「RFグロムリンII」を編集中
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両舷に大型の[[Iフィールド]]発生装置及びビーム・バリアーを搭載した、全長200メートルに近い双胴艦であり、ブリッジは脱出ポッドを兼ねる。頭部及び艦橋ユニットには[[ジオンマーズ|火星独立ジオン軍]]の影響が見られるほか、アビオニクスや艤装品には可能な限り連邦系艦船との共通規格が用いられている。 | 両舷に大型の[[Iフィールド]]発生装置及びビーム・バリアーを搭載した、全長200メートルに近い双胴艦であり、ブリッジは脱出ポッドを兼ねる。頭部及び艦橋ユニットには[[ジオンマーズ|火星独立ジオン軍]]の影響が見られるほか、アビオニクスや艤装品には可能な限り連邦系艦船との共通規格が用いられている。 | ||
− | 特筆すべきは本艦の高い電子戦能力で、有線接合によって地球圏のほぼあらゆるコンピュータに侵入・制圧するだけの能力を有していたと推定されている。無論、これだけの機能を少人数で統括する事は不可能に近く、[[バイオコンピューター]] | + | 特筆すべきは本艦の高い電子戦能力で、有線接合によって地球圏のほぼあらゆるコンピュータに侵入・制圧するだけの能力を有していたと推定されている。無論、これだけの機能を少人数で統括する事は不可能に近く、[[バイオコンピューター]]とそれに接続されたニュータイプ・チャンバーが用いられていた。これは、ニュータイプをバイオコンピューターにに組み込む事で[[サイコミュ]]を介し、モビル・シップの機能を制御させようと試みたものであり、同様の発想は[[シャンブロ]]にも見られたが、バイオコンピューターの積極的活用という点に、レガシィの出資者であった[[ロナ家]]、特に[[カロッゾ・ロナ]]の独創性が見られた<ref>ただし、カロッゾの開発したネオ・サイコミュは強化人間を物理的にバイオ・コンピューターに結線するものであり、RFグロムリンIIのシステムは試験段階の原始的なものに過ぎないとも言えた。</ref>。 |
この規模の艦体に戦艦級の兵装を詰め込んだ結果、稼働時間・航続距離は短いものとなっており、母艦である[[グワダン級]]グワジャルとの連携なくして運用出来ない兵器となっていた。 | この規模の艦体に戦艦級の兵装を詰め込んだ結果、稼働時間・航続距離は短いものとなっており、母艦である[[グワダン級]]グワジャルとの連携なくして運用出来ない兵器となっていた。 |