「ジェリド・メサ」を編集中

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{{登場人物概要
+
== ジェリド・メサ(Jerid Messa) ==
| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
 
| 外国語表記 = Jerid Messa
 
| 登場作品 =  
 
*[[機動戦士Ζガンダム]]
 
*[[機動戦士Ζガンダム A New Translation]]
 
*[[機動戦士Ζガンダム Define]]
 
<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
 
| 声優 = 井上和彦
 
| デザイナー = 安彦良和
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
 
  
{{登場人物概要
+
*登場作品:[[機動戦士Ζガンダム]][[機動戦士Ζガンダム A New Translation]]、機動戦士Ζガンダム Define
| タイトル  = プロフィール
+
<!-- **続編、或いは個別作品に出演した作品のみ。 -->
| 種族 = 人間([[アースノイド]]
+
<!-- ** -->
| 性別 = 男性
+
*声優:井上和彦
| 生年月日 = [[宇宙世紀]]0063年
+
*種族・性別:[[アースノイド]]・男
| 年齢 = 24歳
+
*生年月日:宇宙世紀0063年
| 没年月日 = [[宇宙世紀]]0088年2月22日
+
*没年月日:宇宙世紀0088年2月22日
| 出身 = アメリカ南部<ref>ゲームブック『ジェリド出撃命令』より</ref>
+
*年齢:24歳
| 身長 = 195cm
+
*身長:195cm
| 体重 =
+
*体重:---kg
| 血液型 = O型
+
*血液型:O型
| 職業 = MSパイロット
+
*所属:[[ティターンズ]]
| 所属 = [[ティターンズ]]
+
*階級:中尉
| 所属組織 =
+
*役職・称号など:[[MS]]パイロット
| 所属部隊 =
+
*主な搭乗機:[[ガンダムMk-II]][[ハイザック]][[マラサイ]][[バイアラン]][[バウンド・ドック]]、他
| 称号 =
+
*キャラクターデザイン:安彦良和
| 階級 = 中尉
 
| 主な搭乗機 =
 
*[[ガンダムMk-II]]
 
*[[ハイザック]]
 
*[[ガルバルディβ]](TV版Ζのみ)
 
*[[マラサイ]]
 
*[[ガブスレイ]]
 
*[[バイアラン]]
 
*[[バウンド・ドック]]
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
 
  
== 概要 ==
+
[[地球連邦軍]]の独立部隊「[[ティターンズ]]」に所属する青年将校。エリートであることを鼻にかけている。
[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]の独立部隊「[[ティターンズ]]」に所属する青年将校。エリートであることを鼻にかけている。
 
  
 
何気なくつぶやいた一言が[[カミーユ・ビダン]]の逆鱗に触れて殴られ、ティターンズの将校である自分の面子を衆人の前で傷つけられたのが因縁のはじまり。ここから彼の人生はカミーユと大きく関わり、そしてエリート人生から転落していく。
 
何気なくつぶやいた一言が[[カミーユ・ビダン]]の逆鱗に触れて殴られ、ティターンズの将校である自分の面子を衆人の前で傷つけられたのが因縁のはじまり。ここから彼の人生はカミーユと大きく関わり、そしてエリート人生から転落していく。
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宇宙の戦いに慣れないジェリドに戦い方を教えた連邦軍の[[ライラ・ミラ・ライラ|ライラ]]は友情を交わした直後に戦死し、その後も[[カクリコン・カクーラー|カクリコン]]や[[マウアー・ファラオ|マウアー]]など仲間を失っていくが、皮肉なことに仲間の死と敗北を重ねる度に彼は成長していき最終的には[[エゥーゴ]]有数のパイロットであった[[アポリー・ベイ|アポリー]]を(劇場版ではやや不意打ち気味ながらも)撃墜するまでに至っている。
 
宇宙の戦いに慣れないジェリドに戦い方を教えた連邦軍の[[ライラ・ミラ・ライラ|ライラ]]は友情を交わした直後に戦死し、その後も[[カクリコン・カクーラー|カクリコン]]や[[マウアー・ファラオ|マウアー]]など仲間を失っていくが、皮肉なことに仲間の死と敗北を重ねる度に彼は成長していき最終的には[[エゥーゴ]]有数のパイロットであった[[アポリー・ベイ|アポリー]]を(劇場版ではやや不意打ち気味ながらも)撃墜するまでに至っている。
 
+
カミーユとの因縁は彼の思い人である[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]を殺害したことで一層深まったが、最期は肉薄した[[Zガンダム]]に振り解かれた直後に撃ち抜かれ[[ラーディッシュ]]の撃沈に巻き込まれる形で死亡した。
カミーユとの因縁は彼の思い人である[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]を殺害したことで一層深まったが、最期は肉薄した[[Ζガンダム]]に振り解かれた直後に撃ち抜かれ[[ラーディッシュ]]の撃沈に巻き込まれる形で死亡した。
+
敵役としては第1話から登場した最古参で主人公との因縁もたっぷりだったジェリドたが、その最期は意外にもあっさりとしたものだった。なおカミーユに対しては'''「俺を戦いに駆り立てたのは貴様だ!」'''と豪語するほど最期まで執着していたが、多数の死に直面し既にニュータイプの限界に近かったカミーユにジェリドとの因縁に浸る余裕は無かった模様。
 
 
敵役としては第1話から登場した最古参で主人公との因縁もたっぷりだったジェリドたが、その最期は意外にもあっさりとしたものだった。なおカミーユに対しては'''「俺を戦いに駆り立てたのは貴様だ!」'''と豪語するほど最期まで執着していたが、多数の死に直面し既にニュータイプの限界に近かったカミーユにジェリドとの因縁に浸る余裕は無かった模様。
 
  
 
[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]や[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]にいいところを奪われた印象が強く、ファンの間ではもっぱら「かませ犬」「引き立て役」といったありがたくない呼ばれ方をされることも多い。しかし先述の経緯の通り未熟な腕を辛酸の舐めながらも磨いていった、ニュータイプという天才達が話の中心であるZガンダムにおいて努力と成長を地で行く凡俗という稀有なキャラクターでもある。同時にニュータイプの粛清を目的としたオールドタイプの集団であるティターンズとその思想の限界を象徴しているとも言える。
 
[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]や[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]にいいところを奪われた印象が強く、ファンの間ではもっぱら「かませ犬」「引き立て役」といったありがたくない呼ばれ方をされることも多い。しかし先述の経緯の通り未熟な腕を辛酸の舐めながらも磨いていった、ニュータイプという天才達が話の中心であるZガンダムにおいて努力と成長を地で行く凡俗という稀有なキャラクターでもある。同時にニュータイプの粛清を目的としたオールドタイプの集団であるティターンズとその思想の限界を象徴しているとも言える。
 +
ちなみに最後に登場した[[バウンド・ドック]]はニュータイプ専用機のはずだが、明確なニュータイプ描写の乏しいジェリドが搭乗した理由は不明。凄まじい執念でもってカミーユへ食らいついていく姿は強化人間のそれを感じさせなくもないが、多くの同僚や恩人とも呼べる女性をことごとくカミーユに奪われたジェリドにとっては当然の感情。その恐るべき復讐心が可能にしたのだろうか。
  
ちなみに最後に登場した[[バウンド・ドック]]はニュータイプ専用機のはずだが、明確なニュータイプ描写の乏しいジェリドが搭乗した理由は不明。凄まじい執念でもってカミーユへ食らいついていく姿は強化人間のそれを感じさせなくもないが、多くの同僚や恩人とも呼べる女性をことごとくカミーユに奪われたジェリドにとっては当然の感情。その恐るべき復讐心が可能にしたのだろうか。
+
なお多数の機体を乗り換えたことでも有名。確認できるだけでも7機(劇場版では6機)のMSに搭乗しており、これは[[機動戦士ガンダム00|ガンダム00]]の[[グラハム・エーカー]]と並びガンダムシリーズで最多とされる(グラハムの場合は既存機の改修に伴う名称変更もカウントされており、ジェリドの様に全く別の機体に6度乗換えたわけではない)。損傷・撃墜されては生還するため「出戻りのジェリド」と皮肉られることもあったが、それだけ悪運が強く、新型機のデータ収集には適任だったのかもしれない。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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;[[機動戦士Ζガンダム A New Translation]]
 
;[[機動戦士Ζガンダム A New Translation]]
 
:活躍シーンを含んだ登場シーンが大幅にカットされたため、ほぼ一般兵も同然の扱いになってしまった。
 
:活躍シーンを含んだ登場シーンが大幅にカットされたため、ほぼ一般兵も同然の扱いになってしまった。
;[[機動戦士Ζガンダム Define]]
+
;機動戦士Ζガンダム Define
 
:
 
:
  
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;[[ライラ・ミラ・ライラ]]
 
;[[ライラ・ミラ・ライラ]]
 
:
 
:
;[[シェリー・ペイジ]]
+
;シェリー・ペイジ
 
:
 
:
 
;[[マウアー・ファラオ]]
 
;[[マウアー・ファラオ]]
:
 
;[[シドレ]]
 
:
 
;[[サラ・ザビアロフ]]
 
 
:
 
:
 
;[[パプテマス・シロッコ]]
 
;[[パプテマス・シロッコ]]
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=== 地球連邦軍 ===
 
=== 地球連邦軍 ===
;[[ヒルダ・ビダン]]
+
;ヒルダ・ビダン
 
:カミーユの母親。人質作戦の際に彼女の入ったカプセルを破壊した。
 
:カミーユの母親。人質作戦の際に彼女の入ったカプセルを破壊した。
;[[フランクリン・ビダン]]
+
;フランクリン・ビダン
 
:カミーユの父親。Define版ではヒルダと共にカプセルに入っていたため、結果としてカミーユの両方の親を殺すことになってしまった。
 
:カミーユの父親。Define版ではヒルダと共にカプセルに入っていたため、結果としてカミーユの両方の親を殺すことになってしまった。
  
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:グワダンを攻撃する際に対空砲火を掻い潜りながら多数のガザCを撃破し、彼女にプレッシャーを与えさせた。
 
:グワダンを攻撃する際に対空砲火を掻い潜りながら多数のガザCを撃破し、彼女にプレッシャーを与えさせた。
  
== 名台詞・迷台詞 ==
+
== 名台詞 ==
 
=== TV版 ===
 
=== TV版 ===
 
;「女の名前なのに、なんだ男か」
 
;「女の名前なのに、なんだ男か」
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=== Define版 ===
 
=== Define版 ===
 
;「ようボウズ 代わりにこのティターンズの精鋭ジェリド・メサ中尉がサインしてやるよ!」
 
;「ようボウズ 代わりにこのティターンズの精鋭ジェリド・メサ中尉がサインしてやるよ!」
:ブライトのサインを貰いに空港へ来たカミーユから、定期便の艦長のサインではパッとしないだろうと色紙を取り上げた際に。さすがに調子に乗りすぎたため、反感を抱いたカミーユから挑発される。逆上して殴りかかるも逆に殴り返されてしまった。ジェリド自身は良かれと思ってやった事だがカミーユにとっては大きなお世話だったようだ。
+
:ブライトのサインを貰いに空港へ来たカミーユから、定期便の艦長のサインではパッとしないだろうと色紙を取り上げた際に。さすがに調子に乗りすぎたため、反感を抱いたカミーユから挑発される。逆上して殴りかかるも逆に殴り返されてしまった。何気ない発言に激怒され殴られたTV版と比べて、擁護しにくいのが辛い。
  
 
=== その他の媒体 ===
 
=== その他の媒体 ===
;ジェリド「……くそっ、もうヤメだ!!」<br/>アズラエル「ちょっと、君!! どういうつもりなんです!?」<br/>ジェリド「どうもこうもない! いいかげん、ウンザリなんだよ!! もうアンタに従うのはヤメだ!!」<br/>アズラエル「て、敵をかばうって言うんですか!?」<br/>ジェリド「元は味方だろう!! アンタがザフトを皆殺しにしようとしなきゃOZは味方のままだった!」<br/>アズラエル「な……!?」<br/>マウアー「そう……ジェリド、貴方は正しい」<br/>アズラエル「お、お前たち……!?」<br/>ジェリド「俺は上を目指すつもりでティターンズに入った……この手で世界を動かす男になるために手段は選ばないつもりだったさ!」<br/>ジェリド「だが、手段を選ばなかった結果がこれだって言うなら、真っ平ごめんだ! もうアンタには従わない! 俺は俺の好きなようにやらせてもらう!」
+
;「……くそっ、もうヤメだ!!」
:DS用ソフト『[[SDガンダム GGENERATION DS]]』のライバルルート『決別』にて。<br/>プラントを核攻撃しようとする[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]に対し、[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]率いる[[OZ]]が反乱し、ピースメーカー隊を攻撃。アズラエルはプレイヤー部隊と共にトレーズを追い詰めるが、プラントの破壊に加え、反乱分子を有無を言わさず処刑しようとする行き過ぎた行為に遂にジェリドの怒りが爆発。トレーズの撃墜を妨害し、上官であるアズラエルに反旗を翻す。そして彼の行為に触発された[[シーマ・ガラハウ|仲間]][[ナタル・バジルール|たち]]も次々と離反し、物語は怒涛の展開を見せる。<br/>ティターンズとしての立場よりも非道に立ち向かうことを選ぶ<ref>このシナリオの後に自部隊の指導者となったトレーズはエゥーゴとの共闘を決断するが、'''ジェリドはそれに反対するどころか「その手があったか」くらいのノリで賛成する'''。</ref>ジェリドや、[[シーマ・ガラハウ|シーマ]]の説得により軍人としてではなく一人の人間としての意志を貫くことを決めた[[ナタル・バジルール|ナタル]]、同じく強化人間であるゼロ・ムラサメの説得によって改心する[[シャニ・アンドラス|シャニ]]達など、GジェネレーションDS屈指の名シナリオである。
+
;アズラエル「ちょっと、君!! どういうつもりなんです!?」
;カミーユ「…軍に残るのか、ジェリド?」<br/>ジェリド「……ああ」<br/>ジェリド「元々この戦争は俺たちが始めたもんだ 終わらせるのも俺たちがやらないとな」<br/>マウアー「ティターンズを平和的に解散へと導くこと……」<br/>マウアー「…それが今の私たちがしなければならないことだと思っているから」<br/>カミーユ「……そうか」<br/>カミーユ「ジェリド、お前とは色々あって……大切な者を奪い合ったりもしたけど……」<br/>ジェリド「……なら、何も言うな」<br/>カミーユ「……ジェリド?」<br/>ジェリド「どうせ、今さら……だろう?立場の違いで戦い合ったことはあったがそれも全部、過去の話だ」<br/>カミーユ「ジェリド……お前?」<br/>ジェリド「もちろん、俺はまだお前のことをいけ好かないヤツだと思ってる」<br/>ジェリド「ただ、まあ……最後は同じ目的のために戦う事ができた」<br/>ジェリド「それだけは…… ま……悪くなかったかも知れねえ」<br/>カミーユ「………………」<br/>カミーユ「……そうだな、ジェリド」<br/>マウアー(そう。ジェリド……)<br/>マウアー(今の貴方は……正しい)<br/>ライラの意思『いい男になるんだよ……ジェリド』
+
;「どうもこうもない! いいかげん、ウンザリなんだよ!! もうアンタに従うのはヤメだ!!」
:『SDガンダム GGENERATION DS』のライバルルートのエンディングにて、終戦後、同じく生き残ったカミーユに「軍に残るのか」と問われた際に。お互いに親しい者達の命を奪い合ってきた行為を顧みていたカミーユに対し、原作ではありえなかった和解を果たすことができた。
+
;アズラエル「て、敵をかばうって言うんですか!?」
;「その名前……なんだ、女か」
+
;「元は味方だろう!! アンタがザフトを皆殺しにしようとしなきゃOZは味方のままだった!」
:ゲーム『ガンダム無双』で、遭遇した[[ルー・ルカ]]が名乗った際に。名前以前に声で判別できないのだろうか…とツッコまずにはいられないシーンである。
+
;アズラエル「な……!?」
;ジェリド「俺の動き、よく見ておけ!」<br/>シン「負けの経験なんか参考にならないですよ!」
+
;マウアー「そう……ジェリド、貴方は正しい」
:ゲーム『ガンダム無双2』より、[[シン・アスカ]]とのコンビネーションスペシャル攻撃時の掛け合い。まったくもって辛辣な返答である。ただ、原作後半でのシンの戦績(対[[アスラン・ザラ|アスラン]])を考えると、これまた複雑な気持ちに…
+
;アズラエル「お、お前たち……!?」
;ジェリド「どういうつもりだ! 貴様!」<br/>シン「あんたこそ! 強化人間なんて実験動物みたいに……何にも疑問に思わないのかよ!」<br/>シン「同じ人間を死なせたくないっていうのがいけないのか!」<br/>ジェリド「じゃあ何でモビルスーツのパイロットだ!?」<br/>ジェリド「俺達は軍人だ! 自分の手は汚したくない……嫌な作戦には従わない……それで済むものか!」<br/>シン「だからって!」<br/>ジェリド「いいだろう……修正してやる!」
+
;「俺は上を目指すつもりでティターンズに入った……この手で世界を動かす男になるために手段は選ばないつもりだったさ!」
:同ゲーム、ジェリド編ミッション3のムービー『誰がその手を汚すのか』より。強化人間([[フォウ・ムラサメ|フォウ]])を作戦に参加させた事に反発し脱走した挙句、敵であるカミーユを庇って反抗してきた[[シン・アスカ|シン]]に対して。感情のままに食い掛かってくるシンに対し、軍人としての正論を説いたジェリドは、シンを修正するべく[[デスティニーガンダム]]に挑む。
+
;「だが、手段を選ばなかった結果がこれだって言うなら、真っ平ごめんだ! もうアンタには従わない! 俺は俺の好きなようにやらせてもらう!」
;「軍人には力がある……だから、私情で動くことは許されない」<br/>「俺は私情で動く限り、力がない ただの男だってことなのかもしれないな……」<br/>「力のないただの男では、俺はあいつに、カミーユに勝てないんだ!」
+
:DS用ソフト『[[SDガンダム G GENERATION DS]]』のライバルルート『決別』にて。<br>プラントを核攻撃しようとする[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]に対し、[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]率いる[[OZ]]が反乱し、ピースメーカー隊を攻撃。アズラエルはプレイヤー部隊と共にトレーズを追い詰めるが、プラントの破壊に加え、反乱分子を有無を言わさず処刑しようとする行き過ぎた行為に遂にジェリドの怒りが爆発。トレーズの撃墜を妨害し、上官であるアズラエルに反旗を翻す。そして彼の行為に触発された[[シーマ・ガラハウ|仲間]][[ナタル・バジルール|たち]]も次々と離反し、物語は怒涛の展開を見せる。<br>ティターンズとしての立場よりも非道に立ち向かうことを選ぶ<ref>このシナリオの後に自部隊の指導者となったトレーズはエゥーゴとの共闘を決断するが、'''ジェリドはそれに反対するどころか「その手があったか」くらいのノリで賛成する'''。</ref>ジェリドや、[[シーマ・ガラハウ|シーマ]]の説得により軍人としてではなく一人の人間としての意志を貫くことを決めた[[ナタル・バジルール|ナタル]]、同じく強化人間であるゼロ・ムラサメの説得によって改心する[[シャニ・アンドラス|シャニ]]達など、GジェネレーションDS屈指の名シナリオである。
:ジェリド編ミッション4より、宿敵である[[アーガマ]]を護衛する任務を受けた際に。シンの行為を咎めた者として、素直に命令に従ったものの、やはりその心中は複雑なものだった。気負ったままで戦うジェリドだったが、そんな彼を放っておけなかった[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]とシンは、ジェリドを全力で援護。信頼と絆を以って戦う姿にジェリドは一大決心をする…
+
;カミーユ「…軍に残るのか、ジェリド?」
;「無茶は承知だ……だが、もう後には引けないんだ!」<br/>「軍人は私情で戦うべきじゃない……だから、もう俺は軍人じゃなくていい!」
+
;「……ああ」
:ジェリド編ミッション5より、軍人としての立場を捨てて1人、アーガマへ挑む際に。軍人という柵が無くなった今、彼を止められるものは何も無い。軍人として成長したシンとルナマリアを味方に存分に戦うジェリドの力は、カミーユすらも圧倒した。
+
;「元々この戦争は俺たちが始めたもんだ 終わらせるのも俺たちがやらないとな」
;「どうした、何か用なのか?もし戦いの中で、こんな機体が援護してくれたら……だと?まあいい、どんなモビルスーツか見てやるさ。……!ふっ、ふみ……!?きっ、貴様……俺を侮辱しているんだな!こんな女みたいなモビルスー……何だと、ティターンズカラー!?いい加減にしろ、侮辱罪で修正してやるっ!こいつの[[サカイ・ミナト|製作者]]も連れてきやがれ!!」
+
;マウアー「ティターンズを平和的に解散へと導くこと……」
:『[[ガンダムトライエイジ]]』より、「[[すーぱーふみな ティターンズメイドVer.]]」のフレーバーテキスト。そりゃあ戦争一色の宇宙世紀にこの欲望の詰まったガンプラを持ち込めば…。ごもっともな意見である。
+
;マウアー「…それが今の私たちがしなければならないことだと思っているから」
 +
;カミーユ「……そうか」
 +
;カミーユ「ジェリド、お前とは色々あって……大切な者を奪い合ったりもしたけど……」
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;「……なら、何も言うな」
 +
;カミーユ「……ジェリド?」
 +
;「どうせ、今さら……だろう?立場の違いで戦い合ったことはあったがそれも全部、過去の話だ」
 +
;カミーユ「ジェリド……お前?」
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;「もちろん、俺はまだお前のことをいけ好かないヤツだと思ってる」
 +
;「ただ、まあ……最後は同じ目的のために戦う事ができた」
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;「それだけは…… ま……悪くなかったかも知れねえ」
 +
;カミーユ「………………」
 +
;カミーユ「……そうだな、ジェリド」
 +
;マウアー(そう。ジェリド……)
 +
;マウアー(今の貴方は……正しい)
 +
;ライラの意思『いい男になるんだよ……ジェリド』
 +
:『SDガンダム G GENERATION DS』のライバルルートのエンディングにて、終戦後、同じく生き残ったカミーユに「軍に残るのか」と問われた際に。お互いに親しい者達の命を奪い合ってきた行為を顧みていたカミーユに対し、原作ではありえなかった和解を果たすことができた。
 +
;「どういうつもりだ! 貴様!」
 +
;シン「あんたこそ! 強化人間なんて実験動物みたいに……何にも疑問に思わないのかよ!」
 +
;シン「同じ人間を死なせたくないっていうのがいけないのか!」
 +
;「じゃあ何でモビルスーツのパイロットだ!?」
 +
;「俺達は軍人だ! 自分の手は汚したくない……嫌な作戦には従わない……それで済むものか!」
 +
;シン「だからって!」
 +
;「いいだろう……修正してやる!」
 +
:ゲーム「ガンダム無双2」のムービー『誰がその手を汚すのか』より。強化人間([[フォウ・ムラサメ|フォウ]])を作戦に参加させた事に反発し脱走した挙句、敵であるカミーユを庇い反抗してきた[[シン・アスカ|シン]]に対して。感情のままに食い掛かってくるシンに対し軍人としての正論を説いたジェリドは、シンを修正するべく[[デスティニーガンダム]]に挑む。
  
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
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<!-- キャラクターが大きく関わった(開発した、搭乗した)機体を記述してください。 -->
 
<!-- キャラクターが大きく関わった(開発した、搭乗した)機体を記述してください。 -->
 
;[[ガンダムMk-II]]
 
;[[ガンダムMk-II]]
:3号機に搭乗。飛行訓練中、コロニー内で誤って墜落させてしまった上、その後の修繕中にカミーユによって強奪されてしまう。
+
:3号機に搭乗。飛行訓練中、コロニー内で誤って墜落させ、その後修繕中にカミーユによって強奪される。
 
;[[ハイザック]]
 
;[[ハイザック]]
 
:Mk-II強奪後の宇宙戦闘で搭乗した機体。カミーユの母であるヒルダを(知らなかったとはいえ)殺害してしまったことから、より一層カミーユとの確執を深めることになる。Define版では途中で両肩がスパイクアーマーのシェリー機を譲り受け搭乗した。
 
:Mk-II強奪後の宇宙戦闘で搭乗した機体。カミーユの母であるヒルダを(知らなかったとはいえ)殺害してしまったことから、より一層カミーユとの確執を深めることになる。Define版では途中で両肩がスパイクアーマーのシェリー機を譲り受け搭乗した。
 
;[[ガルバルディβ]]
 
;[[ガルバルディβ]]
:TV版『Ζ』第8話でライラの仇討のため搭乗する。この時の気迫は凄まじく、カミーユをあと1歩のところまで追いつめた。劇場版では当該エピソードがカットされたため未搭乗。
+
:ライラの仇討のため彼女と同じ機体に乗る。カミーユをあと1歩のところまで追いつめた。劇場版では当該エピソードがカットされたため未搭乗。
 
;[[マラサイ]]
 
;[[マラサイ]]
 
:月面でのアーガマ攻撃時(TV版)とエゥーゴの地球降下作戦時に搭乗。月面の戦闘ではカクリコンとの時間差攻撃でカミーユを苦戦させた。ジャブローの戦闘でもカミーユと死闘を演じている。
 
:月面でのアーガマ攻撃時(TV版)とエゥーゴの地球降下作戦時に搭乗。月面の戦闘ではカクリコンとの時間差攻撃でカミーユを苦戦させた。ジャブローの戦闘でもカミーユと死闘を演じている。
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:ここまでの経験で熟練したため、アポリーのリック・ディアスやグワダンを撃破している。カミーユとの交戦においても、追跡してくるグレネードランチャーをバーニアの噴射炎で破壊する離れ業を見せた。
 
:ここまでの経験で熟練したため、アポリーのリック・ディアスやグワダンを撃破している。カミーユとの交戦においても、追跡してくるグレネードランチャーをバーニアの噴射炎で破壊する離れ業を見せた。
 
;[[バウンド・ドック]]
 
;[[バウンド・ドック]]
:バイアランからいつの間にか乗換えた最後の機体。Zガンダムに肉薄するも、再三に渡りカミーユを追い詰めた過去の機体に比べ、全くいいところなしに撃破されてしまった。
+
:バイアランからいつの間にか乗換えた最後の機体。Zガンダムに肉薄するも、再三に渡りカミーユを追い詰めた過去の機体に比べ、全くいいところなく撃破された。
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== 商品情報 ==
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<!-- *<amazon>B000BN91SI</amazon> -->
  
== 余談 ==
+
== 話題まとめ ==
*多数の機体を乗り換えたパイロットとして彼の名が挙がる事が多い。確認できるだけでも7機(劇場版では6機)のMSに搭乗しており、これは『[[機動戦士ガンダム00|ガンダム00]]』の[[グラハム・エーカー]]とガンダムシリーズで最多の地位を争う形となっている(グラハムの場合は既存機の改修に伴う名称変更もカウントされており<ref>改修機を含めると8機であるためジェリドを上回るが、改修機(フラッグカスタム、フラッグカスタムII、スサノオ)を除外した場合、5機になりジェリドを下回る。</ref>、ジェリドの様に全く別の機体に6度乗換えたわけではない)。損傷・撃墜されては生還するため「出戻りのジェリド」と皮肉られることもあったが、それだけ悪運が強く、新型機のデータ収集には適任だったのかもしれない。
+
<!-- *[[namazu:ジェリド・メサ]] (全文検索結果) -->
  
== 商品情報 ==
+
== 脚注 ==
=== 書籍 ===
+
<references />
<amazon>4766905733</amazon>
 
  
 
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
181行目: 180行目:
 
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場人物]]
 
*[[登場人物]]
 
== 脚注 ==
 
<references />
 
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
 
 
{{DEFAULTSORT:しえりと めさ}}
 
[[Category:登場人物さ行]]
 
[[Category:機動戦士Ζガンダム]]
 
<!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 -->
 

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