「ゾディ・アック」を編集中
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| 外国語表記 = Zoon | | 外国語表記 = Zoon | ||
| 全長 = 193.85m | | 全長 = 193.85m | ||
− | | 全高 = 22.1m (巡航形態時)<br | + | | 全高 = 22.1m (巡航形態時)</br>33.8m (戦闘形態時) |
− | | 全幅 = 20.83m (巡航形態時)<br | + | | 全幅 = 20.83m (巡航形態時)</br>23.84m (戦闘形態時) |
| 本体重量 = 4,820t | | 本体重量 = 4,820t | ||
| 全備重量 = 11,293t | | 全備重量 = 11,293t | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[ネオ・ジオン]]軍が[[グリプス戦役]]時に開発した試作型[[モビルアーマー]] | + | [[ネオ・ジオン]]軍が[[グリプス戦役]]時に開発した試作型[[モビルアーマー]]。中心部から上下に分離可能で、分離状態ではゾアンと呼称される。 |
− | 地球侵攻作戦の低軌道制圧兵器として開発された機体で、機体形状は空力的に考えてテーバーの異なる2つの円錐を同心上で滑らかに継いだ形となっている<ref>本機を一目したマニングスとリョウはどちらも「<ruby>尖塔<rt>ピナクル</rt></ruby>」に例えている</ref> | + | 地球侵攻作戦の低軌道制圧兵器として開発された機体で、機体形状は空力的に考えてテーバーの異なる2つの円錐を同心上で滑らかに継いだ形となっている<ref>本機を一目したマニングスとリョウはどちらも「<ruby>尖塔<rt>ピナクル</rt></ruby>」に例えている</ref>。中心から若干前寄りに可動部があり、超高速で前半部と後半部を曲げることでその向きに揚力が発生する性質を有している。通常の機体では軌道面を大きく変更するための加速に大量のプロペラントが必要だが、本機は大気利用軌道変更を行えるため、プロペラント消費を少なく抑えた軌道面変更が可能となっている。 |
− | 本機最大の特徴と言える武装は巨大[[メガ粒子砲]](メガ・カノン)である。これは[[コロニーレーザー]] | + | 本機最大の特徴と言える武装は巨大[[メガ粒子砲]](メガ・カノン)である。これは[[コロニーレーザー]]を除けば史上最大の火砲であり、ゾアンに1門ずつ計2門内蔵されている。前部胴体の内面には[[Iフィールド]]・ジェネレーターが搭載されており、発射時に向かい合わせにIフィールドを発生させ収束・偏向を行うことで目標へ正確に誘導することが可能である。このような構造のためゾディ・アックは全身が巨大なメガ粒子砲と言える。 |
− | + | モビルアーマーは年々高騰化しているためネオ・ジオンは試作機であっても有効に活かしたく、本機も[[サイコミュ]]に対応した余裕のある設計となっていた。将来的には[[ニュータイプ]]パイロットによる試験も計画されており、大型[[ファンネル]]も搭載する予定だったが、巨大なメガ粒子砲にトラブルが続出し、サイコミュ搭載計画は見送られている。 | |
− | メガ粒子砲の欠陥は連続砲撃時に[[エネルギーCAP]] | + | メガ粒子砲の欠陥は連続砲撃時に[[エネルギーCAP]]の過負荷に対する冷却系の信頼性が低く、更にメイン・エンジンが砲を挟むように配置されており、砲に生じた熱がエンジン前部のプロペラントに伝わり爆発する危険性があることであった。様々な改良が加えられたが、機体の構造上解決には至らなかった。最後には分離・合体テストとメガ粒子砲のテストのみが行われ廃棄される予定であったが、欠陥を伏せて[[ニューディサイズ]]に譲渡された。 |
− | + | 大気圏再突入能力に目を付けたニューディサイスは、機体そのものを連邦軍総司令部が移転する予定の[[ラサ]]を爆撃するための爆弾として用いる小型版[[コロニー落とし]]を実行に移している。 | |
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
;[[ガンダム・センチネル]] | ;[[ガンダム・センチネル]] | ||
− | : | + | :連載時には登場せず、改訂版である「GUNDAM WARSIII」が初出。第十一章から登場した。[[トワニング]]艦隊からニューディサイズへと表向きは好意的に譲渡されたものの実際は厄介払いも同然だった。[[ペンタ]]制圧後、[[α任務部隊]]が奪還作戦を展開した際には旗艦の[[ペガサスIII]]に砲撃し右舷メイン・エンジンを一撃で破壊。迎撃に出た[[ネロ・トレーナー]]も撃墜するが、相手にかつての上官である[[ストール・マニングス|マニングス]]が乗っている事にトッシュは直前まで気づく事はなかった。その後、[[Sガンダム]]と交戦状態に入った際に分離するもメガ・カノンの二射目に入ろうとしたゾアンIIが上述の欠陥により爆散。ゾアンIはSガンダムとの交戦を続けた後、限界高度に達した時点で離脱し、分離した大頭部ユニットはシャトルに回収された。しかし、降下中に[[ALICE]]による完全自律行動となったSガンダムの狙撃でシャトル共々撃墜され、作戦は失敗に終わっている。 |
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
=== 特殊機能 === | === 特殊機能 === | ||
;分離 | ;分離 | ||
− | : | + | :2機のゾアンに分離可能。大頭部ユニットも分離が可能で、単体で自力航行・大気圏再突入を可能としている。 |
− | |||
− | |||
=== 武装・必殺攻撃 === | === 武装・必殺攻撃 === | ||
+ | ==== 【ゾディ・アック】 ==== | ||
;メガ・カノン(大型[[メガ粒子砲]]) | ;メガ・カノン(大型[[メガ粒子砲]]) | ||
− | :機体中央部に2門内蔵されている大出力ビーム砲。使用時には機首部が上下に分割し、内面の[[Iフィールド]] | + | :機体中央部に2門内蔵されている大出力ビーム砲。使用時には機首部が上下に分割し、内面の[[Iフィールド]]・ジェネレーターによって正確に目標に誘導される。出力520MWと非常に強力だが、連射すると自爆する危険性がある。 |
;有線式ビーム・クロー | ;有線式ビーム・クロー | ||
− | :機体後部に4基装備されている[[準サイコミュシステム|準サイコミュ]] | + | :機体後部に4基装備されている[[準サイコミュシステム|準サイコミュ]]式の有線式ビーム・クロー。3本爪の基部はビーム・カノン兼ビーム・サーベルの機能を有している。出力50MW。 |
;ビーム・カノン | ;ビーム・カノン | ||
:機体に計12門内蔵されているビーム砲。搭載箇所は不明。出力12MW。 | :機体に計12門内蔵されているビーム砲。搭載箇所は不明。出力12MW。 | ||
81行目: | 80行目: | ||
;60mmバルカン砲 | ;60mmバルカン砲 | ||
:機体各所に8門内蔵されている機関砲。搭載箇所は不明。 | :機体各所に8門内蔵されている機関砲。搭載箇所は不明。 | ||
− | ; | + | |
− | : | + | ==== 【ゾアン】 ==== |
+ | ;同上 | ||
+ | :上記固定武装の1/2を搭載。 | ||
== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == | ||
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<!-- == 余談 == --> | <!-- == 余談 == --> | ||
<!-- *説明 --> | <!-- *説明 --> | ||
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== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
<!-- === [[ガンプラ]] === --> | <!-- === [[ガンプラ]] === --> |