時には両手に装着し、分離後は2枚を重ねて左手に装備する。
本編未登場武装
;ロケット砲
:旧1/100プラモデルに付属していたオリジナル武装。他の武器と同様、携行して装備する。リアルスケールガンプラにしては珍しくスプリングギミックが搭載されており、ロケット弾を発射可能。
:プラモデル発売から40年近く経つが、未だに詳しい設定が不明な謎の武器。一説にはクローバー社製のガンダムの玩具に付属していた「ハイパー・バズーカ砲(肩に装着するロケットランチャー)」がモチーフとされる。
;ビッグ・ガン
:『機動戦士ガンダム』放送開始前後に発刊された児童誌などに掲載されていた武器その1。本編未使用。
:ハンドガンタイプの射撃武器で、厚さ10cmの鉄板すら貫くとのこと。ビームか実弾かははっきりしない。
:関連作品に同名の武装が登場するが、いずれもジオン製の火器。
;ビート・ハンマー
:児童誌などに掲載されていた武器その2。これも本編未使用。
:ガンダム・ハンマーと同様のチェインフレイルだが、棘は鋭く長い3本のみが十字方向に伸びている。
:『ガンダムかるた』の札の一つに採用されている他、『冒険王版』ではこちらがガンダム・ハンマーの名称で使用されている。その際は長い棘で[[グフ]]の胴体を切り裂いた。
;ソードジャベリン
:クローバー社製「機動戦士ガンダム DX合体セット」に付属しているオリジナル武装の1つ。ハルバート型の武器で、機体の全長を上回る程の長柄となっている。玩具オリジナルの武器ではあるが、後の『UC』において[[フルアーマーユニコーンガンダム]]の武装の1つ「ハイパー・ビーム・ジャベリン」としてオマージュされた。