「フリーダムガンダム」を編集中
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| タイトル = スペック | | タイトル = スペック | ||
| 正式名称 = フリーダム | | 正式名称 = フリーダム | ||
− | | 分類 = | + | | 分類 = 広域殲滅用試作型[[モビルスーツ]] |
| 生産形態 = 試作機 | | 生産形態 = 試作機 | ||
| 型式番号 = ZGMF-X10A | | 型式番号 = ZGMF-X10A | ||
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| スラスター総推力 = 527,000kg | | スラスター総推力 = 527,000kg | ||
| OS = [[GUNDAM (OS)|G.U.N.D.A.M.Complex]] | | OS = [[GUNDAM (OS)|G.U.N.D.A.M.Complex]] | ||
− | | 開発組織 = | + | | 開発組織 = [[ザフト軍]] |
− | |||
− | |||
| 所属組織 = [[ザフト軍]] ⇒ [[三隻同盟]] (奪取) ⇒ [[オーブ連合首長国|オーブ軍]] | | 所属組織 = [[ザフト軍]] ⇒ [[三隻同盟]] (奪取) ⇒ [[オーブ連合首長国|オーブ軍]] | ||
| 所属部隊 = [[アークエンジェル]] ⇒ [[エターナル]] | | 所属部隊 = [[アークエンジェル]] ⇒ [[エターナル]] | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[ザフト軍]] | + | [[ザフト軍]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。[[パトリック・ザラ]]の命令で統合設計局が設計したザフト製ガンダムの1機で、[[ゲイツ]]を基本的な設計ベースとしつつ[[地球連合軍]]から奪取した[[デュエルガンダム|4]][[バスターガンダム|機]][[ブリッツガンダム|の]][[イージスガンダム|G]]を解析して得た技術が使われており、[[フェイズシフト装甲|PS装甲]]や小型ビーム兵器を標準装備している。 |
− | + | [[ニュートロンジャマーキャンセラー]]の採用により、動力源も核エンジンが採用された。これによりPS装甲を常時展開することができるようになり、大出力ビーム兵器の連続使用をも可能とした。 | |
− | + | 背部中央に設置されたメインスラスターは推力が高く、大気圏内でも単独飛行が可能。速度や航続距離にも優れており、劇中では[[プラント]]本国から無補給でアラスカの[[アラスカ基地|JOSH-A]]へと到達した。両側のウイングユニットは放熱板や小型スラスターの役割も与えられている他、展開する事で高機動空戦モードへと移行でき、この状態を「ハイマット(High.M.A.T.='''High''' '''M'''aneuver '''A'''erial '''T'''actical)モード」と呼ぶ。ハイマットモード時にはウイングユニットはコンピューターによるコントロールで「能動空力弾性翼(Active Aeroelastic Wing)」として機能し、大気圏内において空気抵抗を制御しつつ航空機をも凌駕する旋回性能を本機に与えている。また宇宙でも重心制御ユニットとして機能し、質量移動によって高レベルの機動性と運動性を発揮できるようになっている。 | |
− | + | 頭部デザインは連合のGのそれを踏襲したかのようなデザインとなっていて、高性能なデュアルセンサーが搭載されている。胸部のエアインテークの上側にもマルチセンサーが2基搭載され、デュアルセンサーと合わせる事でセンサー性能もかなりの高さを誇ったとされる。 | |
− | + | 武装も連合のGが装備していた物より強力なそれを多数装備しており、非常に高い火力を持つ。これらの統合管制を行うべくコクピットには「マルチロックオンシステム」が搭載され、多数の敵機をほぼ同時に、しかも高い精密度で狙い撃つ事を可能としている。なお、全武装を展開した状態は「フルバーストモード」と呼ばれる。さらには[[エターナル]]の自走砲台「ミーティア」と[[フリーダムガンダム (ミーティア)|ドッキング]]する事で火力や機動性をさらに向上させることが可能。 | |
+ | |||
+ | OSは核エンジン搭載機向けに作られた「G.U.N.D.A.M.Complex('''G'''eneration '''U'''nsubdued '''N'''uclear '''D'''rive/'''A'''ssault '''M'''odule Complex)」を搭載している。意味は「核駆動を使った世代の強襲モジュール複合体」。 | ||
+ | |||
+ | 最新技術と高性能の武装を併せ持った本機は[[C.E.]]71時において最強クラスのMSとされ、C.E.73時に開発された[[セカンドステージシリーズ]]とも互角に渡り合った(しかもパワーは本機の方が上であると言われている)。しかし、それに比例して操縦難度も非常に高く、パイロットがその高性能を最大限に活かす為には優れた反応速度と[[空間認識能力]]を持つ事が必要不可欠である。 | ||
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+ | 名称は「[[ナチュラル]]に[[ジャスティスガンダム|正義]]の鉄槌を下し、[[コーディネイター]]の真の'''自由'''を勝ち取る」という言葉が由来となっている。 | ||
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+ | 後継機として[[ストライクフリーダムガンダム]]が存在する。 | ||
+ | |||
+ | デザイナーの大河原邦男氏の代表作の一つであり、本人も非常に自画自賛しているという。 | ||
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+ | また2021年には中国の「ガンダムベース上海」の敷地内に本機の実物大立像が建造され、同年5月28日にはオープニングセレモニーが開催された。 | ||
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
;[[機動戦士ガンダムSEED]] | ;[[機動戦士ガンダムSEED]] | ||
− | : | + | :初出作品。[[キラ・ヤマト]]の[[ストライクガンダム]]に次ぐ搭乗機としてPHASE-34(リマスター版第32話)から登場する。<br />当初、[[FAITH|特務隊]]の隊員の誰かか[[イザーク・ジュール]]をパイロットとする事が検討されていたとされる機体を[[ラクス・クライン]]の手引きでキラが強奪。<br />ザフト軍の「[[オペレーション・スピットブレイク]]」にて危機に陥っていた[[アークエンジェル]]の援護に現れ、全軍に対してJOSH-Aの地下に設置された[[サイクロプス]]による自爆攻撃を知らせている。<br />その後、[[オーブ連合首長国]]や[[メンデル]]で地球連合軍の部隊と交戦し、[[第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦]]にも参戦。[[ラウ・ル・クルーゼ]]の[[プロヴィデンスガンダム]]と激闘を繰り広げ、激しく損傷しつつも死闘の末に撃破する。その直後、[[ジェネシス]]の発射に巻き込まれ、直撃こそ免れたものの大破している。 |
;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] | ;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] | ||
:PHASE-13からキラの搭乗機として引き続き登場。<br />戦後に回収・修復され、アスハ家別邸にある地下シェルター内に封印されていたが、[[ヨップ・フォン・アラファス]]率いる特殊部隊によるラクス暗殺を目的とした攻撃がきっかけで再び起動され、特殊部隊のMS[[アッシュ]]を全機戦闘不能にした。<br />その後[[ユウナ・ロマ・セイラン]]との政略結婚を強いられていた[[カガリ・ユラ・アスハ]]の結婚式に乱入。カガリを連れ去りオーブから脱出した後は[[スカンジナビア王国]]でアークエンジェルと共に身を隠していたが、[[ダーダネルス海峡]]で[[ミネルバ]]とオーブ・地球軍の連合部隊が戦闘状態に突入する事を知るとそれに武力介入し、両軍の[[MS]]を次々と戦闘不能に陥らせている。<br />[[クレタ島]]の戦闘でも同様に武力介入を行い、[[ベルリン]]では[[ステラ・ルーシェ]]の[[デストロイガンダム]]を撃破するが、これがきっかけで[[シン・アスカ]]の恨みを買う事となり、またザフト軍からも敵性勢力と断定され、「[[エンジェルダウン作戦]]」にてシンの[[フォースインパルスガンダム]]の猛攻に押され、腹部をエクスカリバーで刺し貫かれ(小説版では袈裟斬り)撃墜された。<br />戦闘終了後、コクピットブロックはカガリの[[ストライクルージュ]]によって回収され、キラも軽傷で生還している。 | :PHASE-13からキラの搭乗機として引き続き登場。<br />戦後に回収・修復され、アスハ家別邸にある地下シェルター内に封印されていたが、[[ヨップ・フォン・アラファス]]率いる特殊部隊によるラクス暗殺を目的とした攻撃がきっかけで再び起動され、特殊部隊のMS[[アッシュ]]を全機戦闘不能にした。<br />その後[[ユウナ・ロマ・セイラン]]との政略結婚を強いられていた[[カガリ・ユラ・アスハ]]の結婚式に乱入。カガリを連れ去りオーブから脱出した後は[[スカンジナビア王国]]でアークエンジェルと共に身を隠していたが、[[ダーダネルス海峡]]で[[ミネルバ]]とオーブ・地球軍の連合部隊が戦闘状態に突入する事を知るとそれに武力介入し、両軍の[[MS]]を次々と戦闘不能に陥らせている。<br />[[クレタ島]]の戦闘でも同様に武力介入を行い、[[ベルリン]]では[[ステラ・ルーシェ]]の[[デストロイガンダム]]を撃破するが、これがきっかけで[[シン・アスカ]]の恨みを買う事となり、またザフト軍からも敵性勢力と断定され、「[[エンジェルダウン作戦]]」にてシンの[[フォースインパルスガンダム]]の猛攻に押され、腹部をエクスカリバーで刺し貫かれ(小説版では袈裟斬り)撃墜された。<br />戦闘終了後、コクピットブロックはカガリの[[ストライクルージュ]]によって回収され、キラも軽傷で生還している。 | ||
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;[[ガンダムビルドリアル]] | ;[[ガンダムビルドリアル]] | ||
:第3話にチーム「ガールスキー」の使用するRGベースのガンプラとして登場。全身がピンクを基調としたカラーリングに塗装されており、所々にアクセサリーやエングレービングが施されている。チーム「ブライト」の[[ナナハチ]]と対戦し、高い機動力と[[プチッガイ|ブキッガイ]]を使った打撃攻撃で苦戦させる。しかし、塗装重視のビルドであったためフルバーストの威力を最大限に発揮できず、最後はフルバーストに耐え切ったナナハチに腹部を刺し貫かれ敗北した。なお、この際の構図はSEED最終回でフリーダムがプロヴィデンスに止めを刺したシーンを左右反転させたものとなっている。 | :第3話にチーム「ガールスキー」の使用するRGベースのガンプラとして登場。全身がピンクを基調としたカラーリングに塗装されており、所々にアクセサリーやエングレービングが施されている。チーム「ブライト」の[[ナナハチ]]と対戦し、高い機動力と[[プチッガイ|ブキッガイ]]を使った打撃攻撃で苦戦させる。しかし、塗装重視のビルドであったためフルバーストの威力を最大限に発揮できず、最後はフルバーストに耐え切ったナナハチに腹部を刺し貫かれ敗北した。なお、この際の構図はSEED最終回でフリーダムがプロヴィデンスに止めを刺したシーンを左右反転させたものとなっている。 | ||
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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
=== 特殊機能 === | === 特殊機能 === | ||
;[[フェイズシフト装甲]] | ;[[フェイズシフト装甲]] | ||
− | : | + | :一定の電圧を持つ電流を流して相転移させる特殊装甲。その際、装甲には色がつく。実弾兵器をほぼ無効化でき、単独での大気圏突入も可能だが、高出力のビーム兵器の前には無力である。<br />バッテリー駆動の連合製G兵器では稼働時間の短さとそれに起因する戦闘中のフェイズシフトダウン等欠点も目立ったが、本機では核エンジンの採用によりそれらの欠点を克服した。 |
;[[ニュートロンジャマーキャンセラー]] | ;[[ニュートロンジャマーキャンセラー]] | ||
− | :[[ニュートロンジャマー]] | + | :[[ニュートロンジャマー]]を無効化する装置。 |
;ハイマットモード | ;ハイマットモード | ||
− | : | + | :ウイングバインダーを展開した高機動空戦形態。この状態では機動性に加え、姿勢制御を始めとした運動性が大幅に向上する。 |
;マルチロックオンシステム | ;マルチロックオンシステム | ||
:複数の敵を同時にロックオンし、精密射撃を行うことが可能な火器管制システム。フルバーストモード時やミーティアとドッキングした際に使用される。 | :複数の敵を同時にロックオンし、精密射撃を行うことが可能な火器管制システム。フルバーストモード時やミーティアとドッキングした際に使用される。 | ||
+ | ;換装 | ||
+ | :ミーティアとドッキングする。 | ||
=== 武装・必殺攻撃 === | === 武装・必殺攻撃 === | ||
;MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御用機関砲 | ;MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御用機関砲 | ||
− | : | + | :[[ゲイツ]]等でも採用された機関砲で、頭部に2門内蔵されている。威力はあまり高くない為、主に牽制やミサイル迎撃等に使用されている。<br>媒体によっては胸部上部のマルチセンサーも機関砲として扱われることがある。 |
− | ;MA-M20 | + | ;MA-M20 ルプス・ビームライフル |
− | : | + | :本機の主兵装。ジャスティスの物と同型だが、カラーリングが一部異なる。<br />動力源である核エンジンからエネルギーを直接供給しており、連合製G兵器の装備している物と比べ出力、連射性ともに大きく向上している。未使用時はリアスカートのマウントラッチに装着可能。<br />ちなみに、このモデルはザフト軍のビームライフルの中でも制式化された時期が最も早く、[[火器運用試験型ゲイツ改]]でテストが行われていたが、エネルギー消費量の問題から、核エンジンの搭載が決定するまではデチューンした上で採用するかオミットするという方向でも検討されていた。 |
;M100 バラエーナ・プラズマ収束ビーム砲 | ;M100 バラエーナ・プラズマ収束ビーム砲 | ||
− | : | + | :ウイングユニットに1門ずつ、計2門格納されている高出力ビーム砲。本機の全武装の中で破壊力が最も高く、[[ランチャーストライクガンダム|ランチャーストライカー]]の装備しているアグニと同等以上の威力と射程距離を誇っている。<br />そのサイズ故に既存の機体に固定武装として装備させても機体バランスが崩れてしまい、さらにはテストとして装備させたゲイツ改がわずか2発の発射で機能停止するほどの莫大な電力を消費し、当初は「失敗作」の烙印まで押されていたが、核エンジンとウイングユニットを持つ本機でようやく本格採用と相成った。<br />後部にダクトが存在しているようで、HDリマスター版では時々排熱を行っている。またウイングユニット自体が放熱フィンを兼ねている。 |
;MMI-M15 クスィフィアス・レール砲 | ;MMI-M15 クスィフィアス・レール砲 | ||
− | : | + | :両腰に2門装備されている電磁加速砲。[[デュエルガンダム アサルトシュラウド|115mmレールガン「シヴァ」]]の発展型で口径は小さいが弾速が非常に速く、また高い速射性を持つ。弾のサイズも小さいので装弾数もかなり多い。マルチロックオンシステムとの併用で同時に複数の敵機を攻撃可能。ビーム兵器ではない為、水中の敵に対しても使用する事が出来る。不使用時は[[AMBAC|AMBACユニット]]として機能しており、スラスターも内蔵されている。<br />こちらも後部にダクトが存在しているようで、HDリマスター版で時々排熱している様子が見られる。<br />開発時、将来的にMSの射撃兵装はビーム兵器が中心になると予想されていたが、開発を行ったMMIの技術陣は速射性や技術成熟による信頼性の高さ、[[ラミネート装甲]]等の対ビーム用装備へのカウンターとして実弾兵器、とりわけレール砲の有用性を強く訴え、搭載を押し切らせたという。 |
− | ;MA-M01 | + | ;MA-M01 ラケルタ・ビームサーベル |
− | + | :クスィフィアスのマウント部に1基ずつ、計2基を装備。ルプスと同様、核エンジンからのエネルギー供給により連合製G兵器以上の高出力なビーム刃を形成する。柄尻で連結して双刀状にすることも可能で、この形態は「アンビデクストラス・ハルバード」と呼ばれる。<br />劇中では2機の敵機の間を通り抜ける瞬間に抜き放って相手の頭部や腕を斬り落とす、という戦い方が多かった他、相手が発射したビームをこれで切り払うという芸当も見せている。またクレタでは[[アスラン・ザラ]]の[[セイバーガンダム]]と交戦した際に二刀流で相手を切り刻む姿が非常に印象的である。一方、アンビデクストラス・ハルバードはプロヴィデンスガンダムを撃墜した時にしか使用されていない。 | |
;対ビームシールド | ;対ビームシールド | ||
− | : | + | :実体式のシールド。ジャスティスの物と同型だが、カラーリングが一部異なる。<br />既存のMSのシールドとは異なり[[ラミネート装甲]]の技術が採用され、戦艦の主砲クラスの威力を持つビーム砲をも無効化できる。<br />側面にはガンポートを備え、機体やビームライフルを守りながら攻撃する事が可能。 |
;ハイマット・フルバースト | ;ハイマット・フルバースト | ||
:ハイマットモード時に全武装を展開し、一斉砲撃を行う。マルチロックオンシステムにより多数の敵機に対して精密な狙撃を行う事を可能としている。<br />キラが使用した場合は10機以上の敵機を同時攻撃できるとされている。なお、C.E.73時の戦闘では逆さまの状態で攻撃する事もあった。<br />名称はゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズが初出とされる。<br />当初の設定ではハイマットモードのままでのフルバーストは不可能だったが、演出を優先させた事で設定も変更された。この為、放映当時に発売された[[ガンプラ]]等の関連商品ではハイマット・フルバーストは再現できず、MG化された際に初めて可能となった。 | :ハイマットモード時に全武装を展開し、一斉砲撃を行う。マルチロックオンシステムにより多数の敵機に対して精密な狙撃を行う事を可能としている。<br />キラが使用した場合は10機以上の敵機を同時攻撃できるとされている。なお、C.E.73時の戦闘では逆さまの状態で攻撃する事もあった。<br />名称はゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズが初出とされる。<br />当初の設定ではハイマットモードのままでのフルバーストは不可能だったが、演出を優先させた事で設定も変更された。この為、放映当時に発売された[[ガンプラ]]等の関連商品ではハイマット・フルバーストは再現できず、MG化された際に初めて可能となった。 | ||
;フルバーストモード | ;フルバーストモード | ||
− | : | + | :通常の状態で全武装を展開し、一斉攻撃を行う。<br />TV版ではオーブでの戦闘や[[ドミニオン]]から発射されたミサイル迎撃などで数回使われただけだったが、HDリマスター版ではJOSH-A戦でも使われ、その際はピクウスも同時に発射していた。 |
== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == | ||
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;[[火器運用試験型ゲイツ改]] | ;[[火器運用試験型ゲイツ改]] | ||
:フリーダム・ジャスティスで搭載される予定の武装の試験機。 | :フリーダム・ジャスティスで搭載される予定の武装の試験機。 | ||
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;[[エターナル]] | ;[[エターナル]] | ||
:専用母艦。 | :専用母艦。 | ||
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=== その他 === | === その他 === | ||
;[[フリーダムガンダムフェーダー]] | ;[[フリーダムガンダムフェーダー]] | ||
− | : | + | :『ガンダムビルドファイターズ炎トライ』に登場する本機をベースとしたガンプラ。後継機であるストライクフリーダムのパーツが部分部分に使用されている。 |
− | + | == 余談 == | |
− | : | + | :ガンダムコミカライズの雄、高山瑞穂先生が「ボンボンでSEEDのマンガ描いてた時、アニメで見たフリーダムガンダムの額ブロックに書いてある「X-10A DIECI」がカッコいいので自分のマンガにも反映させたんだけど、サンライズ側からNGが出て全部消さなきゃならなかった事件が。」という投稿をしたところ、大きな反響があった。(このボンボンで~というのは『機動戦士ガンダムSEED キラとアスランの激闘』のことか?)<br />いわく「泣く泣くトーンを剥がしてホワイトで修正をして…」と当時の苦労を語っていたのだが、なんでも「この刻印は設定書にないもので、作画サイドが勝手に付け足したものなのでプラモデルにないものは描かないでほしい」というものだったのだとか。 |
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== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
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*[[登場メカ]] | *[[登場メカ]] | ||
− | == 脚注 == | + | <!-- == 脚注 == --> |
− | <references /> | + | <!-- <references /> --> |
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