ヒイロ・ユイ

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ヒイロ・ユイ(Heero Yuy)[編集]

概要[編集]

L1コロニー群から「オペレーション・メテオ」を遂行する為に地球に送り込まれた少年。寄宿学校を拠点に移動し、対OZ破壊工作任務を遂行してきた。繊細だが感情を表に出すことはなく、無口で他人に無関心。しかし心がないわけではなく、やさしさや思いやりという人らしい部分を「兵士」というマシーンになりきることで閉じ込めてしまっている。

ウイングガンダムのパイロットで、破壊工作のエージェントとしてずば抜けた能力を持つ。これは幼い頃から、OZに対抗する為のエージェントとして戦闘訓練を受けてきたことによる。だがその過程で民間人を犠牲にしてしまったことがトラウマとなり、戦争に従事する一方、戦争に対して忌避感を抱くようになっていった。またこの事件以前は多少感情的な部分もあったようだが、これ以降は感情を表に出すことが少なく、無口で粗暴な言い回しをして他人を突き放すような振舞いで他者を遠ざけるようになった。また任務に忠実な一方、自身を尊重しない傾向にあり、コロニーを盾にとられ投降を呼び掛けられた際は何のためらいもなく自爆している。

作中序盤では「与えられた使命で塗り固めたような人間性の薄い人物として描かれていたが、リリーナとの出会い、他のガンダムパイロット達やライバルであるゼクス・マーキスとの邂逅、そして移り変わっていく世界の中で彼自身も徐々に変わっていく。TV版の終盤では「誰かに与えられた任務」から「誰も傷つけられないために」「誰も傷つけさせないため」という「自身がそうしたいという意思で自身に課せた任務」という形で戦争と対峙した。

後日談となる新機動戦記ガンダムW Endless Waltzでは世界が「戦争のない世界」へと進んでいく姿を見守っていたが、マリーメイア軍の蜂起を受けて再び戦火へと身を投じた。マリーメイアの反乱が終結したのちは、ふたたび「誰でもない誰か」となって姿を消している。

ちなみに少年兵である彼に本名はなく、「ヒイロ・ユイ」も伝説的となったかつてのコロニーの平和的指導者にちなんだコードネームである(皮肉な事だが、指導者ヒイロ・ユイを暗殺したスナイパー、アディン・ロウはこの少年の実の父親であった)。

なお、作中では幾度も人間離れした(超人じみた?)行動を行っており……

  • 崖上のに立つ50階の高層ビルから身投げしても片足の骨折程度で済む
  • 更にその折れた足を無理矢理くっつける
  • ゴリラの十倍以上の握力がないと出来ない鉄骨折りを容易く行う
  • 数十センチの距離からの銃撃を避け、反応速度はスパコンでも一切の計測不能
  • ウイングガンダムの自爆にモロに巻き込まれても生き残り、洗脳効果のあるゼロシステムを扱いこなす精神力

など、軽く人外の域に行くレベルの能力を持つ。そのためか、初代の「SDガンダム GGENERATION」では強化人間として扱われ、ニュータイプLVは逆シャア時代のアムロやシャアに匹敵するレベルに達している。

登場作品と役柄[編集]

新機動戦記ガンダムW
オペレーション・メテオを遂行するため、ウイングガンダムと共に地上に降下する。しかし、降下途中にゼクス・マーキスの妨害を受けて当初の予定と異なる形で地球にやって来てしまう。この頃から、偶然出会ったリリーナ・ドーリアンや同じくガンダムパイロットであるデュオトロワカトル五飛、OZのリーダーであるトレーズ・クシュリナーダといった数多の人物と邂逅し、戦争を戦い抜いていく。
新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop
Endress Waltzの後、コールドスリープしていた。

人間関係[編集]

リリーナ・ドーリアン
ヒロイン海岸に打ち上げられたヒイロを介抱するが、顔を見たことからヒイロに命を狙われる。実はピースクラフト家の王女であった。戦争を象徴するヒイロに対して平和を象徴する人物であり、戦争しかしらないヒイロに多大な影響を与えると共に彼の希望となった。
ドクターJ
コロニーでの養育者であると同時にウイングガンダムの開発者。また彼にヒイロ・ユイという名を与えたのもこの人である。
デュオ・マックスウェル
同じガンダムパイロットとして、時に協力し、時に対立しながらも時代を生き抜いていく。特に彼と組むことは少なくなく、マリーメイアの反乱時には共に敵基地に乗り込んだ。「Frozen Teardrop」では、冷凍睡眠に入っていたヒイロの記憶を保管していた。
張五飛
同じガンダムパイロットとして、時に協力し、時に対立しながらも時代を生き抜いていく。マリーメイアの反乱時には彼の駆るアルトロンガンダムと激戦を繰り広げた。その後、「Frozen Teardrop」においてはプリベンターの支局長となった彼やかつての仲間と共にオペレーション・ミュートスに参加する。
トロワ・バートン
ヒイロと時同じくしてオペレーション・メテオに参加したガンダムパイロットの1人。自爆に失敗して拘束されたヒイロを南極に連行されるように取り計らい、ゼクスとの決闘の折には自身の愛機を貸し与えた。
カトル・ラバーバ・ウィナー
ヒイロと時同じくしてオペレーション・メテオに参加したガンダムパイロットの1人。父を失ったことでウイングガンダムゼロに囚われ、暴走していた彼をトロワと共に止める。その後はともに地上に降り、一時期ではあったが行動を共にする事になる。
ゼクス・マーキス
幾度となく邂逅した相手。ときに敵として、ときに戦友として、オペレーション・メテオからマーズ・センチュリーまでを戦い続けていく。
サリィ・ポォ
連合軍に所属する軍医。OZの台頭に伴い、彼等を陰ながら支援してくれる人物であり、後に自らもプリベンターの一員となっている。
トレーズ・クシュリナーダ
オペレーション・メテオの標的であるOZの代表的存在。敵ではあるが、ヒイロをルクセンブルクに招いてエピオンを手渡した。
アディン・ロウ
両親を失い、名前さえも無かったヒイロと一時期行動を共にしていたテロリストの男。幼かったヒイロに殺人術の基礎を教え込み、初めて殺人を犯した時も傍で見守っていた。その正体はヒイロの実の父親。

名台詞[編集]

新機動戦記ガンダムW[編集]

「お前を殺す」
第1話の終わり際、リリーナに対しての台詞。情報隠ぺいの為だったが、最終的には実行されなかった。
ちなみにこの台詞を言われた人物は例外なく生きており、「生存フラグ」扱いされている。
「これで何もかも終わりだ…!任務、完了…」
デュオがサルベージしたウイングガンダムを始末しようとして魚雷を発射した時の台詞。彼が本心では戦いたくないことが伺える台詞でもある。
「お前にはできない、俺にはできる」
デュオの機体からパーツを盗み、デュオが機体をメンテナンスしようとしたときの一言。
「だったら一つだけ忠告がある、死ぬほど痛いぞ…」
自爆するヒイロを見習おうとするトロワにヒイロがトロワに対して言う迷言。この発言に対して普段冷静なトロワが大爆笑する。
「命なんて安いものだ、特に俺のはな…」
自身の身を案じるリリーナに対し、半ば自嘲的に語った台詞。何度も戦ったゼクスが「自殺願望でもあるのか?」と勘ぐったほど、ヒイロの自分の命への執着は薄い。
「ゼクス、強者など何処にもいない、人類全てが弱者なんだ!俺もお前も弱者なんだ!」
ゼクスとの最終戦でヒイロが言う一言。
「俺は死なない!」
最終話でヒイロがツインバスターライフル発射時に言う台詞。これからも生きていくと決めたヒイロの決意の一言。

新機動戦記ガンダムW Endless Walts[編集]

「お前が戦えば戦うほど、平和への犠牲が無駄になっていく!今ここにある世界を信じてみろ!」
兵士の居場所がない世界を嘆く五飛の言葉に対するヒイロの台詞。
「五飛、教えてくれ!俺はあと何人殺せばいい?俺はあと何回、あの子とあの子犬を殺せばいいんだ…」
五飛との戦闘中にヒイロが五飛に問いかけた台詞。この問いかけに五飛は答えることはできなかった。
「ゼロ、動けるか?……いいだろう。これが、最後の出撃だ」
戦闘を放棄して海中にウイングゼロと共に沈んでいたヒイロが、戦いに赴く覚悟を決めてゼロを再起動させる時の台詞。まるでこの台詞を聞いていたかのように、ゼロシステムも輝きを取り戻す。
「攻撃指令…任務了解…内容…敵機の撃墜!」

その他の媒体[編集]

「ゼクス、俺たちの本当の敵は強者じゃない...武器を持たなければ戦えない俺たちの弱い心だ」
ゲーム『ガンダム無双2』(SRW未参戦)にて。ゼクス(ミリアルド)と決着をつけて一人寂しく呟いた。

搭乗機体・関連機体[編集]

ウイングガンダムウイングガンダム (EW版)
オペレーション・メテオの際に搭乗していた機体。
ウイングガンダムゼロウイングガンダムプロトゼロウイングガンダムゼロ (EW版)
終盤の搭乗機。
ガンダムヘビーアームズガンダムヘビーアームズ (EW版)
ゼクスによって南極のバークレー基地に招かれた際、同じく一緒にいたトロワから借り受けた機体。ヒイロの特性を理解していたのか、左腕にビームサーベルが仕込まれていた。
リーオー
トレーズ派の傭兵時等、何度か搭乗した機体。
メリクリウス
OZに捕まった際に搭乗させられた機体。
ガンダムエピオンガンダムエピオン (EW版)
トレーズから託された機体。後にゼクスと機体を交換した。
白雪姫
コールドスリープから目覚めた後の搭乗機。

商品情報[編集]

話題まとめ[編集]

資料リンク[編集]

リンク[編集]