{{登場メカ概要
| 読み =
| 外国語表記 = Anchor Version 4
| 登場作品 = [[機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST]]
| デザイナー = 長谷川裕一
}}
{{登場メカ概要
| タイトル = スペック
| 分類 = [[ミキシングビルドモビルスーツ]]
| 別名 = クロスボーン・ガンダムDUST
| 型式番号 =
| 頭頂高 =
| 全高 = 約18m
| 本体重量 =
| 全備重量 =
| 主動力 = [[熱核融合炉]]
| ジェネレーター出力 =
| スラスター総推力 =
| 装甲材質 =
| センサー有効半径 =
| 原型機 = [[アンカーV3]]
| 改修 = [[フランク・オズ]]
| 所属 = [[無敵運送]]
| 所属組織 =
| 所属部隊 =
| 母艦 = [[エスカル]]
| 主なパイロット = [[アッシュ・キング]]
}}
概要
首切り王こと[[エバンス・ジルベスター]]との決戦を想定し、[[アンカーV3]]のバックパックをV4スラスターに換装したアンカーの最終形態。
V4スラスターはV3スラスターが完成しなかった、あるいは効果が充分でなかった場合に備えて並行して開発された装備である。構造理論は単純で、スラスター内部で爆発物を使用し、その本来なら360度方向に放射されるエネルギーを高圧で制御、先端の左右いずれかの一方向に集中させ、文字通り爆発的な推力を得る。スラスター形状は左右対称だが、排莢時に本体に空薬莢が衝突しないよう、左右外側がスライドし排莢する構造となっている。排莢を行わない側の窪みは通常型のスラスターとなり、機体をバックさせる際に使用するが、今までの戦闘経験則から、[[バロック]]の攻撃に対して真後ろに引くのは効果的でない事が判明しており、重要視はされていない。
いずれにしても加速による機体及びパイロットへのダメージはもちろん、内部で爆発を起こしている以上、スラスターのダメージも大きく、長時間の使用に耐え得るものではなく、アンカー本体も含め、一戦で使い捨てる覚悟の設計となっている。
この他の改変点としては、両腕に回転シールドを装備し、ヒート・セラミック弾を廃し、空いたスペースに脱出用のパラシュートを装備していたと伝えられる。
V4スラスターはV3スラスターと並行開発されていた時点では「DUSTスラスター」と呼ばれており、爆発の粉塵を推進剤にしている事に由来している。また、偶然にもスラスター形状が[[クロスボーン・ガンダム]]のそれに酷似しており、後の研究者がこれをして「クロスボーン・ガンダムDUST」と呼称する場合もあるが、当然、実際に使われた名称ではない。
登場作品と操縦者
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST]]
:第50話から第51話に登場。[[アッシュ・キング]]が[[エバンス・ジルベスター]]の[[バロック改・改]]との最終決戦に臨むべく[[DUST計画]]の最中に離脱し、[[アンカーV3]]から換装して出撃した。アッシュの覚悟とV4スラスターの機動力もあって終始バロックを圧倒し、これを撃破したが、戦闘後蓄積されたダメージが限界を迎え、爆散した。
;FW GUNDAM CONVERGE:CORE
:プレミアムバンダイにおいてファントムV2とセットで立体化した際、長谷川氏による描き下ろし漫画が付属。同漫画において本機へフォントが実際に「クロスボーン・ガンダムDUST」と名付けている。
装備・機能
特殊機能
;V4スラスター(DUSTスラスター)
:爆発物を炸裂させた際のエネルギーを高圧で制御し、先端部から一方向に集中させる事で文字通り爆発的な推力を得る目的で開発されたスラスター。機体やパイロットへの負荷が大きく、また爆発物を利用する性質上、スラスターへのダメージも大きい為、長時間の使用には耐えられない短期決戦用の装備。
:推進力に用いる爆発物は薬莢に収められ、給弾ベルトを介してバックパックからスラスターに供給される。
;[[Iフィールド]]
:[[DUST計画]]実行の際に回転シールドに追加された防御兵装。敵機のビームを逸らして無効化する。
武装・必殺攻撃
;ヒート・カッター
:頭部に搭載されているカッター。高速回転させ、頭突き攻撃に使用される。放熱時にはV字に変形しガンダム然とした頭部シルエットを形作る。普段は顔面中央に縦一直線になるよう配置されており、非使用時に固定するためかアゴ(チンガード)部分が左右に割れている。
;モビーディック・バスター
:ワイヤー付きの銛とライフルで構成された対MA用の大型兵器。銛は対象に突き刺す事で電流を流す事ができる。ライフルは速射は利かないものの一発の威力が高く、また銃身下部に刃を備えている。身の丈ほどもある大型装備だが、銛を射出する為の装備をパージすればそのままライフルとして使用可能。
;回転シールド
:打撃武器としても使用可能な実体シールド。元は採掘機を転用したものであり、武装としても使用可能。攻撃時にはシールドの装甲で左腕全体を覆いグローブ状にして使用する。V4では左腕に加えて右腕にも装備されている。
;イカリマル
:元々は[[サイコガンダム|ムラサメ]]用に[[木星]]が開発した巨大な錨の様な形状を持つ武装。V3に引き続き、大型[[ビーム・サーベル]]の発振も可能。非使用時はV4スラスター中央のフックにマウントされる。
対決・名場面
;対バロック改・改
:
関連機体
;[[アンカーV3]]
:原型機。
リンク
*[[登場メカ]]
{{DEFAULTSORT:あんかあV4}}
[[Category:登場メカあ行]]
[[Category:機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST]]