「ガンプラバトル・ネクサスオンライン」の版間の差分
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[[ガンダムビルドダイバーズ]]シリーズに登場するVRオンラインゲーム。通称「GBN」。ゲーム内仮想通貨の単位は「ビルドコイン(BC)」。 | [[ガンダムビルドダイバーズ]]シリーズに登場するVRオンラインゲーム。通称「GBN」。ゲーム内仮想通貨の単位は「ビルドコイン(BC)」。 | ||
− | 「ディメンション」と呼ばれる電脳空間に構築された広大なフィールドを舞台に、スキャンした[[ガンプラ]]でミッションを攻略する[[ガンプラバトル]]の一種。プラネットコーティングで実際のガンプラを動かす[[GPデュエル]]とは異なり、ゲーム中に使用するガンプラはスキャンしたデータを基にディメンション内に再現された物であり、現実のガンプラにダメージが及ぶ事はない<ref>その為、GPデュエルのバトル方式は「実機バトル」とも呼ばれ区別されている。</ref>。操作方法はGPデュエルと同様であり、ガンプラの出来栄えがバトル中の性能に左右される<ref>僅かなパーツの取り付け誤差、パーツ内へのプラ片の混入等によってステータスや操縦感覚に変化が生じる。なお、ガンプラの性能は原作の開発順や性能差は考慮されず、ビルダーによる作り込みによって上下する。</ref> | + | 「ディメンション」と呼ばれる電脳空間に構築された広大なフィールドを舞台に、スキャンした[[ガンプラ]]でミッションを攻略する[[ガンプラバトル]]の一種。プラネットコーティングで実際のガンプラを動かす[[GPデュエル]]とは異なり、ゲーム中に使用するガンプラはスキャンしたデータを基にディメンション内に再現された物であり、現実のガンプラにダメージが及ぶ事はない<ref>その為、GPデュエルのバトル方式は「実機バトル」とも呼ばれ区別されている。</ref>。操作方法はGPデュエルと同様であり、ガンプラの出来栄えがバトル中の性能に左右される<ref>僅かなパーツの取り付け誤差、パーツ内へのプラ片の混入等によってステータスや操縦感覚に変化が生じる。なお、ガンプラの性能は原作の開発順や性能差は考慮されず、ビルダーによる作り込みによって上下する。</ref>点も、既存のガンプラバトルと変わりない。また、特殊能力については[[トランザムシステム]]や[[NT-Dシステム]]など原典に準じた仕様だけでなく、ダイバーの考案したオリジナルギミックも再現される<ref>更に『BDバトローグ』では[[阿頼耶識システム]]や[[S.E.E.D.]]のように搭乗者側に依存した能力や、使用に負担のかかる能力も発動可能な描写がある。</ref>。 |
GBNでは1体のガンプラにつき一律100のエネルギーゲージが設定されており、機動や武器の使用で(各ガンプラの性能に応じて)一定の割合で減り、0になればエネルギー切れとなる。合体機能を持つ機体の場合一対一のシングル戦では100の数値から各ユニットに割り振る事で分離状態の使用が認められている。そのため、集団戦では合体する事で合体した機体ぶんのエネルギーを得られるが、一対一の場合は1機分の100エネルギーを分散させる必要がある<ref>合体機体数に上限はなく、その気になれば15機合体、35身合体も夢ではない。</ref>。 | GBNでは1体のガンプラにつき一律100のエネルギーゲージが設定されており、機動や武器の使用で(各ガンプラの性能に応じて)一定の割合で減り、0になればエネルギー切れとなる。合体機能を持つ機体の場合一対一のシングル戦では100の数値から各ユニットに割り振る事で分離状態の使用が認められている。そのため、集団戦では合体する事で合体した機体ぶんのエネルギーを得られるが、一対一の場合は1機分の100エネルギーを分散させる必要がある<ref>合体機体数に上限はなく、その気になれば15機合体、35身合体も夢ではない。</ref>。 | ||
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ダイバーの外見(ダイバールック)は自分でカスタマイズする事が可能。性別、姿に制限はなく、人間は元より獣人や[[SDガンダム]]風のダイバールックも選択でき、ダイバーの中には既存のガンダム作品のキャラクターを模したダイバールックを選択する者<ref>[[パトリック・コーラサワー]]など。</ref>も存在する。仮登録ダイバーは[[ハロ]]の姿で活動する事になるが、この段階でもアクセサリーによる外見のカスタマイズは可能である。ゲーム中のダイバーは痛覚や触覚はあるものの、肉体的な疲労や負傷は負わない為、自身の精神をコントロールする事で『[[機動武闘伝Gガンダム]]』の[[ガンダムファイター]]を思わせるアクションを行う事も出来る。 | ダイバーの外見(ダイバールック)は自分でカスタマイズする事が可能。性別、姿に制限はなく、人間は元より獣人や[[SDガンダム]]風のダイバールックも選択でき、ダイバーの中には既存のガンダム作品のキャラクターを模したダイバールックを選択する者<ref>[[パトリック・コーラサワー]]など。</ref>も存在する。仮登録ダイバーは[[ハロ]]の姿で活動する事になるが、この段階でもアクセサリーによる外見のカスタマイズは可能である。ゲーム中のダイバーは痛覚や触覚はあるものの、肉体的な疲労や負傷は負わない為、自身の精神をコントロールする事で『[[機動武闘伝Gガンダム]]』の[[ガンダムファイター]]を思わせるアクションを行う事も出来る。 | ||
− | + | ダイバーはミッション達成などで得られるポイントの加算によってランクが上昇する。ランクはF~SSSの9段階。ランクに応じて特殊ミッションへの参加やフォースの加入、必殺技の習得といった要素が解禁されるが、ダイバーやガンプラに対する能力アップの恩恵はない。 | |
NPCは「ノンプレイヤーダイバー(NPD)」と呼称され、一般ダイバーとは区別されている。NPDガンプラはミッションでは敵機の他、僚機としても配置される。 | NPCは「ノンプレイヤーダイバー(NPD)」と呼称され、一般ダイバーとは区別されている。NPDガンプラはミッションでは敵機の他、僚機としても配置される。 | ||
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=== 運営 === | === 運営 === | ||
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=== その他 === | === その他 === | ||
ゲーム中で撮影した動画を編集・投稿するサービスとして「G-TUBE(ジーチューブ)」があり、G-TUBER(Gチューバー)と呼ばれる動画投稿者によって日々様々な動画が配信されている。 | ゲーム中で撮影した動画を編集・投稿するサービスとして「G-TUBE(ジーチューブ)」があり、G-TUBER(Gチューバー)と呼ばれる動画投稿者によって日々様々な動画が配信されている。 | ||
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== 関連用語 == | == 関連用語 == |
2022年2月2日 (水) 22:02時点における最新版
ガンプラバトル・ネクサスオンライン(GUNPLA BATTLE NEXUS ONLINE) [編集 | ソースを編集]
ガンダムビルドダイバーズシリーズに登場するVRオンラインゲーム。通称「GBN」。ゲーム内仮想通貨の単位は「ビルドコイン(BC)」。
「ディメンション」と呼ばれる電脳空間に構築された広大なフィールドを舞台に、スキャンしたガンプラでミッションを攻略するガンプラバトルの一種。プラネットコーティングで実際のガンプラを動かすGPデュエルとは異なり、ゲーム中に使用するガンプラはスキャンしたデータを基にディメンション内に再現された物であり、現実のガンプラにダメージが及ぶ事はない[1]。操作方法はGPデュエルと同様であり、ガンプラの出来栄えがバトル中の性能に左右される[2]点も、既存のガンプラバトルと変わりない。また、特殊能力についてはトランザムシステムやNT-Dシステムなど原典に準じた仕様だけでなく、ダイバーの考案したオリジナルギミックも再現される[3]。
GBNでは1体のガンプラにつき一律100のエネルギーゲージが設定されており、機動や武器の使用で(各ガンプラの性能に応じて)一定の割合で減り、0になればエネルギー切れとなる。合体機能を持つ機体の場合一対一のシングル戦では100の数値から各ユニットに割り振る事で分離状態の使用が認められている。そのため、集団戦では合体する事で合体した機体ぶんのエネルギーを得られるが、一対一の場合は1機分の100エネルギーを分散させる必要がある[4]。
ログインにはダイバーギアと呼ばれる端末が必要であり、GBNに登録されたプレイヤーは「ダイバー」と呼ばれ、ゲーム中ではアバターの姿で活動する。プレイにはガンダムベースのような専門店に設置されている筐体を用いる他、家庭用筐体も存在し、自宅からのログイン及びプレイも可能。
ディメンションは様々なガンダムシリーズを題材としたマップが存在し、そこで展開されるミッションをクリアしていく事がゲームの主目的となる。ガンプラのスキャンをせずにダイバーのみでログインする事もでき、タウンやロビーで情報収集やショッピングを行う事も可能。
ゲームシステム [編集 | ソースを編集]
ダイバー [編集 | ソースを編集]
ダイバーの外見(ダイバールック)は自分でカスタマイズする事が可能。性別、姿に制限はなく、人間は元より獣人やSDガンダム風のダイバールックも選択でき、ダイバーの中には既存のガンダム作品のキャラクターを模したダイバールックを選択する者[5]も存在する。仮登録ダイバーはハロの姿で活動する事になるが、この段階でもアクセサリーによる外見のカスタマイズは可能である。ゲーム中のダイバーは痛覚や触覚はあるものの、肉体的な疲労や負傷は負わない為、自身の精神をコントロールする事で『機動武闘伝Gガンダム』のガンダムファイターを思わせるアクションを行う事も出来る。
ダイバーはミッション達成などで得られるポイントの加算によってランクが上昇する。ランクはF~SSSの9段階。ランクに応じて特殊ミッションへの参加やフォースの加入、必殺技の習得といった要素が解禁されるが、ダイバーやガンプラに対する能力アップの恩恵はない。
NPCは「ノンプレイヤーダイバー(NPD)」と呼称され、一般ダイバーとは区別されている。NPDガンプラはミッションでは敵機の他、僚機としても配置される。
フォース[編集 | ソースを編集]
個人ランクD以上のダイバーらは「フォース」と呼ばれる部隊[6]を結成する事ができ、フォースを結成する事でフォース専用ミッションに参加したり、それに応じたフォースポイントが入手出来るようになる。フォースの活躍の度合いはランキングによって参照可能であり、有力フォースのリーダーなどはそれだけ注目を集めやすい。
フォースにはフォースネストと呼ばれる専用の部屋が与えられ、こちらも家具などを使いカスタマイズする事が出来る。大規模なフォースであれば宮殿や要塞のようなフォースネストを保有する事も可能。
フォース同士は「アライアンス」と呼ばれる同盟関係を結ぶ事もでき、イベントの有無に関係なくフレンドリーマッチを行える他、レイドバトル等での共闘も可能になる。
ミッション [編集 | ソースを編集]
GBN内では多種多様なミッションが存在し、ガンダムシリーズの各エピソードを題材にしたミッションの他、フォースフェスやバトランダムミッションといったフォース限定イベントが開催されている。
ミッションの中には勝利条件や敵の配置等をダイバーやフォースが設定する「クリエイトミッション」も存在し、大規模イベント前のリハーサル等に用いられる他、他のダイバーに向けたミッションも配信されている[7]。
ミッションで獲得した報酬はダイバー用アクセサリーやフォースネストのカスタマイズパーツの他、ガンダムベースのファクトリーゾーンで実際に入手出来るガンプラ用カスタマイズパーツのパーツデータがある。
ダイバー同士によるバトルはミッション中に行われるが、ミッションの受注に関係なくお互いのダイバーの同意によって自由にバトルを行うフリーバトルモードも用意されている。
必殺技 [編集 | ソースを編集]
ダイバーランクCになったダイバーは、オリジナルの必殺技を習得する事が出来る。どのような必殺技が追加されるかはダイバーのそれまでのバトルスタイルの累積によって決定され、名称も自由に決定可能。
運営 [編集 | ソースを編集]
GBNのシステムに不具合が発生するなど、継続的なプレイの障害となる事案が発生した場合、ゲームマスターの統括する運営によって徹底的に対策が行われる。ただし、運営はあくまで安定した世界を提供する管理者であり、GBNの未来をビルドするのは全てのダイバー達の役目であるというスタンスから、ダイバー間で発生した問題や争いについては基本的に関知しない。
その他 [編集 | ソースを編集]
ゲーム中で撮影した動画を編集・投稿するサービスとして「G-TUBE(ジーチューブ)」があり、G-TUBER(Gチューバー)と呼ばれる動画投稿者によって日々様々な動画が配信されている。
また、大型アップデート後の「Ver.1.78」では感覚フィードバックに加え、特定のミッションをクリアする事で入手可能な「称号」といった要素が追加されている。
登場作品 [編集 | ソースを編集]
関連用語 [編集 | ソースを編集]
リンク [編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ その為、GPデュエルのバトル方式は「実機バトル」とも呼ばれ区別されている。
- ↑ 僅かなパーツの取り付け誤差、パーツ内へのプラ片の混入等によってステータスや操縦感覚に変化が生じる。なお、ガンプラの性能は原作の開発順や性能差は考慮されず、ビルダーによる作り込みによって上下する。
- ↑ 更に『BDバトローグ』では阿頼耶識システムやS.E.E.D.のように搭乗者側に依存した能力や、使用に負担のかかる能力も発動可能な描写がある。
- ↑ 合体機体数に上限はなく、その気になれば15機合体、35身合体も夢ではない。
- ↑ パトリック・コーラサワーなど。
- ↑ 他のオンラインゲームにおけるギルドやクランのようなもの。フォース結成時の人数制限はなく、一人でもフォースを結成可能。
- ↑ ロータスミッションやグランダイブチャレンジ等が該当。いずれもフォースのメンバーが挑戦者の前に立ちはだかり、指定された勝利条件を達成するタイプのミッションとなる。