「ザンスカール帝国」を編集中

その源流は[[マリア・ピァ・アーモニア]]と結託した[[フォンセ・カガチ]]が立ち上げた政治政党「ガチ党」であり、アメリア政庁の第三勢力として躍進し、アメリア自由党を蹴落とし与党<ref>この際、贈収賄で起訴された首班グループを糾弾し、彼らをギロチンで粛清した事がガチ党の影響力を強める要因となった。また、処刑された与党政治家らは「[[ザビ家]]シンパの売国奴」と喧伝されている。</ref>となった後にマリアを女王とするザンスカール帝国の建国が成された。また、その際にアメリアに駐留していた[[地球連邦軍_(UC)|連邦軍]]部隊と[[サナリィ]]サイド2支社を接収・再編し軍事部門である「[[ベスパ]]」を編成している。

ベスパの強大な軍事力を背景に周辺コロニーを併合していき、地球進行を開始。リガ・ミリティアによる抵抗を受けて本国への空襲を許すものの[[地球クリーン作戦]]を発動し、その裏で連邦軍との休戦協定を締結させた。だが、それは巨大サイコミュ要塞[[エンジェル・ハイロゥ]]起動までの時間稼ぎに過ぎず、カガチの最終目的はこれを地球に降下させて地球に住む人類すべてを幼児退行させる事にあった。しかし、エンジェル・ハイロゥを巡る攻防戦の最中に現体制に疑問を抱いた[[タシロ・ヴァゴ]]が反旗を翻し、女王マリアを拉致。クーデターそのものは失敗に終わるが、その最中にマリアも死亡。更に帝国の中心人物であるカガチに加え、軍の実質的なトップである[[ムッターマ・ズガン]]、女王の弟[[クロノクル・アシャー]]も戦死。エンジェル・ハイロゥも崩壊し、中枢部はザンスカール、連邦両方の艦隊を巻き込みながら銀河の彼方へ飛翔。ザンスカールの戦力はほぼ壊滅かMIAとなり、膨大なリソースを割いた作戦の失敗や指導者達の全滅によって、ザンスカール帝国は事実上崩壊した。

== 登場作品 ==

:初出作品。主人公陣営の敵対勢力として登場し、マリア主義のカルト具合や恐怖政治、ベスパが度々実行する非人道的・狂気的な作戦行動は視聴者に強烈な印象を残した。

:特務部隊[[ゴールデン・エッグス]]が初登場。心で嘘をつけるニュータイプ兵士[[スケイル・サープリス]]が、[[ウッソ・エヴィン]]らと激闘を繰り広げた。

:『V』の物語の裏側で起こっていた[[蛇の足]]（セルピエンテ・タコーン）と[[サーカス]]、帝国の特殊部隊「[[ゴールデン・エッグス]]」の三つ巴の戦いが描かれており、ベスパも度々これらと交戦。彼らが狙う宇宙細菌エンジェル・コールに対しても核ミサイルを用いた拡散阻止を行うなどの強攻策を実行している。物語終盤では帝国から離反したゴールデンエッグスに対してMS部隊や艦隊が攻撃を仕掛けようとしたものの、[[ミダス]]と[[カオスレル]]の連携行動の前に悉くエンジェル・コールの感染媒体にされ、甚大な損害を受けている。<br/>また、帝国が強大になっていった背景として、マリア主義により女性が戦争に反対しなくなった事が[[ローズマリー・ラズベリー|ローズマリー]]の口から語られている。

 

:アドラステア・リシテアの両艦船で構成された地球侵攻艦隊。「[[地球クリーン作戦]]」における中核を担い、エンジェル・ハイロゥにおける最終決戦にも投入された。

;[[ゴールデン・エッグス]]

:[[キゾ]]中将率いるNT育成や戦術研究を目的とした特務部隊。ザンスカール戦争終盤で本国から離反し、[[エル・ザンスカール帝国]]を建国する。