「トールギス」を編集中
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[アフター・コロニー]]における[[モビルスーツ]] | + | [[アフター・コロニー]]における[[モビルスーツ]]の原型となった機体であり、史上初の戦闘用モビルスーツでもある。「プロトタイプ・リーオー」とも呼ばれている通り、この機体をベースに性能を抑え簡素化する形で[[リーオー]]が開発された。ガンダムに似たフェイスガードと頭頂部の鶏冠を有する頭部が特徴だが、その下にはリーオーと同系統の頭部を有している。 |
機体の開発には後に[[ガンダムタイプ|ガンダム]]を生み出す5人の科学者が携わった他、[[ハワード]]の関与も示唆されており、ガンダムと[[OZ]]のMS双方がトールギスの開発系譜の影響下にあると言える。 | 機体の開発には後に[[ガンダムタイプ|ガンダム]]を生み出す5人の科学者が携わった他、[[ハワード]]の関与も示唆されており、ガンダムと[[OZ]]のMS双方がトールギスの開発系譜の影響下にあると言える。 | ||
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最大の特徴として、背部に装備されたバックパックバーニアがある。肩部フレームに接続されたこの装備は、機体に高い機動性を付与したが、高速移動時に搭乗者に多大な負荷(一説には15Gもの加速重力がかかると言われていた)を強いており、これによってトールギスは制式採用が見送られ、A.C.195年まで20年もの間封印される事になった。 | 最大の特徴として、背部に装備されたバックパックバーニアがある。肩部フレームに接続されたこの装備は、機体に高い機動性を付与したが、高速移動時に搭乗者に多大な負荷(一説には15Gもの加速重力がかかると言われていた)を強いており、これによってトールギスは制式採用が見送られ、A.C.195年まで20年もの間封印される事になった。 | ||
− | 長らく歴史の闇の中に置かれたトールギスであったが、[[オペレーション・メテオ]]によってコロニーから送り込まれた5機のガンダムに対抗する為に[[ゼクス・マーキス]]によって運用された。しかし、その後の目まぐるしく移り変わる情勢と策謀はゼクスとトールギスにガンダムとの雌雄を決する事を許さず、ゼクスは[[トレーズ・クシュリナーダ]] | + | 長らく歴史の闇の中に置かれたトールギスであったが、[[オペレーション・メテオ]]によってコロニーから送り込まれた5機のガンダムに対抗する為に[[ゼクス・マーキス]]によって運用された。しかし、その後の目まぐるしく移り変わる情勢と策謀はゼクスとトールギスにガンダムとの雌雄を決する事を許さず、ゼクスは[[トレーズ・クシュリナーダ]]と袂を分かちトールギスとともにOZを離脱。その際に70機ものOZのMSを撃破して圧倒的な戦闘能力を示した。その後、トレーズとトールギスは宇宙へと上がったものの、無重力下仕様に換装されていなかった為、ゼクスは機体を囮として利用され、爆破された<ref>『敗者たちの栄光』では宇宙戦に特化した[[トールギスF]]に改修されたが、長期にわたってコルシカの潮風に晒されていたために駆動系の劣化が見られており、レストアする時間も間に合わずに最終的にオーバーホールされた状態で[[ピースミリオン]]内に封印された。</ref>。 |
なお、機体名は降霊術師(テウルギスト、theurgist)に由来しているとされるが、英語のスペル、白いボディと赤い鶏冠、リーオーよりも大型の躯体から「背の高いガチョウ(tall geese)」なのではないかと言う説もある。 | なお、機体名は降霊術師(テウルギスト、theurgist)に由来しているとされるが、英語のスペル、白いボディと赤い鶏冠、リーオーよりも大型の躯体から「背の高いガチョウ(tall geese)」なのではないかと言う説もある。 |