「ヨハン・トリニティ」の版間の差分
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:指令を出していたと思い込んでいたが、実際はアレハンドロの命令をリボンズが[[ハロ|HARO]]を介して実行させていた。 | :指令を出していたと思い込んでいたが、実際はアレハンドロの命令をリボンズが[[ハロ|HARO]]を介して実行させていた。 |
2015年5月7日 (木) 08:37時点における最新版
ヨハン・トリニティ(Johan Trinity)[編集 | ソースを編集]
- 登場作品:機動戦士ガンダム00
- 声優:小西克幸
- 種族・性別:人間・男
- 年齢:26歳
- 身長:188cm
- 体重:75kg
- 髪色:黒
- 所属:チームトリニティ
- 役職・称号など:ガンダムマイスター
- 主な搭乗機:ガンダムスローネアイン
- キャラクターデザイン:高河ゆん
ガンダムスローネアインのガンダムマイスターで、トリニティ兄妹の長兄。温和な印象を与え、暴走しがちな弟妹らを纏めるチームトリニティの中核。自らの愉しみを優先しがちな弟妹と異なり、ガンダムマイスターとして生み出された者としての誇りを持っている。自分達が過度な武力介入を行っていることを承知の上で、あえて刹那たちのやり方を生ぬるいと批判。あくまでも世界の変革による戦争根絶のため任務を遂行していた。また、ヴェーダを解してプトレマイオスのガンダムマイスターらクルーの情報を掴み、揺さぶりを仕掛けたりと頭脳派な一面もある。
任務では命令内容の完遂のみを最優先とし人的被害や世論、心情といった一切を考慮せず実行していた。故に作戦に支障が無い限り弟妹の行き過ぎた行動を制止することもしない。ネーナのルイス一家虐殺の際も、行為自体に興味は示さず作戦中の勝手な行動に対して諌めるにとどまっている。自分の意思が無いという点で見れば、自らの意思で戦うプトレマイオスのマイスター達の最も対極に位置するキャラクターと言えるかもしれない。言い換えればソレスタルビーイングの理念である戦争根絶に忠実とも言える。実際には、計画の真の目的であるイノベイターの出現を促すために生み出されたイノベイドと同等の位置づけでしかないが。
チームトリニティの正体はソレスタルビーイングの協力者から提供された遺伝子レベルで生み出されたデザインベビーであり(リボンズの身体を解析して作られたとも言われている)、アレハンドロが自身の計画のために創り出した、本来のプランにはないイレギュラー的存在である。
アレハンドロに用済みと見なされ、その処分のために送り込まれたアリー・アル・サーシェスと彼に奪われたスローネツヴァイを相手に必死に抵抗するも力及ばず、最期は自身は世界を変えるガンダムマイスターではなく、ただの捨石に過ぎなかったことに絶望しながら乗機諸共撃墜されて死亡した。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム00
- タクラマカン砂漠で行われたガンダム鹵獲作戦で、窮地に陥ったガンダムマイスター達を援護するために登場。しかし当初からトレミーとの協調性は皆無であり、過剰な武力介入によって世界を混乱に貶めていく。果てはガンダムマイスター達からも敵と判断され(実はこれもアレハンドロの計画通りだった)、更にはジンクスの配備に伴って、徐々に自分達を取り巻く状況が悪化していく。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- ミハエル・トリニティ
- 実弟。ヨハンはミハエルの抑え役だが、割と言いたい事を言わせてから、させたいことをさせてから止めている。
- ネーナ・トリニティ
- 実妹。彼女が民間人を攻撃した事には気付かなかった(もしくは半ば黙認していたとも捉えられる)。
- ラグナ・ハーヴェイ
- 指令を出していたと思い込んでいたが、実際はアレハンドロの命令をリボンズがHAROを介して実行させていた。
- アレハンドロ・コーナー
- 実は彼の私兵で、過剰な武力介入をさせ、国連軍を組織されたことにより用済みとしてサーシェスに抹殺命令を出した。
- グラハム・エーカー
- 彼と戦闘した際は、それまでのトリニティの所業に激怒していたグラハムにスローネアインのビームサーベルを奪われて腕一本持って行かれてしまった。
- アリー・アル・サーシェス
- 弟ミハエルを射殺され奪われたスローネツヴァイに、スローネアインで対抗。しかし、サーシェスの圧倒的技量により最期は撃墜、死亡する。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「申し訳ない。弟の無礼を謝罪します」
- ミハエルが無闇にアレルヤを挑発した際の謝罪。愚かな弟妹はかわいくもあり、苦労の元でもあるのだろうか…。
- 「もちろん、戦争根絶です」
- スメラギからの「あのガンダムで何をするのか?」という問いへの回答。嘘偽りのない本心であり、彼のガンダムマイスターとしての誇りが伺える。
- 「バカな…私たちは、マイスターとなるために生み出され、そのために…生きて…」
- 自分達が使い捨ての道具であることも知らず、自分の出生の理由を口走り最期を迎えた…。己の生み出された目的に殉じた男の誇りが崩壊した瞬間でもある。