ミハエル・トリニティ
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ミハエル・トリニティ(Michael Trinity) [編集 | ソースを編集]
- 登場作品:機動戦士ガンダム00
- 声優:浪川大輔
- 種族・性別:男
- 年齢:19歳
- 身長:173cm
- 髪色:青
- 所属:ソレスタルビーイング(チームトリニティ)
- 役職・称号など:ガンダムマイスター
- 主な搭乗機:ガンダムスローネツヴァイ
- キャラクターデザイン:高河ゆん
ガンダムスローネツヴァイのガンダムマイスターで、トリニティ兄妹の次兄。攻撃的で直情型の性格。自前の電磁ナイフを見せ付けて相手を威嚇したり、会話でも相手を小馬鹿にする態度で挑発したりと、その性格には色々と問題がある。しかし実兄のヨハンを信頼しており、あまり言いつけは守らないようだが、直接指示された場合には素直に従っている。
また、実妹のネーナを溺愛しており、刹那への好意を口にしたり、王留美の伴をしていた紅龍を褒めたネーナにやきもちを焼くような態度を見せている。
好きな食べ物は肉類の模様。
兄が纏める任務には基本的に忠実だが戦闘を楽しんでいるような節があり、必要以上の戦闘行為で相手にガンダムの性能を見せ付ける場面もある。本来の主たるアレハンドロ・コーナーに用済みと判断され、抹殺命令を受けたアリー・アル・サーシェスに早撃ちで殺害されてしまった。実のところ、サーシェスが真っ先にミハエルを殺害したのは、スローネツヴァイを奪取するためで、そのパイロットであるミハエルが邪魔であるという理由。
ガンダムのパイロットであるにも関わらず、ガンダムに乗る間もなく殺されてしまったという不遇極まりない人物である。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
人間関係[編集 | ソースを編集]
- ヨハン・トリニティ
- 兄。ある程度自分のやりたいようにやらせてもらっているからか、彼の言うことにはわりと素直に従っている。
- ネーナ・トリニティ
- 妹。彼女の事は溺愛している。
- アレハンドロ・コーナー
- 実は彼の私兵で、手引きによりサーシェスに殺され自分の機体を奪われてしまう。
- アリー・アル・サーシェス
- 彼によって、ガンダムに乗る前に早撃ちで殺された。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「行けよ、ファングゥ!」
- ファング使用時の台詞。しかし、サーシェスに機体が奪われると共に台詞も奪われ、以降は様々なキャラがファングを使用する時に似た台詞が使われるようになる。
- 「うるせぇぞ、このニヒル野郎!切り刻まれてぇか!あぁ!?」
- 突然のキスに動転した刹那がネーナを突き飛ばしたため一触即発となった際のロックオンへの台詞。このワンシーンで視聴者へ気の短いイメージを植え付けた。
- 「残念!」/「またまた残念!」
- プトレマイオスクルーの質問に「答えられない」一点張りのヨハンの言葉尻に乗って。短いセリフだが、彼の相手を小馬鹿にしたような態度はクルーのみならず視聴者にも反感を抱かせた。
- 「なぁーに、すぐ済むさ……破壊して、蹂躙して、殲滅してやる!!!!」
- エイフマン教授の抹殺が終了し、壊滅したMSWAD基地から撤収しようとした時、基地に戻ってきたオーバーフラッグの編隊と接触した時の台詞。ヨハンとネーナが抹殺を実行したのに対して自分が何もしていないことが不満げであった……が、そこにまんまと現れた『獲物』を見つけ、本来の破壊衝動を我慢する事さえ忘れていた。
- 「こ、このままではやられる…わけねぇだろぉ!」
- ハワードの一気呵成の攻めに押し込まれ、あわやと思わせて次のセリフに続く。戦闘中でも相手を小馬鹿にしたような態度に、実戦すらも遊び半分という感覚が見て取れる。
- 「ファングなんだよぉ!」
- ハワード撃破後のファング回収時の台詞。戦闘で確かにファングを使用したが、言葉から考えても意味が分からない。これは「これだけじゃ足らねぇよ!という心情」で演じる指示から演者の浪川大輔氏が出したアドリブのため。
- 「まさか兄貴を手こずらせる奴がいるなんてな」
- アイリス社の工場を襲撃した際、「阿修羅すら凌駕する」グラハム・エーカーに敗走させられたヨハンに。ビームサーベルを奪われたうえに腕を切り飛ばされ、ガンダムスローネアインとカスタムフラッグの性能差を考えれば惨敗といっていい戦果にも関わらず「手こずった」と表現するのは彼なりの気遣いか。それだけヨハンの実力に疑いを持っていない信頼の証とも取れる。性格には難があるものの、兄への尊敬の念は絶大のようだ。
- 「俺に聞くなよ、ネーナ。難しいこと考えるの苦手なんだからよ」
- (計画の段階が進み、彼らの必要性がなくなったため)ミッションが届かなくなったことに不満を漏らすネーナに答えて。その後ネーナとHAROにやり込められている。単純で楽天的な性格は自覚しているがそれなりに気にはしているようだ。
- 「てめぇ…HARO!刻まれてぇのか!」/「うわ…兄貴、冗談だってば!冗談!」
- バカ呼ばわりされたHAROに。「刻む」はミハエルのフェイバリット脅し文句のようだ。後半はヨハンに「HAROはトリニティに欠かせない戦力だ」といさめられた際に。やはり普段物静かな人は怒らせてはいけない。ミハエルがあわてて取り繕うからにはよほどの前例があるのだろう。