ケナンジ・アベリー
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ケナンジ・アベリー | |
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外国語表記 | Kenanji Avery |
登場作品 | |
声優 | 上田燿司 |
プロフィール | |
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種族 | 人間 (スペーシアン) |
性別 | 男 |
職業 | モビルスーツパイロット → 指揮官 |
所属 | モビルスーツ開発評議会 |
所属組織 | カテドラル |
所属部隊 | ドミニコス隊 |
主な搭乗機 |
ベギルベウ ベギルペンデ ユリシーズ |
概要
特殊部隊ドミニコス隊の司令官。ヴァナディース事変でベギルベウのパイロットとして活躍を遂げた。その後、パイロット職を降り、艦隊指揮の責務を担っている。
元は精悍な印象を与えるエースパイロットだったが、現在は中年太りの結果、恰幅が良い見た目となっている。そのため現役時代を知らない部下からその過去を疑問視する声もあるが、彼自身はそれを軽く受け流す大人の対応を見せる。本人曰く「悪い予感はよく当たる」らしい。
なおパイロット職からは降りているが腕はそこまで衰えておらず、状況によってはモビルスーツに搭乗することもある。
登場作品と役柄
- 機動戦士ガンダム 水星の魔女 PROLOGUE
- 初登場作品。MSパイロットとしてベギルベウに搭乗し、ガンダム・ルブリス 量産試作モデル2機を撃破する活躍を見せた。
- 機動戦士ガンダム 水星の魔女
- ドミニコス隊の司令となった彼が登場。本編登場は11話から。プラント・クエタの警備を担当していたジェターク社の艦船が持ち場を離れていたことに不信感を覚え、クエタへと向かい、フォルドの夜明けを撤退させた。
- その後、ミオリネ・レンブランとグエル・ジェタークが地球へ向かう際の護衛として彼らに同行。グエルと再会したセド・ワンチェクの発言からクエタ襲撃事件の黒幕がシャディク・ゼネリであることを突き止めた。証拠となるサリウス・ゼネリの身柄を確保するためアスティカシア高等専門学園へグエルと共に向かうが、シャディク達が迎え撃ったため自身も部隊と共にベギルペンデで出撃し、単身でいち早く学園内に侵入した。そこで暴れ回るガンダム・ルブリス・ソーンと交戦し、応援が到着するまで持ち堪えた。
人間関係
- ラジャン・ザヒ
- ドミニコス隊の上司。MSパイロット時代からの付き合い。
- オルコット(リドリック・クルーヘル)
- ドミニコス隊の元同僚。
- ウェンディ・オレント / ナディム・サマヤ
- ルブリス量産試作モデルに搭乗した彼らを撃墜する。
- グエル・ジェターク
- MSパイロット時代のケナンジを憧れの人物として見ていた。19話では彼の護衛役も兼ねて行動を共にした。
名台詞
- 「昔はやせてたんだよ」
「我らドミニコスは不正を正すためにある。陰口は取り締まりの対象かな?」 - 11話より。軽口を叩いていたメカニッククルーに対してジョーク交じりに注意する。
- 「やれやれ…悪い予感だけは当たるよなあ…俺」
- 12話。前話でジェターク社の艦船が持ち場を離れていたという報告を受けた後プラント・クエタに到着して。
- ケナンジ「何で俺達ドミニコスじゃなくてグループのセキュリティフォースが動くんです?学園の事件、もう外にバレ始めてますよ」
ラジャン「役員決定だ。カテドラルに借りを作りたくないのだろう」
ケナンジ「企業が独断で動いちゃっていいんですかねぇ?嫌な予感がするな」 - 15話。フォルドの夜明けに対する作戦行動にドミニコス隊が加わらないことに対する疑問をラジャンと話しながら。ラジャンは「それ(企業が独断で動くこと)自体が狙いか」と言っていた。
- ケナンジ「リドリック・クルーヘル…生きていたのか」
ドミニコス隊「容疑者リストの人物に心当たりが?」
ケナンジ「元ドミニコスだ」
ドミニコス隊「えっ?」
ケナンジ「青臭い奴でな。上にも臆せず自分の正義を貫いてたよ。だが最後は自分がアーシアンに襲われるハメになった。家族も巻き添えで失ったんだったかな」 - 同上。容疑者リストの人物の顔写真を見た後、どのような人物であったかを部下に語る。アーシアンを憎悪していてもおかしくないリドリックが何故名を捨ててまでスペーシアンと敵対する組織に身をやつしたのか、彼はまだ知らない。
- 「私は嫌いなんですよねぇ、地球。この体でしょう?地球の重力は何て言うかこう…苦手でして」
- 19話冒頭より。自分の体を自虐したジョークを交えた発言であるが、後の場面を考えるとどこまでがジョークなのか判断しづらい。
- ケナンジ「お前…その話誰から聞いた」
セド「誰って…大人が…みんな知ってるだろ?」
グエル「ケナンジさん何を…」
ケナンジ「シャディク・ゼネリの呼び名ですよ」
グエル「えっ…」
ケナンジ「イエル・オグル、養子になる前の彼の名前です。傑物でしたからねぇ、その名にちなんでアカデミー時代は『プリンス』と呼ばれてた。さっき言ったな、『みんな知っている』って。そんな報告は一度も出てこなかったよ。『フォルドの夜明け』と一緒にいたお前以外のアーシアンからは」 - 同上。セドが「アカデミー」とその出身者である「プリンス」について口にした後、セドの胸元をつかんで壁に押さえつけながら。この情報からシャディクとフォルドの夜明けの繋がりが露呈する。
- 「ガンダムは…もう勘弁なんだけどなぁ!」
- 20話。ガンダム・ルブリス・ソーンと交戦しながら。この時、ケナンジは右腕を押さえていた。かつてのフォルクヴァング襲撃におけるナディムの最期の言葉が引っかかるものがあったのだろうか。
- 「いいですか、無理だと判断したら即座にユニットを引き渡しますからね。あなた方は学生なんです。責任は大人に取らせなさい」
- 22話。クワイエット・ゼロ対策の会議の締めとして発言。
- ケナンジ「これを」
ベルメリア「え?」
ケナンジ「訓練は受けたことあるんでしょう?」
ベルメリア「無理です、私には…」
ケナンジ「学生に渡す訳にもいきませんから」 - 23話。クワイエット・ゼロ内突入時に。確かにアスカティシアはパイロット科やMSの操縦訓練もあったりするが士官学校ではない。