機動戦士ガンダムF91
;「はいそうですか…と、モビルスーツが操縦できますか!…乗せられんなよ?」<br/>「もっとも…アンタのおふくろさんが設計したバイオコンピュータだ。上手くフィットするかもしれねぇ…。君が、ニュータイプならだ」
:シーブックにF91の操縦を強要するコズモに対して。パイロット不足を痛感していたためだろうか。民間人であるシーブックを庇う姿勢を見せたのも束の間、結局はビルギットもシーブックにパイロットをするよう遠回しに促した。
;「昔さ…ニュータイプって、モビルスーツに関してはスペシャリストがいたよな…。そういうのって、大概個人的には不幸だったんだよなぁ?」
:独断専行した事で父[[レズリー・アノー|レズリー]]を亡くしたシーブックが責められる中、彼に向けて放った皮肉。彼なりに増長を咎めるつもりだったのかもしれないが、かといって身内を亡くしたばかりの相手に対する発言としてはあまりにも辛辣である。結果、レアリーから「よしなさい」とたしなめられた。
;「シーブック、よくやった!」<br/>シーブック「偶然!偶然ですよ!」<br/>「いんや、火力と機動力だ。俺が牽制するから、貴様が墜とせ!」<br/>シーブック「そんな!」
:フロンティアI内部で[[デナン・ゲー]]に苦戦していたところをシーブックに助けられた際に。唯一の正規兵としてのプライドもあるだろうが、F91の性能を遺憾なく発揮するシーブックに対しては素直にその技量を認めている。とはいえ、即座に前衛を任せるあたり、使えるものは徹底的に使うという事だろうか。
;「正気かい!」<br/>「敵地に入って止まるヤツがいるか!」
:上記シーンの直後、アンナマリーの[[ダギ・イルス]]に気を取られて足を止めた[[エビル・S]]を仕留めた際に。ビルギットの貴重な撃墜シーンの1つである。
;「仕掛けたのはそっちなんだよ!そのために、フロンティアIVでは虐殺が行われた!」<br/>「ここのクルーだって、みんな死んじまって、素人が軍艦を動かしてるんだぞ!」<br/>「冗談じゃない!クロスボーンにもニュータイプがいるなら、ここでぶちのめしておかないと!」
:スペース・アークに投降してきたセシリーにぶつけた怒りの言葉。強大な軍隊を相手に民間人を導入して戦わざるを得ない絶望的な状況故にビルギットも相当フラストレーションが溜まっていたに違いない。セシリーに対して激しく敵意を露にした。「みんな巻き込まれた身だから仕方ない」と場を収めようとする周囲の言葉にも反発したが、ここでもレアリーにたしなめられている。
;モニカ「あの娘さんは、死ぬつもりです!」<br/>「いいじゃないですか。クロスボーンの女王になるかもしれなかった女なんでしょう?」
:死に急ぐ素振りを見せるセシリーを案じる[[モニカ・アノー]]に対する辛辣な返し。この後のバグとの戦闘でもセシリーを盾にして戦うようシーブックに促すなど一貫して彼女を敵視した。
;「人間だけを殺す機械かよぉ!?」
:バグとの戦闘中、1機で地上に降り立った際に。無尽蔵に現れ民間人を虐殺するバグに対する焦りと憤慨からだろうか。ビルギットはシーブックの制止にも構わず突出しバグの群れに攻撃を仕掛けた。周囲を飛び交うバグの群れを相手に奮戦するビルギットだったが多勢に無勢であり、次第に機体が破壊されていく。遂には武装と四肢を全て破壊され、2機の子バグの自爆特攻を受けて命を落とした。