「ドロシー・カタロニア」の版間の差分

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(書き足し)
1行目: 1行目:
== ドロシー・カタロニア(Dorothy Catalonia) ==
 
  
*登場作品:
+
 
**[[新機動戦記ガンダムW]]
+
{{登場人物概要
**[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]
+
| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
*声優:松井菜桜子
+
| 外国語表記 = Dorothy Catalonia
*種族:地球人
+
| 登場作品 =
*性別:女
+
*[[新機動戦記ガンダムW]]
*身長:---cm
+
*[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]](OVA版)
*体重:---kg
+
<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
*血液型:
+
| 声優 = 松井菜桜子
*所属:民間人
+
| デザイナー = <!-- デザイナー名 -->
*階級:
+
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
*役職・称号など:
+
 
*主な搭乗機:
+
{{登場人物概要
*キャラクターデザイン:
+
| タイトル  = プロフィール
 +
| 種族 = 人間
 +
| 性別 = 女
 +
| 生年月日 =
 +
| 年齢 =
 +
| 没年月日 =
 +
| 出身 = [[ネオジャパン]]
 +
| 身長 =
 +
| 体重 =
 +
| 血液型 =
 +
| 職業 = 民間人
 +
| 所属 =
 +
| 所属組織 =
 +
| 所属部隊 =
 +
| 称号 =
 +
| 階級 =
 +
| 主な搭乗機 =
 +
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
 +
 
  
 
[[デルマイユ|デルマイユ侯]]の孫娘。
 
[[デルマイユ|デルマイユ侯]]の孫娘。
 
 
[[サンクキングダム]]での[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]の学友であり、彼女が王女ではなくなった後もファンを公言して終戦後には親衛隊まで組織した。
 
[[サンクキングダム]]での[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]の学友であり、彼女が王女ではなくなった後もファンを公言して終戦後には親衛隊まで組織した。
 +
ファンと自称してはいるものの、リリーナの完全平和主義の欺瞞や欠陥に対して鋭く指摘することもあり、単純な好意からではなく「やれるものならやってみろ」という反抗心もあったと思われる。
 +
どちらかというと序盤はファンとして後押しをするというよりは逃げ道を塞ぐような意図が伺えたが、降りかかる困難にも意思を貫くリリーナを見て、最終的には持論を崩さないながらも完全平和主義のあり方を認めるようになった。
  
頭脳明晰、天真爛漫でずけずけとものを言う性格で、常に正論であるために相手をやり込めてしまうこともしばしば。一方で何事にも物怖じせず、人懐っこい性格から同級生達に人気もある。同級生となった[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]を挑発したり、金色のシャトルでホワイトファングに乗り込み傘下に収まったり、作中でもずば抜けた行動力の持ち主である。カトルは「本当は自分よりもずっと優しい」と本心を評価した。
+
頭脳明晰、天真爛漫でずけずけとものを言う性格で、常に正論を語るために相手をやり込めてしまうこともしばしば。一方で何事にも物怖じせず、人懐っこい性格から同級生達に人気もある。同級生となった[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]を挑発したり、金色のシャトルでホワイトファングに乗り込み傘下に収まったり、作中でもずば抜けた行動力の持ち主である。
  
彼女も父親を戦争でなくしており、表面では「戦うこと」をたきつけているように見えるが、内面では戦争をひどく憎悪しており、「思う存分戦えばもう戦争をしなくても良くなる」という[[トレーズ・クシュリナーダ]]に近い考え方を持っている。このあたりは彼女とヒイロ・ユイとの会話でもチラリと触れられていた。
+
彼女も父親を戦争でなくしており、表面では「戦うこと」をたきつけているように見えるが、内面では戦争をひどく憎悪しており、「思う存分戦えばもう戦争をしなくても良くなる」という[[トレーズ・クシュリナーダ]]に近い考え方を持っている。このあたりは彼女とヒイロ・ユイとの会話でもチラリと触れられていた。ゼロシステムによって彼女と対決したカトルは「本当は自分よりもずっと優しい」と本心を評している。
  
 
「Endless Waltz」劇場版において追加されたシーンでは、[[マリーメイア軍]]に対して民衆が立ち上がるきっかけを作っている。
 
「Endless Waltz」劇場版において追加されたシーンでは、[[マリーメイア軍]]に対して民衆が立ち上がるきっかけを作っている。
39行目: 57行目:
 
:幼い頃に遊んだことがあったらしい。そのことを告げたら危うく撃たれそうになった。これは「ミリアルド・ピースクラフト」であることを隠すためであり、それを知る彼女は「ゼクス・マークス」の命を危うくするため。
 
:幼い頃に遊んだことがあったらしい。そのことを告げたら危うく撃たれそうになった。これは「ミリアルド・ピースクラフト」であることを隠すためであり、それを知る彼女は「ゼクス・マークス」の命を危うくするため。
 
;[[リリーナ・ドーリアン]]
 
;[[リリーナ・ドーリアン]]
:元学友。
+
:元学友。ファンを公言しているものの、彼女の掲げる完全平和主義を「できない」と確信しているため、表向きは友好的でありながら時折辛辣な発言でちくちく痛めつけていた。しかし頑として自分を曲げないリリーナを次第に認めるようになり、「実現が困難な理想に向かって走り続ける」彼女の本当の意味でのファンとなった。
 
;[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]
 
;[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]
 
:元学友。[[ゼロシステム]]同士の指揮で対決する、相反する主義などある意味ライバル関係。
 
:元学友。[[ゼロシステム]]同士の指揮で対決する、相反する主義などある意味ライバル関係。
 
;[[デルマイユ・カタロニア]]
 
;[[デルマイユ・カタロニア]]
:祖父。当初は彼の意に従っていたが、次第に立場を失う彼を最終的に切り捨てて名誉の戦死を遂げさせる。
+
:祖父。当初は彼の意に従っていたが、戦争のために戦争を行う彼を内心では軽蔑しており、次第に立場を失う彼を最終的に切り捨てて『名誉の戦死』を遂げさせる。
 
;[[キーリア・カタロニア]]
 
;[[キーリア・カタロニア]]
:父。本編では既に故人で、彼女が戦争を憎悪するきっかけとなっている(彼は少年時代のトレーズの上官であり、彼やスペシャルズに多くの便宜を図ってくれていた)。
+
:父。本編では既に故人で、彼女が戦争を憎悪するきっかけとなっている(彼は少年時代のトレーズの上官であり、彼やスペシャルズに多くの便宜を図ってくれていた。その縁でドロシーもミリアルドとの面識があった)。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
;「早く戦争になーれ!」
 
;「早く戦争になーれ!」
:笑顔でとんでもないこと発言。この一言で「戦争大好き世間知らずのお嬢様」という印象を視聴者に産みつけたが、実際は戦争によって「世界が変わる=戦争のない世界になる」ということを望んでいることが根底にある。
+
:笑顔でとんでもない発言。この一言で「戦争大好き世間知らずのお嬢様」という印象を視聴者に産みつけたが、実際は戦争によって「世界が変わる=戦争のない世界になる」ということを望んでいることが根底にある。
 
;「あなた達は、ご主人に尻尾を振る犬ではなく、犬に振られる尻尾なのよ」
 
;「あなた達は、ご主人に尻尾を振る犬ではなく、犬に振られる尻尾なのよ」
 
:[[Endless Waltz]]において、市民を挑発した台詞。この言葉が民衆の決起を促した。
 
:[[Endless Waltz]]において、市民を挑発した台詞。この言葉が民衆の決起を促した。

2022年8月23日 (火) 17:41時点における版


ドロシー・カタロニア
外国語表記 Dorothy Catalonia
登場作品
声優 松井菜桜子
テンプレートを表示
プロフィール
種族 人間
性別
出身 ネオジャパン
職業 民間人
テンプレートを表示


デルマイユ侯の孫娘。 サンクキングダムでのリリーナの学友であり、彼女が王女ではなくなった後もファンを公言して終戦後には親衛隊まで組織した。 ファンと自称してはいるものの、リリーナの完全平和主義の欺瞞や欠陥に対して鋭く指摘することもあり、単純な好意からではなく「やれるものならやってみろ」という反抗心もあったと思われる。 どちらかというと序盤はファンとして後押しをするというよりは逃げ道を塞ぐような意図が伺えたが、降りかかる困難にも意思を貫くリリーナを見て、最終的には持論を崩さないながらも完全平和主義のあり方を認めるようになった。

頭脳明晰、天真爛漫でずけずけとものを言う性格で、常に正論を語るために相手をやり込めてしまうこともしばしば。一方で何事にも物怖じせず、人懐っこい性格から同級生達に人気もある。同級生となったヒイロを挑発したり、金色のシャトルでホワイトファングに乗り込み傘下に収まったり、作中でもずば抜けた行動力の持ち主である。

彼女も父親を戦争でなくしており、表面では「戦うこと」をたきつけているように見えるが、内面では戦争をひどく憎悪しており、「思う存分戦えばもう戦争をしなくても良くなる」というトレーズ・クシュリナーダに近い考え方を持っている。このあたりは彼女とヒイロ・ユイとの会話でもチラリと触れられていた。ゼロシステムによって彼女と対決したカトルは「本当は自分よりもずっと優しい」と本心を評している。

「Endless Waltz」劇場版において追加されたシーンでは、マリーメイア軍に対して民衆が立ち上がるきっかけを作っている。

登場作品と役柄

新機動戦記ガンダムW
民間人=視聴者達の立場として登場するが、むしろ戦火に自ら飛び込んでいくなどぶっとんだ行動を見せた。しかしこれは一方で、「一部の人たちが行ったこと事件の真実が何なのか」を知りたいという一般人の思いの代弁者でもあると思われる。
新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
OVAでは出なかったが、劇場版において彼女の登場するシーンが追加された。

人間関係

トレーズ・クシュリナーダ
親戚。特徴的な眉毛に血縁を感じさせる。ゼクスがリーブラの主砲で撃とうとした時は珍しく取り乱して止めている。
ゼクス・マーキス
幼い頃に遊んだことがあったらしい。そのことを告げたら危うく撃たれそうになった。これは「ミリアルド・ピースクラフト」であることを隠すためであり、それを知る彼女は「ゼクス・マークス」の命を危うくするため。
リリーナ・ドーリアン
元学友。ファンを公言しているものの、彼女の掲げる完全平和主義を「できない」と確信しているため、表向きは友好的でありながら時折辛辣な発言でちくちく痛めつけていた。しかし頑として自分を曲げないリリーナを次第に認めるようになり、「実現が困難な理想に向かって走り続ける」彼女の本当の意味でのファンとなった。
カトル・ラバーバ・ウィナー
元学友。ゼロシステム同士の指揮で対決する、相反する主義などある意味ライバル関係。
デルマイユ・カタロニア
祖父。当初は彼の意に従っていたが、戦争のために戦争を行う彼を内心では軽蔑しており、次第に立場を失う彼を最終的に切り捨てて『名誉の戦死』を遂げさせる。
キーリア・カタロニア
父。本編では既に故人で、彼女が戦争を憎悪するきっかけとなっている(彼は少年時代のトレーズの上官であり、彼やスペシャルズに多くの便宜を図ってくれていた。その縁でドロシーもミリアルドとの面識があった)。

名台詞

「早く戦争になーれ!」
笑顔でとんでもない発言。この一言で「戦争大好き世間知らずのお嬢様」という印象を視聴者に産みつけたが、実際は戦争によって「世界が変わる=戦争のない世界になる」ということを望んでいることが根底にある。
「あなた達は、ご主人に尻尾を振る犬ではなく、犬に振られる尻尾なのよ」
Endless Waltzにおいて、市民を挑発した台詞。この言葉が民衆の決起を促した。

搭乗機体・関連機体

ビルゴII

商品情報

話題まとめ

資料リンク

リンク