メメントモリ
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メメントモリ(memento mori)
機動戦士ガンダム00に登場する自由電子レーザー砲。「メメントモリ」とは、ラテン語で「死を想え」「死を忘れるな」といった意味を持つ。
アロウズが軌道エレベーターの低軌道リングに接地した衛星兵器であり、リボンズ・アルマークの意向を受けたアレハンドロ・コーナーによって極秘裏に開発が行われていた。
太陽光発電システムによって供給される膨大な電力を用いた砲撃によって、大都市を一撃で消滅させる程の威力を発揮する。砲撃はオービタルリングに沿って行われるが、地上攻撃用の下部砲塔とは別に上部にも砲塔を備えている為、リング上方へ向けての発射も可能。堅牢な装甲と多数の防衛部隊によって守られ、国際条約によって攻撃や破壊を許されないオービタルリング上に存在している事もあり、通常の手段で攻略する事は極めて難しい。
全2基が建造され、連邦非加盟国への恫喝に用いられるが、レーザー砲の構造データを得たソレスタルビーイングの攻撃によって2基とも破壊された。
登場作品
- 機動戦士ガンダム00
- 初登場作品。1号基はスイール王国の首都とリチエラ王国の軍事基地を消滅させ、更にこの攻略に乗り出したカタロン艦隊を上部からの攻撃によって壊滅させた。その後、ソレスタルビーイングのトランザムを駆使した戦略によって砲撃を躱された後、外装を破壊され、ケルディムガンダムの精密射撃によって電磁場光共振部を破壊され無力化。
2号基はクーデターによって占拠されたアフリカタワーに向けて発射され、ダブルオーライザーのライザーソードによる攻撃もやむなく機能停止直前に発射され、ブレイク・ピラー事件を引き起こした。この2号基は、4ヶ月の潜伏を経て活動を再開したソレスタルビーイングによって再攻撃を受け、破壊された。