「デルタプラス」を編集中
ナビゲーションに移動
検索に移動
この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
39行目: | 39行目: | ||
お蔵入りとなったデルタガンダムの設計プランを今一度復活させるべく、多大なる戦績を残した百式の運用データを活用し、問題点などを洗い出した上で[[Ζガンダム]]などからのフィードバックが行われている。更に、各部門において独自規格による挑戦的な設計が行われており、単純に変形機構が備えられた「アップデート版百式」という表現では留まらない技術試験機の様相を呈しており、[[バイオセンサー]]を採用している点からもそれを伺う事が出来た。 | お蔵入りとなったデルタガンダムの設計プランを今一度復活させるべく、多大なる戦績を残した百式の運用データを活用し、問題点などを洗い出した上で[[Ζガンダム]]などからのフィードバックが行われている。更に、各部門において独自規格による挑戦的な設計が行われており、単純に変形機構が備えられた「アップデート版百式」という表現では留まらない技術試験機の様相を呈しており、[[バイオセンサー]]を採用している点からもそれを伺う事が出来た。 | ||
− | + | 単機で大気圏内外の運用が可能な万能攻撃機として開発が進められ、単独での大気圏突入能力を有するウェイブライダー形態への変形が可能。Ζガンダムで初めて備わったウェイブライダーとしての機能は技術進歩によってその運用性能はさらなる進化を遂げ、携行火器を機体下部<ref>大気圏突入時には機体上面への装着も可能。</ref>にマウントされ、機首ユニットに内装されたビーム・キャノンを主とする各種兵装と共に、MS形態時と変わらない火力を維持している。更に背面のフレキシブルバインダーが可変翼として機能する事で、航宙・航空を問わぬ高い空戦能力が付加されている。一方で、背面部に推進機関が存在せず、その下半身に集中してスラスターを配する独特のレイアウトを持つ。特に脚部はウェイブライダー形態時にメインスラスターとして機能する重要なユニットであるが、剥き出しの[[ムーバブルフレーム]]を最低限の装甲で包んだ構造を採用している。これは百式と同じく高速戦闘用MSとしての方向性に則り、耐弾性よりも運動性能を追求したものである。 | |
本機は少数が生産され、その内1機は[[宇宙世紀]]0096年に[[ロンド・ベル]]に補充機体として配備された記録が残っている。配備当時の主力量産機とは一切の互換性を持たない規格外の試作機であったが、その性能もまた規格外の高さを示したとされる。 | 本機は少数が生産され、その内1機は[[宇宙世紀]]0096年に[[ロンド・ベル]]に補充機体として配備された記録が残っている。配備当時の主力量産機とは一切の互換性を持たない規格外の試作機であったが、その性能もまた規格外の高さを示したとされる。 | ||
45行目: | 45行目: | ||
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
;[[機動戦士ガンダムUC]] (原作小説版) | ;[[機動戦士ガンダムUC]] (原作小説版) | ||
− | : | + | :パイロットは[[リディ・マーセナス]]。<br />少数が生産され、その内の1機が戦力の大半を失った[[ネェル・アーガマ]]への補充戦力として実戦配備されている。<br />[[パラオ]]攻略戦の際には[[ミネバ・ラオ・ザビ|オードリー・バーン]]を乗せて出撃しており、戦闘終了後に地球へと降下。その後、[[ラー・カイラム]]にリディと共に配属となり、[[ダカール]]で一度[[バナージ・リンクス|バナージ]]の[[ユニコーンガンダム|ユニコーン]]と共闘するが、後に[[トリントン基地]]で敵対。直後のユニコーンと[[バンシィ]]の戦闘の際には、リディがオードリーに拒絶され泣きべそをかいていたところ、バンシィの[[マリーダ・クルス|プルトゥエルヴ]]の癇に障ってしまい、彼女から攻撃を受け、右腕を破壊される。その後、[[ガルダ]]に残った[[アルベルト・ビスト|アルベルト]]を回収し、[[アンクシャ]]と共に離脱するが、その後の消息は不明となっている。 |
;[[機動戦士ガンダムUC]] (OVA版) | ;[[機動戦士ガンダムUC]] (OVA版) | ||
− | : | + | :ラー・カイラムに配備されるところまでは原作と同じだが、トリントン基地にてバナージと共に[[ロニ・ガーベイ]]の[[シャンブロ]]と戦い、彼女を撃つ事を躊躇うバナージに業を煮やしてビーム・マグナムを奪い取り撃破している。<br />その後、[[ガルダ]]内で戦う[[ユニコーンガンダム]]と[[バンシィ]]を狙撃しようとするが、逆にバンシィからアームド・アーマーVNで右半身を破壊されて大破した。 |
;[[機動戦士ガンダムUC テスタメント]] | ;[[機動戦士ガンダムUC テスタメント]] | ||
:[[U.C.]]0092時に[[アストナージ・メドッソ]]がラー・カイラムへの本機の支給を申請している。また、シミュレーションでの戦闘において[[Ζガンダム3号機]]と思しき機体と交戦している。 | :[[U.C.]]0092時に[[アストナージ・メドッソ]]がラー・カイラムへの本機の支給を申請している。また、シミュレーションでの戦闘において[[Ζガンダム3号機]]と思しき機体と交戦している。 | ||
− | ;[[機動戦士ガンダムUC 0094 アクロス・ザ・スカイ]] | + | ;[[機動戦士ガンダムUC 0094 アクロス・ザ・スカイ]]、[[機動戦士ガンダムUC]](PS3版) |
− | :[[ピコ・アルティドール]] | + | :パイロットは[[ピコ・アルティドール]]。<br />[[U.C.]]0094時に[[ガンダムデルタカイ]]と模擬戦を行い、敗北して左腕を破損する。その後、現れた宙賊を殲滅していくデルタカイを援護した。 |
− | ;[[機動戦士ガンダムUC MSV]] | + | ;[[機動戦士ガンダムUC MSV]]、[[機動戦士ガンダムUC MSV楔]] |
:リディがリゼルから本機に機種転換する為の戦闘シミュレーションを行った際、[[アーロン・テルジェフ]]によって仮想敵機に設定された[[クワトロ・バジーナ]]の[[デルタガンダム]]と交戦している。<br />ちなみに[[ジョナ・ギブニー]]が本機の整備履歴を閲覧した時に左腕部が丸ごと交換されているのが確認されており、またアーロンもデルタガンダムのデータを探している途中で不自然に削除されていた戦闘記録を復元し、その中から「[[ガンダムデルタカイ|MSN-001X]]」の型式番号を確認している事から、リディの搭乗機がU.C.0094年時の模擬戦でピコが搭乗していた機体と同一である事が判明している。 | :リディがリゼルから本機に機種転換する為の戦闘シミュレーションを行った際、[[アーロン・テルジェフ]]によって仮想敵機に設定された[[クワトロ・バジーナ]]の[[デルタガンダム]]と交戦している。<br />ちなみに[[ジョナ・ギブニー]]が本機の整備履歴を閲覧した時に左腕部が丸ごと交換されているのが確認されており、またアーロンもデルタガンダムのデータを探している途中で不自然に削除されていた戦闘記録を復元し、その中から「[[ガンダムデルタカイ|MSN-001X]]」の型式番号を確認している事から、リディの搭乗機がU.C.0094年時の模擬戦でピコが搭乗していた機体と同一である事が判明している。 | ||
;[[機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン]] | ;[[機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン]] | ||
− | : | + | :[[レイヴン隊]]に黒いデルタプラスが1機配備されており、ピコが搭乗している。 |
− | ;[[機動戦士ガンダムNT]] | + | ;[[機動戦士ガンダムNT]] |
− | : | + | :漫画版第1~2話にて登場。単独で高高度の哨戒任務中の機体がマーサの護衛隊の応援要請で[[ディジェ]]隊と交戦する。[[ヨナ・バシュタ|ヨナ]]機の狙撃で翼を損傷するが1機を撃墜、もう1機の胴体を刺し貫くが返しの刃を受け、相討ちになる。 |
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
74行目: | 74行目: | ||
:連邦軍の代表的なMS用兵装。本機の専用携行火器も存在しているが、宇宙世紀0096年のロンド・ベル配備時にはビーム・ライフルの弾倉である[[エネルギーCAP|Eパック]]の規格問題により、既に配備済みであった[[リゼル]]のライフルを流用している。 | :連邦軍の代表的なMS用兵装。本機の専用携行火器も存在しているが、宇宙世紀0096年のロンド・ベル配備時にはビーム・ライフルの弾倉である[[エネルギーCAP|Eパック]]の規格問題により、既に配備済みであった[[リゼル]]のライフルを流用している。 | ||
;ロング・メガ・バスター | ;ロング・メガ・バスター | ||
− | :百式の改良バリエーション機向けに開発された長射程の大型携行火器であり、デルタプラス本来の標準兵装。通常のビーム・ライフルとは比較にならないほどの威力を示す。 | + | :百式の改良バリエーション機向けに開発された長射程の大型携行火器であり、デルタプラス本来の標準兵装。通常のビーム・ライフルとは比較にならないほどの威力を示す。 |
;[[ビーム・サーベル]] | ;[[ビーム・サーベル]] | ||
− | : | + | :シールドに収納装備近接戦闘用兵器。内蔵されている発振器は、照射角度可変機構を採用しており、収納状態から直接2本のビーム刃を発振させる事が可能。ウェイブライダー形態時にはビーム・サーベルをビーム・ガンとしても機能する。 |
;シールド | ;シールド | ||
:先端部に固定式ビーム・キャノンと複数種の弾頭に対応した2連装グレネード・ランチャーを収納しているシールド。ウェイブライダー形態時には機首を構成し、センサーやメインウェポンとして機能するなど、「防御用の装備」というよりは複合型変形用サブユニットとしての意味合いが強い。 | :先端部に固定式ビーム・キャノンと複数種の弾頭に対応した2連装グレネード・ランチャーを収納しているシールド。ウェイブライダー形態時には機首を構成し、センサーやメインウェポンとして機能するなど、「防御用の装備」というよりは複合型変形用サブユニットとしての意味合いが強い。 | ||
83行目: | 83行目: | ||
:;ビーム・キャノン | :;ビーム・キャノン | ||
::シールドの先端部部に1門内蔵されたビーム砲。 | ::シールドの先端部部に1門内蔵されたビーム砲。 | ||
− | |||
− | |||
;ビーム・マグナム | ;ビーム・マグナム | ||
− | :[[ユニコーンガンダム]] | + | :[[ユニコーンガンダム]]の主兵装で、OVA版でシャンブロとの戦闘の際にユニコーンから奪い取って使用。しかし、発射の負荷に耐え切れなかったのか、直後に右肩の関節から火花を散らして機能不全を起こしていた。 |
== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == | ||
99行目: | 97行目: | ||
:デルタプラスの運用データを基にした技術実証機。[[宇宙世紀]]0096年には[[レイヴン隊]]の僚機として共に配備されている。 | :デルタプラスの運用データを基にした技術実証機。[[宇宙世紀]]0096年には[[レイヴン隊]]の僚機として共に配備されている。 | ||
;[[Ζプラス]] / [[シータプラス]] | ;[[Ζプラス]] / [[シータプラス]] | ||
− | : | + | :アナハイム社が開発したΖ計画可変機の少数生産仕様。デルタプラスと同じく機体名称に「プラス」の名を頂く。 |
== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
109行目: | 107行目: | ||
== リンク == | == リンク == | ||
*[[登場メカ]] | *[[登場メカ]] | ||
− | |||
== 脚注 == | == 脚注 == | ||
<references /> | <references /> |