「ガンダムバトルタクティクス」の版間の差分
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+ | アクションゲームとしては「ふつう」という印象だが、機体の向きによって射撃の角度が制限され、命中率が落ちる(または当てられなくなる)などの戦術面での要素を取り入れていたり、射撃武器と格闘武器を切り替える際には必ず武器を持ち替える手順を踏まなければならないなどリアルな部分がある。また、極力ゲームプレイが滞らないように配慮されており、具体的にはSP攻撃(必殺技)や強敵・ボス登場時にゲームが止まらないようになっていたり(これは最新作ガンダムSEEDバトルデスティニーでは取り入れられず、頻繁にゲームプレイが止まっている)、戦闘の臨場感を出すために優勢・劣性時のカットインや通信はすべてフルボイスになっているなど、とにかくゲーム部分に注力して作られている。 | ||
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== 登場人物 == | == 登場人物 == |
2015年7月21日 (火) 07:49時点における最新版
ガンダムバトルタクティクス(GUNDAM BATTLE TACTICS)[編集 | ソースを編集]
機動戦士ガンダムを題材とした3Dアクションゲーム。対応機種はプレイステーションポータブル。2005年9月22日にバンダイ(現バンダイナムコエンターテインメント)から発売。開発はアートディンク
- デベロッパー業務を本格化させたアートディンクが開発した「ガンダムバトルシリーズ」の第一弾。PSPでは初の完全新作のガンダムゲームとしてリリースされ、注目を浴びた。
ゲームの基本的なシステムはほぼこの頃に確立され、以後のシリーズは様々なアプローチが行われているが、3Dアクション・シューティングという点に関しては最新作「ガンダムSEEDバトルデスティニー」まで大きな変更はなされていない。
- ゲームのプレイ感としては「アーマードコア」シリーズによく似ており、いわゆるロボットゲームとしては一般的なものであった。しかし、カスタマイズ機能も機体の成長要素もなく、やりこみ要素としてはあまり深いものは取り入れられず、一方で「とっつきやすい」という点ではファンアイテムとして手ごろなものであった。
基本的には宇宙世紀を扱ったものが中心となっており、登場する人物やモビルスーツ、設定された作戦などのチョイスにはきわめてマニアックなものが多く、ファンをうならせた。
概要[編集 | ソースを編集]
プレイヤーは一人の兵士としての視点で一年戦争を体験する。ストーリーモードではジオン軍・連邦軍に所属し、一年戦争時に起きた様々な場面を再現しながら進行していく。
ありきたりな戦闘一辺倒ではなく、物資の輸送などもあり、ロボットアクションゲームとしては異色であり、モビルスーツの兵器として以外の側面も取り入れている。
- 地球での作戦に特化して作られていたため、一年戦争の最終決戦であるア・バオア・クー戦が描かれていない。そのため尻切れトンボで終わってしまうという感想もあるが、一方では「一兵卒では世界の大きなうねりに干渉することはできない」という意見もあり、ガンダムらしいといえばらしい。
アクションゲームとしては「ふつう」という印象だが、機体の向きによって射撃の角度が制限され、命中率が落ちる(または当てられなくなる)などの戦術面での要素を取り入れていたり、射撃武器と格闘武器を切り替える際には必ず武器を持ち替える手順を踏まなければならないなどリアルな部分がある。また、極力ゲームプレイが滞らないように配慮されており、具体的にはSP攻撃(必殺技)や強敵・ボス登場時にゲームが止まらないようになっていたり(これは最新作ガンダムSEEDバトルデスティニーでは取り入れられず、頻繁にゲームプレイが止まっている)、戦闘の臨場感を出すために優勢・劣性時のカットインや通信はすべてフルボイスになっているなど、とにかくゲーム部分に注力して作られている。
一方、それ以外の部分に関しては極力演出を行わないようになっており、オープニングもゲーム画面のつなぎ合わせとなっていたり、作戦前後の状況説明も最低限の文章のみ。そのためまったくガンダムの知識がないプレイヤーはあまり世界ののめりこめない作りになっている。
といっても、ガンダムゲームの大半は幕間の会話イベントや紙芝居が過剰で冗長になっているものが多く占めているため、それらと比べると簡素に映ることもまた事実である。
登場人物[編集 | ソースを編集]
用語[編集 | ソースを編集]
メモ[編集 | ソースを編集]
- 2006年10月5日に続編ガンダムバトルロワイヤルがリリースされている。