「グエル・ジェターク」の版間の差分
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| − | :初登場作品。当初は学園のホルダーとして、周囲に自信家かつ尊大な振る舞いが目立っていたが、[[スレッタ・マーキュリー|スレッタ]]と揉めて決闘を行う運びとなり、彼女と[[ガンダム・エアリアル|エアリアル]]に惨敗。ホルダーの資格を奪われてしまう。この事を知った父からは叱責され、また以降は二度にわたり決闘に敗北（スレッタとの再戦及び[[エラン・ケレス|エラン]]との決闘）。遂に父から退学を勧告されてしまう(厳密には、ジェターク社傘下の子会社に入って経営手腕を身につける様にとの主旨であったが)。<br/>それから間もなくして密かに学園から姿を消し、以降は「ボブ」という偽名でベネリットグループとは関係ない輸送会社に落ち着く。しかし、仕事で[[プラント・クエタ]]へ向かう道中、[[フォルドの夜明け]]に襲撃され、宇宙船ごとハイジャックされる憂き目に遭った。プラント・クエタ襲撃の混乱の中で、スレッタ達が巻き込まれていると知り、単身[[デスルター]]を奪って出撃するものの、直後にプラントから出撃した[[ディランザ・ソル]]と会敵。無我夢中になりながらも撃破したが、皮肉にもディランザに乗っていたのは彼の父、[[ヴィム・ジェターク]]であった。<br/>自分が父を殺めたという十字架を背負わされた彼は、虚脱したまま[[フォルドの夜明け]]に再び囚われの身となるが、グループのプライベート・フォースがフォルドの夜明けの拠点を襲撃した混乱に乗じて脱走。その際に重傷を負ったアーシアンの少女[[シーシア]]を助けるために奔走した。<br/> | + | :初登場作品。当初は学園のホルダーとして、周囲に自信家かつ尊大な振る舞いが目立っていたが、[[スレッタ・マーキュリー|スレッタ]]と揉めて決闘を行う運びとなり、彼女と[[ガンダム・エアリアル|エアリアル]]に惨敗。ホルダーの資格を奪われてしまう。この事を知った父からは叱責され、また以降は二度にわたり決闘に敗北（スレッタとの再戦及び[[エラン・ケレス|エラン]]との決闘）。遂に父から退学を勧告されてしまう(厳密には、ジェターク社傘下の子会社に入って経営手腕を身につける様にとの主旨であったが)。<br/>それから間もなくして密かに学園から姿を消し、以降は「ボブ」という偽名でベネリットグループとは関係ない輸送会社に落ち着く。しかし、仕事で[[プラント・クエタ]]へ向かう道中、[[フォルドの夜明け]]に襲撃され、宇宙船ごとハイジャックされる憂き目に遭った。プラント・クエタ襲撃の混乱の中で、スレッタ達が巻き込まれていると知り、単身[[デスルター]]を奪って出撃するものの、直後にプラントから出撃した[[ディランザ・ソル]]と会敵。無我夢中になりながらも撃破したが、皮肉にもディランザに乗っていたのは彼の父、[[ヴィム・ジェターク]]であった。<br/>自分が父を殺めたという十字架を背負わされた彼は、虚脱したまま[[フォルドの夜明け]]に再び囚われの身となるが、グループのプライベート・フォースがフォルドの夜明けの拠点を襲撃した混乱に乗じて脱走。その際に重傷を負ったアーシアンの少女[[シーシア]]を助けるために奔走した。<br/>シーシアの命を助けることができなかったが、その後自分が何をすべきかを考え、ジェダーク社へ帰還。ラウダからCEOの業務を引き継ぎ、グループ総裁選に出馬する覚悟を決めたミオリネと協力関係を築くと、スレッタからホルダーの座を取り戻し、ミオリネのイメージ戦略の一環として講和のために彼女と地球へ向かったが、そこでクエタ襲撃事件の黒幕が[[シャディク・ゼネリ]]であると知り、急ぎ学園へ向かい、シャディクと交戦。ダリルバルデを失いながらも彼を拘束した。<br/>その後、地球で[[プロスペラ・マーキュリー|プロスペラ]]に利用され、失意の底に沈んだミオリネを立ち直らせる事が出来ないと悟ったグエルは、スレッタに生身での決闘を持ちかけ、彼女に再びホルダーの座を渡した上でミオリネと対面させた。<br/>以降はスレッタたちに協力し、[[クワイエット・ゼロ]]に向かう学園艦の直掩を努めたが、そこで錯乱したラウダの[[ガンダム・シュバルゼッテ]]と交戦。機体に致命傷を負いながらも弟との和解。<br/>一連の事件の後は、ジェターク社CEOとして会社とアスティカシア専門学園の立て直しを図るべく奔走する。 |
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:異母弟。腹違いではあるが、初顔合わせの際に弟が居た事に対して素直に喜びを見せ、何の屈託もなくラウダを受け入れた。以来、ラウダは兄としてグエルを慕っており、一時期消息不明だった彼がジェターク社に帰還した際には嬉しさのあまり卒倒した程。しかし、尊敬の念が強過ぎるため、その愛情が暴走する一面も見られた。 | :異母弟。腹違いではあるが、初顔合わせの際に弟が居た事に対して素直に喜びを見せ、何の屈託もなくラウダを受け入れた。以来、ラウダは兄としてグエルを慕っており、一時期消息不明だった彼がジェターク社に帰還した際には嬉しさのあまり卒倒した程。しかし、尊敬の念が強過ぎるため、その愛情が暴走する一面も見られた。 | ||
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=== アスティカシア高等専門学校 === | === アスティカシア高等専門学校 === | ||
2024年8月12日 (月) 23:30時点における最新版
| グエル・ジェターク | |
|---|---|
| 外国語表記 | Guel Jeturk |
| 登場作品 | 機動戦士ガンダム 水星の魔女 |
| 声優 | 阿座上洋平 |
| プロフィール | |
|---|---|
| 偽名 | ボブ |
| 種族 | 人間 (スペーシアン) |
| 性別 | 男 |
| 年齢 | 18歳 |
| 職業 | 学生 (パイロット科3年) |
| 所属 |
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| 主な搭乗機 |
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概要[編集 | ソースを編集]
ベネリットグループ御三家の一つ、ジェターク社の御曹司。アスティカシア高等専門学園では決闘委員会の筆頭を務め、スレッタ・マーキュリー編入までは学園最強パイロットであるホルダーの座に就いていた。ジェターク寮の筆頭パイロットとしてその腕に絶対の自信を持っていたが、彼女との決闘に敗北して以降、流転する運命に翻弄されていく。
荒々しい気性で熱くなりやすいが根は生真面目な性格。異母弟のラウダ・ニールを筆頭に、彼を慕う生徒も多い。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム 水星の魔女
- 初登場作品。当初は学園のホルダーとして、周囲に自信家かつ尊大な振る舞いが目立っていたが、スレッタと揉めて決闘を行う運びとなり、彼女とエアリアルに惨敗。ホルダーの資格を奪われてしまう。この事を知った父からは叱責され、また以降は二度にわたり決闘に敗北（スレッタとの再戦及びエランとの決闘）。遂に父から退学を勧告されてしまう(厳密には、ジェターク社傘下の子会社に入って経営手腕を身につける様にとの主旨であったが)。
それから間もなくして密かに学園から姿を消し、以降は「ボブ」という偽名でベネリットグループとは関係ない輸送会社に落ち着く。しかし、仕事でプラント・クエタへ向かう道中、フォルドの夜明けに襲撃され、宇宙船ごとハイジャックされる憂き目に遭った。プラント・クエタ襲撃の混乱の中で、スレッタ達が巻き込まれていると知り、単身デスルターを奪って出撃するものの、直後にプラントから出撃したディランザ・ソルと会敵。無我夢中になりながらも撃破したが、皮肉にもディランザに乗っていたのは彼の父、ヴィム・ジェタークであった。
自分が父を殺めたという十字架を背負わされた彼は、虚脱したままフォルドの夜明けに再び囚われの身となるが、グループのプライベート・フォースがフォルドの夜明けの拠点を襲撃した混乱に乗じて脱走。その際に重傷を負ったアーシアンの少女シーシアを助けるために奔走した。
シーシアの命を助けることができなかったが、その後自分が何をすべきかを考え、ジェダーク社へ帰還。ラウダからCEOの業務を引き継ぎ、グループ総裁選に出馬する覚悟を決めたミオリネと協力関係を築くと、スレッタからホルダーの座を取り戻し、ミオリネのイメージ戦略の一環として講和のために彼女と地球へ向かったが、そこでクエタ襲撃事件の黒幕がシャディク・ゼネリであると知り、急ぎ学園へ向かい、シャディクと交戦。ダリルバルデを失いながらも彼を拘束した。
その後、地球でプロスペラに利用され、失意の底に沈んだミオリネを立ち直らせる事が出来ないと悟ったグエルは、スレッタに生身での決闘を持ちかけ、彼女に再びホルダーの座を渡した上でミオリネと対面させた。
以降はスレッタたちに協力し、クワイエット・ゼロに向かう学園艦の直掩を努めたが、そこで錯乱したラウダのガンダム・シュバルゼッテと交戦。機体に致命傷を負いながらも弟との和解。
一連の事件の後は、ジェターク社CEOとして会社とアスティカシア専門学園の立て直しを図るべく奔走する。
人間関係[編集 | ソースを編集]
家族[編集 | ソースを編集]
- ラウダ・ニール
- 異母弟。腹違いではあるが、初顔合わせの際に弟が居た事に対して素直に喜びを見せ、何の屈託もなくラウダを受け入れた。以来、ラウダは兄としてグエルを慕っており、一時期消息不明だった彼がジェターク社に帰還した際には嬉しさのあまり卒倒した程。しかし、尊敬の念が強過ぎるため、その愛情が暴走する一面も見られた。
- ヴィム・ジェターク
- 父。グエルを後継者として厳しく養育した。グエルはその期待に応えて「ホルダー」にまで上り詰めたが、スレッタとの決闘の敗北を受けて成長を促す目的で学園追放という冷徹な決断を下す。しかし親としてグエルに期待していた事は事実であり、いずれ自分の後を継がせようと手を回していた。
表面は厳しいがしっかりと愛情を注いで育てられたためか、グエルは「絶対的な存在」としてヴィムを尊敬しており、彼が上着の袖を通さず羽織るのは父の真似をしているため[1]。
アスティカシア高等専門学校[編集 | ソースを編集]
ジェターク寮[編集 | ソースを編集]
- フェルシー・ロロ
- 後輩。パイロットとしてグエルを尊敬しており、ペトラと共に彼の取り巻きとして行動を共にしていた。
- ペトラ・イッタ
- 後輩。フェルシーと共に彼の取り巻きとして行動を共にしていたが、その後ラウダの補佐に回る。
決闘委員会[編集 | ソースを編集]
- シャディク・ゼネリ
- 御三家の一つであるグラスレー寮の筆頭。シャディクはグエルの腕を認めており、彼にならミオリネを預けられると考えていた。後にテロに加担してヴィムの死の原因を作ったことが判明すると敵対し、MSを用いた戦闘に発展した。
- エラン・ケレス（強化人士4号）
- ペイル寮筆頭。偶然彼がスレッタを泣かせた場面に居合わせ、そのまま決闘を行う流れになるが、彼の乗るガンダム・ファラクトに敗北した。
- セセリア・ドート
- 決闘委員会の一人。スレッタに敗北したグエルを罵倒する。本人を前にした陰口に怒りを露わにする事もあったが、成長したグエルは逆に落ち着いてこれをいなして見せた。
その他関係者[編集 | ソースを編集]
- スレッタ・マーキュリー
- ガンダム・エアリアルのパイロット。彼女に二度敗北し、プライドを傷付けられるが、二度目の敗北の際にその実力を認められ、無意識の内に求婚。それ以降も彼女を何かと意識するようになり、地球から学園に戻った際に再び告白するも、やはり断られた。その後、彼女からミオリネとエアリアルを奪うという汚れ役を演じるものの、ミオリネとの対面を賭けた四度目の決闘で彼女にホルダーの座を返上した。
- ミオリネ・レンブラン
- ホルダーとして彼女の婚約者候補であったが、スレッタに敗北したことでその権利を失う。また、父親の言いなりであることを指摘され、彼女の温室で暴れまわったが、スレッタとの決闘に負けた事で取り巻き達にその修理を手伝わせ、二度目の敗北を喫した際には後日改めて謝罪した。後にスレッタからホルダーの座を奪還した事で婚約者としての関係が復活したが、最終的に身を引いた。
ベネリットグループ関係者[編集 | ソースを編集]
- ケナンジ・アベリー
- ドミニコス隊司令。グエルが憧れる元エースパイロット。
フォルドの夜明け[編集 | ソースを編集]
- オルコット
- プラント・クエタで彼に拾われ、ベネリットグループへの交渉材料として拘束された。その後、グループの差し向けた部隊との交戦中の彼を偶然助けた事で、軌道エレベーターまで行動を共にする事になった。
- シーシア
- アーシアンの孤児。プラント・クエタでの戦闘で父親を失い、その代わりに人質としてやってきたグエルに辛く当たった。その後、戦闘に巻き込まれて重傷を負った彼女を救うべく奔走したが、命を助けることは出来なかった。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「俺はな！ベネリットグループ御三家の御曹司で!決闘委員会の筆頭で!現在のホルダーだッ！」
- 第1話より。スレッタと初邂逅し、尻を叩かれたことに激昂して威丈高に自らをアピールする。が、当のスレッタからはミオリネに対する仕打ちを『横恋慕』呼ばわりされてしまい、この諍いが原因で決闘へと縺れこんでしまう。
搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]
- ディランザ グエル専用機
- ホルダー時代の乗機。マゼンタ色の派手なカラーリングが特徴。クワイエット・ゼロ宙域でも同型機を使用しており、ラウダの駆るシュバルゼッテと激戦を繰り広げた。
- ダリルバルデ
- スレッタとの再戦時にヴィムから与えられる形で搭乗。
- ディランザ ラウダ専用機
- エランとの決闘時に搭乗。この時はヴィムから決闘を禁止されたため、本来のパイロットであるラウダに無断で使用した。
- デスルター / プロドロス
- フォルドの夜明けが運用した機体。両機共に半ば行きがかり的に搭乗した。
リンク[編集 | ソースを編集]
- ↑ 公式Xではコンセプトアートとして少年時代のグエルのイラストが公開されているが、その頃から上着を羽織る着かたをしている姿が見られる。