コウモリ退治戦役
コウモリ退治戦役(Extermination The Bat Conflict)[編集 | ソースを編集]
「機動戦士ガンダムAGE」に登場する歴史上の戦役。
A.G.115年時における対ヴェイガン戦役の呼称で、第一部の戦いがそれに該当する。宇宙要塞アンバット攻防戦においてこの戦役が終結した事から、後になって命名される。
アンバット陥落は連邦軍を離反したディーヴァとザラム、エウバ連合軍、またマッドーナ工房の私設部隊といった少数部隊の独自に行った作戦(小説版では連邦軍も、ストラー・グアバラン指揮下の艦隊が支援している)であったが、指揮官であるグルーデック・エイノアが拘束された事によりその事実は隠蔽され、最終的には連邦軍の大々的に行った作戦と世間に発表されている。それと同時にプロパガンダとして「ガンダム」の名が喧伝され、開発者兼パイロットのフリット・アスノが後に異例の昇進をするきっかけともなったという。
小説版ではアンバット攻防戦の時にコロニーデストロイヤーによる無差別攻撃の準備が進められており、アンバットが陥落していなければ、月面や約6基のコロニーが攻撃を受ける危険性があったとされている。
この戦役ではザラム陣営のドン・ボヤージやアンバット司令官ギーラ・ゾイを始め、地球、ヴェイガンを問わず多くの犠牲を払う(とはいえヴェイガン側は天使の落日から14年間はMSの性能差が大きかった為、一度も敗北していなかったので被害は皆無であったが、連邦軍のガンダムAGE-1が投入されて以降は地球側もヴェイガンのMSに対抗出来る武器を投入した為、被害が出ている。その半面、地球側はヴェイガンの攻撃で軍人以外でも多くの民間人の命が失われている)。またヴェイガンとデシル・ガレットにより強引に参戦させられた民間人ユリン・ルシェルも命を落とすなど、当時従軍したフリットに強い反ヴェイガン思想を植え付ける結果となった。
この戦いでUEと呼ばれていた敵の正体が、火星移住計画の失敗によって取り残された移民者達が作り上げた『独立国家ヴェイガン』であると判明し、以降は連邦軍をはじめとした地球側にもこの呼び方が定着していく。
登場作品[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムAGE(第一部)