アスティカシア高等専門学園

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アスティカシア高等専門学園 

機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する教育機関。

ベネリットグループにより経営されている高等教育機関。理事長は同グループの総裁デリング・レンブラン。パイロット科、メカニック科、経営戦略科の3つの専科が存在し、入学にはグループ傘下の企業の推薦が必要となる。

在籍する生徒の学籍番号は、入学年、専科、個人番号を元に構成され、3年生は「K」、2年生は「L」、1年生は「M」が割り当てられ、パイロット科は「P」、メカニック科は「M」、経営戦略科は「S」となる。個人番号は推薦企業のヒエラルキーによって決定される[1]

学生間のトラブル解決の手段としてモビルスーツによる決闘制度が採用されており、金銭、栄誉などを賭けて戦闘が行われる。決闘は学生が運営する決闘委員会の立ち会いのもとで執り行われ、相手のブレードアンテナを折った者が勝者となる。決闘の勝者の中でも最も優秀な生徒には「ホルダー」の称号が与えられ、ホルダーとなった生徒はその証として白を基調とした制服とパイロットスーツが与えられる。

登場作品 

機動戦士ガンダム 水星の魔女
初出作品。同作の舞台として学園物としての側面を強調する一方、ホルダーになった生徒はミオリネと婚約が有効になるという取り決めから、学園を運営するベネリットグループの権力闘争の様子も描かれている。

施設 

格納庫
パイロット科の生徒が搭乗するモビルスーツが収容されている格納庫。主にデミトレーナーが収容されているが、ガンダム・エアリアルディランザ グエル専用機などの専用機も持ち込まれている。MSはコンテナに格納した後、専用レールを用いる事で各戦術試験場へ速やかに搬送可能。
戦術試験場
MSの実習や決闘に用いられる試験場。
モノレール
生徒たちの通学に用いられるモノレール。
菜園
ミオリネ・レンブラン専用の菜園。彼女の趣味のガーデニングに使用される。
学生達の生活の場となる寮。ジェターク寮、ペイル寮、グラスレー寮、ブリオン寮、地球寮がある。

関連組織 

ベネリットグループ
学園を運営するMS産業最大手の企業グループ。
決闘委員会
学内での決闘を取り仕切る、学生による組織。すべての決闘は委員会の立ち会いの下で行われるのがルールとなる。

リンク

脚注

  1. 例としてスレッタ・マーキュリーの学籍番号「LP041」はパイロット科2年041番、グエル・ジェタークの「KP001」はパイロット科3年001番を意味する。