「ズゴック」を編集中
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ズゴック単機あたりのスペックは、同時期に[[地球連邦軍 (UC)|連邦軍]]が開発した量産型MSを上回るとされており、ビーム砲やミサイルの標準装備という点を除いても、その格闘能力は目を見張るものがあった。特に特殊加工を施されたクローは、熟練者であれば一撃で[[ジム]]クラスの機体の装甲を貫いたという。 | ズゴック単機あたりのスペックは、同時期に[[地球連邦軍 (UC)|連邦軍]]が開発した量産型MSを上回るとされており、ビーム砲やミサイルの標準装備という点を除いても、その格闘能力は目を見張るものがあった。特に特殊加工を施されたクローは、熟練者であれば一撃で[[ジム]]クラスの機体の装甲を貫いたという。 | ||
− | + | 水中では基本的には機体各所に設けられたインテークから取り入れた海水を高圧で噴出するハイドロジェット及びロケット、またはウォータージェットによって航行し、これらのほとんどは陸上でも高機動スラスターとして機能し<ref>一説には超伝導電磁推進機を装備した機体もあったと言われているが、詳細は不明。</ref>、飛翔するかのような突進および離脱など、対MS各当事の挙動に貢献している。 | |
− | + | ボディユニットは頭部と胴体部が一体化した構造を持っているが、これは高い要求スペックを達成すべく、並行開発されえちた他の水陸両用MSのノウハウを存分に盛り込んだフォルムであった。また、他の機体に比べて開発期間が長かったため、内装機関の配置も整理され、特にその運動性と機動性の高さは特筆すべき点であった。機体各所は構造的にバルクヘッド(一定間隔で機体を区切り防水壁とする)構造となっており、それぞれ独立に与圧され、隣接したユニットへの浸水を防いでいる。 | |
頭部に相当する部位には各種センサーが内装され、次いでその周囲には水中発射可能な240mmミサイル発射管がある。更にそれを取り囲む形でモノアイとモノアイレールが配置されている。 | 頭部に相当する部位には各種センサーが内装され、次いでその周囲には水中発射可能な240mmミサイル発射管がある。更にそれを取り囲む形でモノアイとモノアイレールが配置されている。 | ||
− | + | コクピットハッチは昇降装置と強固なシーリングシステムを兼ねた構造となっており、シートはコンソールごと縦方向にロールする構造となっており、巡航時など機体が斜頸している場合には進行方向に正対することが出来る。 | |
水陸両用MSは、地上においては展開や機動性に問題を抱えていたMSの「脚の短さ」を克服している点も無視できず、一説には無補給で地球を数周出来るとまで言われているが、パイロットの負担を考えれば、実際には数時間の稼働が限界とされる<ref>たとえ最高速度が100ノット程度(時速およそ180km)でも、その数値はあくまで最大戦闘速度であって巡航速度ではなく、水陸両用MSはあくまで母艦に積載するか、あるいは曳航されて運用されるのが前提の兵器である。</ref>。それでも、その速度は単純に「潜水艇」または「船舶」として考えても驚異的なスピードであり、公国軍の水陸両用MSの完成度の高さを物語っている。 | 水陸両用MSは、地上においては展開や機動性に問題を抱えていたMSの「脚の短さ」を克服している点も無視できず、一説には無補給で地球を数周出来るとまで言われているが、パイロットの負担を考えれば、実際には数時間の稼働が限界とされる<ref>たとえ最高速度が100ノット程度(時速およそ180km)でも、その数値はあくまで最大戦闘速度であって巡航速度ではなく、水陸両用MSはあくまで母艦に積載するか、あるいは曳航されて運用されるのが前提の兵器である。</ref>。それでも、その速度は単純に「潜水艇」または「船舶」として考えても驚異的なスピードであり、公国軍の水陸両用MSの完成度の高さを物語っている。 | ||
− | [[一年戦争]]末期には更に高性能な機体も幾つか開発されたが、統合評価においてズゴックを超えるものはほとんどなかったと言われている。同機は各地で多大な戦果を挙げたが、11月下旬の[[ジャブロー]] | + | [[一年戦争]]末期には更に高性能な機体も幾つか開発されたが、統合評価においてズゴックを超えるものはほとんどなかったと言われている。同機は各地で多大な戦果を挙げたが、11月下旬の[[ジャブロー]]降下作戦への大規模な投入遺稿、12月上旬の連邦軍による[[キャリフォルニアベース]]奪還など、公国軍の海上戦力の衰退に伴って活躍の場を失っていき、船舶が投降する際に投棄されるなど、戦後に接収された機体数も決して多くは無い。 |
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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;フレキシブル・ベロウズ・リム | ;フレキシブル・ベロウズ・リム | ||
− | :公国軍系の水陸両用[[モビルスーツ]] | + | :公国軍系の水陸両用[[モビルスーツ]]に特徴的な装備。通常型MSと違い、自由度の高い複数の関節で構成されている。機種によっては新宿し、より抵抗の少ない巡航形態を取れるものもあった。<br/>ズゴックなどの腕部は、その接合部分が機体周辺に小さな渦を作り出すボルテックスジェネレーターとして機能しており、機体全体としての流体抵抗を減らしている。 |
=== 武装・必殺攻撃 === | === 武装・必殺攻撃 === | ||
;アイアン・ネイル | ;アイアン・ネイル | ||
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:両腕に1門ずつ装備。ビーム兵器の実用化に後れを取っていた公国軍は、水陸両用機において[[熱核融合炉]]の冷却機構に水冷構造を採用することでビーム兵器の実用化及び量産化に成功した。[[ゴッグ]]で標準装備となったメガ粒子砲は、ボディユニットの固定装備であったが、ズゴックは腕部に装備することで使い勝手を飛躍的に向上させている。 | :両腕に1門ずつ装備。ビーム兵器の実用化に後れを取っていた公国軍は、水陸両用機において[[熱核融合炉]]の冷却機構に水冷構造を採用することでビーム兵器の実用化及び量産化に成功した。[[ゴッグ]]で標準装備となったメガ粒子砲は、ボディユニットの固定装備であったが、ズゴックは腕部に装備することで使い勝手を飛躍的に向上させている。 | ||
;240mmロケット弾(240mmミサイル) | ;240mmロケット弾(240mmミサイル) | ||
− | :ズゴックが頭部に六基<ref>八基装備する機体もあったとする資料も存在する。</ref> | + | :ズゴックが頭部に六基<ref>八基装備する機体もあったとする資料も存在する。</ref>装備する通常火器。装弾数はサイロ1基にあたり5発。発射管はある程度の与圧も可能であり、機能的には魚雷発射管としても使用でき、同企画の魚雷も計画されていたとされる。耐圧深度はさほど深くはなく、基本的には上陸、あるいは浮上した上で射出した。<br/>[[ミノフスキー粒子]]散布下でも光学計測や赤外線、磁気センサーなどはそれなりの精度で利用できた。 |
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== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == | ||
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;[[ズゴッギー]] | ;[[ズゴッギー]] | ||
:「[[R.C.]]」の世界に登場する機体。機体名称やシルエットが本機を思わせるものとなっている。 | :「[[R.C.]]」の世界に登場する機体。機体名称やシルエットが本機を思わせるものとなっている。 | ||
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