さ行
;最強の○○○ / 最弱の○○○
:バトル漫画やアニメなどにおいてほぼ必然的に行われる最強(最弱)議論。ガンダム作品においても最強の[[ニュータイプ]]、最強の[[オールドタイプ]]、最強or最弱の[[ガンダムタイプ|ガンダム]]といったテーマでしばしば論争が起こる。
;ザク神
:ロボットアニメ『トップをねらえ!』の主人公メカ、ガンバスターの事。モノアイを有し、億単位の宇宙怪獣を単機で圧倒する事から敬称として名付けられた。ただ、モノアイ以外にも顎パーツや額の飾りなどがあるため、どちらかと言えば[[シスクード]]のような「[[SDガンダム GGENERATION モノアイガンダムズ#登場メカ(ゲームオリジナル)|モノアイガンダムズ]]」に近い。
;さすがゴッグだ!なんともあるぜ!
:『1st』第26話に登場した[[ゴッグ]]のパイロット、[[コーカ・ラサ]]の「さすがゴッグだ。なんともないぜ!」の台詞を捩ったもの。主にゲームやアニメなどでゴッグが撃墜された際のコメントとして用いられる。
;颯爽たるアスラン
:『[[機動戦士ガンダムSEED FREEDOM]]』の作中で[[ズゴック (SEED FREEDOM)]]の登場時に流れた劇伴「援軍」の通称。オマージュなのか、メロディの中に『1st』の劇伴「颯爽たるシャア」に似たフレーズが含まれているため、ネット上では[[アスラン・ザラ|アスラン]]を代表する曲として定着している。
;サバゲ / サバゲ部
:『[[機動戦士ガンダムAGE]]』における[[ザラム]]と[[エウバ]]の抗争またはその二勢力を指す俗称。『AGE』第6話~第7話でMSを用いたコロニー内での抗争が描かれたが、「防御壁で覆われフィールドと化した街中でチーム戦をする」「急所にでも当たらない限りダメージを与えられないマシンガンを延々と撃ち合う」「抗争自体が日常茶飯事と化している」「リーダー対決でのやり取りが妙に仲が良さそう」等々、緊張感に欠けており、抗争というよりもむしろ対戦ゲームのような戦いであったため、サバイバルゲームに例えられた。
;○○様
:主にカリスマ性を発揮するキャラクターに対してファンから用いられる愛称・敬称。作中で実際に「~様」付けで呼ばれている[[ハマーン・カーン]]や[[シーマ・ガラハウ]]などに代表される。一方で敬称だけでなく[[イオク・クジャン]]などのネタキャラに対してあだ名として用いられるケースもある。
;サムス・ギル
:ガンダムファンの間で冬、特に寒波の襲来によって気温が急低下した時によく使われるワード。[[クロスボーン・バンガード]]の[[ザムス・ギリ級]]のもじり。
;ザリガニ
:[[ヴァル・ヴァロ]]の事。「赤い・ハサミがある・機体先端部が尖っている」といった点がザリガニを思い起こさせる。実際、デザインした明貴氏も「カニのようなものを」と考えつつラフ画を描いたとの事(加えて「エビみたいに見えますね(笑)」とも)。
;三馬鹿 / 常夏
:『[[機動戦士ガンダムSEED]]』に登場する[[オルガ・サブナック]]、[[クロト・ブエル]]、[[シャニ・アンドラス]]の3人組に対するファンからの愛称。前者は文字通り、チームワークがバラバラで口喧嘩が絶えない、しかしながら憎めない敵役だった事に由来している。後者についてはやや経緯が複雑で、『SEED』と同様に平井久司氏がキャラクターデザインを担当したバトルアニメ『スクライド』に登場するキャラクター、常夏三姉妹(全員の名前に「夏」の文字が入っている)に便乗したのが理由となっている。
;サンライズパース
:遠近法の一種。サンライズ作品で多く用いられ定着した俗称。『勇者』シリーズで知られるようになったため『勇者パース』とも。サンライズパースでは長大な武器の先端を手前に、ロボットは全身が収まるよう奥に配置する。このとき両者を『線』でつなぐことで距離感を出すところが特徴。これによって視聴者は迫力ある構図でロボットに武器を突きつけられているかのような印象を与えられ、否が応でも圧倒的な『強さ』を感じるという寸法になっている。ガンダムでは『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]』のデンドロビウムのゼロ距離射撃や『[[新機動戦記ガンダムW]]』、『[[機動戦士ガンダムSEED]]』で多く用いられた。
;強いられ線
:漫画などで用いられる技法である集中線の事。『[[機動戦士ガンダムAGE]]』において[[イワーク・ブライア]]が台詞「'''強いられているんだ!'''」を放った際に演出として集中線が用いられた事が由来している。
;ジオニスト
:ジオンのモビルスーツや人物など、ジオンに関連するものをこよなく愛するファンの通称。
;ジオン脅威のメカニズム (ジオン驚異のメカニズム)
:オーソドックスな機体から奇抜な機体まで多種多様なモビルスーツやモビルアーマーなどを作り出すジオン公国軍を的確に表した用語。元ネタは[[ガンプラ]]旧キットのコマーシャルで用いられていた同様のナレーション。表記は「脅威」と「驚異」の2つとバラつきがある。
;ジオン贔屓
:[[宇宙世紀]]作品において、ジオン系の機体の活躍が大々的に描かれている一方で連邦系の機体が性能差を問わず次々と一方的に撃墜されていく展開や、「ジオン軍人に人格者、連邦軍に極悪人」を徹底した展開など、ジオンばかりが待遇を受ける風潮に難色を示す目的で用いられる。これは戦争という勧善懲悪ではない物語を扱うガンダムにおいて、どうしてもTV放送で主流派にスポットが当てられた場合、OVAでは反主流派にスポットが当てられることが多いことが理由のひとつ。特に『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]』や『[[機動戦士ガンダム MS IGLOO]]』などの今西隆志監督作品や『機動戦士ガンダムUC』などの[[ジオン残党]]軍が登場する作品が顕著。
;質量を持った○○
:『[[機動戦士ガンダムF91]]』において登場したフレーズ「質量を持った残像」に肖った用語。ネット上においてガンダム関係の物事を賞賛する際に「残像」の部分を別の言葉に置き換える用例が見られる。例:「質量を持った音質(高音質のガンダムソング動画を指す際など)」
;死神
:ガンダムシリーズに多く登場するキーワード「死神」の内、[[シャクティ・カリン]]にあだ名としてつけられたもの。同キャラクターが場当たり的な発想から取った独断行動が裏目に出て結果的に死人を多く出す事から用いられるようになった。人物としては『[[機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線|MS IGLOO2]]』の[[死神 (人物)]]、異名としては[[テリー・サンダースJr.]]と[[デュオ・マックスウェル]]等が該当。
;自爆王子
:[[ヒイロ・ユイ]]を指すあだ名。『[[新機動戦記ガンダムW]]』などの作中で事ある毎に[[ウイングガンダム]]などを自爆させようとした事から名付けられた。なお、大概は未遂に終わっている(『EW』でも他の四人が戦闘後に各ガンダムを揃って爆破したのに対してウイングゼロを先に大破させている)。
;ジム頭
:『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]』に登場する[[陸戦型ガンダム]]の内、第10話~第11話に登場した[[カレン・ジョシュワ]]機に作中で付けられたあだ名。第9話で頭部を損失し、[[陸戦型ジム]]の頭部に置き換えられたのが起因。ネット上においては「頭部はジムタイプ、胴体は別機体」な機体を指して用いられる(例:[[ブルーディスティニー1号機]])。
;ジム神
:ロボットアニメ『伝説巨神イデオン』の主人公メカ、イデオンの事。ジム風の頭部を有し、未知数の能力で圧倒的戦闘力を誇る事から敬称として名付けられた。その為、ネット上では[[ジムシリーズ]]とのコラ画像やイラストなどが時折見られる。公式でも『ガンダムビルドファイターズ GMの逆襲』に登場する[[サイコジム]]が明らかにイデオンを意識した演出で登場したりとネタとして活用されている。
;シャゲダン
:ガンダムゲームにおける煽り行為を指す用語。由来はゲーム『VSシリーズ』の初期作品に登場する[[シャア専用ゲルググ]]であり、同機は特殊射撃ボタンを押す事で手に持ったビームナギナタを回転させ、これによって攻撃を防御する事ができた。しかし、これをダウンした相手の周囲でダンスを踊るように繰り出し煽る事案が見られるようになったため、「'''シャ'''ア専用'''ゲ'''ルググの'''ダン'''ス」の略である「シャゲダン」が煽り行為に対する定型句として用いられるようになった。
;白富野
:『∀ガンダム』などの富野監督作品に代表される、ほのぼのとした日常風景や登場人物が'''あまり'''死なない展開などの全体的に明るい作風を指す用語。富野監督作品では間逆の展開の黒富野作品が多い事から、対義語として用いられるようになった。
;水泳部
:水陸両用モビルスーツや水中戦用モビルアーマーなどの水陸両用兵器・水中用兵器を指す用語。ジオン系の機体の場合は「ジオン水泳部」、地球連邦軍系の機体の場合は「連邦水泳部」といったように頭に組織名が付く。
;スイカバー
:『機動戦士Ζガンダム』最終回にて[[Ζガンダム]]がWR形態で[[ジ・O]]に特攻し止めを刺したシーンの俗称。ネットの掲示板等でΖガンダムのシールドがシロッコに突き刺さるカットの横に氷菓子のスイカバーの画像が付随された事が始まり。このネタに倣って、相手の胴体を突き刺した点で共通する[[ガンダムエクシアリペアII]]のGNソード改が「メロンバー」と呼ばれる事も。
;スーパーナチュラル
:[[スーパーコーディネイター]]の対義語。生身でMSに立ち向かうほど人間離れした身体能力を持った[[バリー・ホー]]、操艦能力に秀でた[[アーノルド・ノイマン]]など、設定上は[[ナチュラル]]でありながら並みのコーディネイターですら持ち合わせていないような能力を持った登場人物を指す<ref>設定上、先天的に特定の分野に秀でた才能を持ったナチュラルは存在している。</ref>。アメリカで制作された同名のTVドラマに肖って付けられたもので、直訳すると「超自然」。
;素ジム (すジム、そジム)
:RGM-79 [[ジム]]の事。他の[[ジムシリーズ]]と区別するために用いられる。
;スペシャルエディション / スペエディ
:既存のTVアニメの映像に新規映像と音声を加えて制作された総集編。『1st』の劇場版三部作で確立された手法で、ガンダムシリーズ以外でも同様の総集編が劇場作品、またはOVAとして展開されている。ガンダムシリーズでは特に『SEED』などで活発に展開された。また、これら総集編とは逆にTV放送に先駆けて製作済みエピソードを先行上映する『GQuuuuuuX』や、OVA作品をTV版フォーマットに落とし込んで放送する『UC』のような例も存在する。
;スリッパ
:モビルスーツの足先の幅広になっている部分を指す。特にガンダムタイプやジムタイプの物がスリッパを髣髴とさせる形状となっている。
;諏訪キャノン (すわキャノン)
:ゲーム『GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH』の登場兵器、[[ソア・キャノン]]の空耳。もちろんキャノンは日本の諏訪市ではなく北米ネバダ州にある。
;戦艦並みの○○
:その名の通り、戦艦並みの性能を有している際に使われる言葉。『[[機動戦士ガンダム]]』作中でシャアが[[ガンダム]]のビームライフルの威力を戦艦並みと評したのが始まり。戦艦並みのコスト、索敵範囲、航行能力など作品によって使い道は様々。
;ゾイド
:タカラトミー(旧トミー)が販売する玩具シリーズ及びそれに関連するアニメ作品。恐竜や動物などを模したメカ生命体が登場し、電動やゼンマイ動力による駆動やパイロットフィギュアを搭乗させられるコクピットなどが売り。『[[機動戦士ガンダムSEED]]』において[[バクゥ]]や[[ラゴゥ]]といったガンダムシリーズでも珍しい四足歩行獣型の機体が登場したため、同じ系統のゾイドに例えられるようになった。因みに『ガンダムSEED』は『ゾイド新世紀/ZERO』から『ウルトラマンコスモス』を跨いで放送枠を受け継いでおり、当時のバクゥのCGモデルのモーションもゾイドを彷彿とさせる一因だった。<br/>『[[ガンダムビルドダイバーズRe:RISE]]』の最終回で偽シャフリヤール一派が使用した[[ザムドラーグ]]と[[ダナジン]]も、同シリーズの人気ゾイド「アイアンコング」と「ゴジュラス」をモチーフにしている。こちらは『Re:RISE』の制作を担当したSUNRISE BEYONDがゾイドのTVシリーズ第1作を制作していたXEBECを母体とした事にかけたネタと思われる。