「レイモンド・ビショップ」の版間の差分

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
 
1行目: 1行目:
== レイモンド・ビショップ(Raymond Bishop) ==
+
{{登場人物概要
 +
| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
 +
| 外国語表記 = Raymond Bishop
 +
| 登場作品 = [[機動武闘伝Gガンダム]]
 +
<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
 +
| 声優 = 岡 和男
 +
| デザイナー = 逢坂浩司
 +
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
*登場作品:[[機動武闘伝Gガンダム]]
+
{{登場人物概要
*声優:岡 和男
+
| タイトル  = プロフィール
*種族:人間
+
| 種族 = 人間
*性別:男性
+
| 性別 = 男
*年齢:
+
| 生年月日 =
*身長:
+
| 年齢 =
*体重:
+
| 没年月日 =
<!-- *血液型: -->
+
| 出身 =
*所属:[[ネオ・フランス]]
+
| 身長 =
<!-- *階級: -->
+
| 体重 =
*役職・称号など:ネオフランス代表クルー、サンド家執事
+
| 血液型 =
*主な搭乗機:[[バトラーベンスンマム]]
+
| 職業 = サンド家執事<br/>[[ネオフランス]]代表クルー
*キャラクターデザイン:[[逢坂浩司]]
+
| 所属 = [[ネオフランス]]
 +
| 所属組織 =
 +
| 所属部隊 =
 +
| 称号 =
 +
| 階級 =
 +
| 主な搭乗機 = [[バトラーベンスンマム]]
 +
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
ネオフランスのメカニックと通信オペレーターを担当する。ジョルジュ・ド・サンドの生家であるサンド家に仕える執事。口ひげを蓄えたいかにも紳士といった風貌で、柔らかい物腰とぴんとはった背筋からは大人の威厳すら感じさせる。
+
== 概要 ==
サンド家に45年仕えた古老の執事で「ジョルジュのおしめを替えたこともある」というほどに仕事という枠を越えた深い親愛と誇りを持っている。公私ともにジョルジュのサポートに徹しており、剣の達人で、ジョルジュに剣の手ほどきをしたのも彼。さらにモビルファイターの操作もでき、ジョルジュのトレーニング相手も務める(しかも旧式のハンドル操作)。幼少時代から家族同然に接してきたためか、ジョルジュの成長を何よりの楽しみにしているが、その身を心配するあまり少々過保護な面も。過去のトラウマからデビルガンダムの幻影に怯えるジョルジュを案じ、密かにドモンやレインに相談していたが「(弱みをライバルに相談されるという)恥をかかされた」と一方的に解雇されてしまう。一時は失意のどん底にあったが、窮地に陥ったジョルジュの報を聞き、我が身を顧みず駆けつけその窮地を救う。
+
[[ジョルジュ・ド・サンド]]の生家であるサンド家に仕える執事。[[ネオフランス]]のメカニックと通信オペレーターを担当する。口ひげを蓄えたいかにも紳士といった風貌で、柔らかい物腰とぴんとはった背筋からは大人の威厳すら感じさせる。
 +
 
 +
サンド家に45年仕えた古老の執事で「ジョルジュのおしめを替えたこともある」というほどに仕事という枠を越えた深い親愛と誇りを持っている。公私ともにジョルジュのサポートに徹しており、剣の達人で、ジョルジュに剣の手ほどきをしたのも彼。さらにモビルスーツの操縦(しかも旧式のハンドル操作)もでき、ジョルジュのトレーニング相手も務める。幼少時代から家族同然に接してきたためか、ジョルジュの成長を何よりの楽しみにしているが、その身を心配するあまり少々過保護な面も。過去のトラウマからデビルガンダムの幻影に怯えるジョルジュを案じ、密かにドモンやレインに相談していたが「(弱みをライバルに相談されるという)恥をかかされた」と一方的に解雇されてしまう。一時は失意のどん底にあったが、窮地に陥ったジョルジュの報を聞き、我が身を顧みず駆けつけその窮地を救う。
 
その後は強く成長していく彼を見守り続けた。
 
その後は強く成長していく彼を見守り続けた。
  
 
自己主張をあまりするタイプではないが整備、通信、トレーニングに加えて大会中のジョルジュの身の回りの世話もできてしまうスーパー執事。旧式モビルスーツを手足のように操り、「昔とった杵柄」と言いながらもミサイルを掴み取るなどの優れた技術を持っている。勤続45年という口ぶりから(ジョルジュの年齢から考えると)おそらく現当主よりも前にサンド家に雇われていたのだろうが、その過去の一切は語らないという奥ゆかしく謎めいた人物。
 
自己主張をあまりするタイプではないが整備、通信、トレーニングに加えて大会中のジョルジュの身の回りの世話もできてしまうスーパー執事。旧式モビルスーツを手足のように操り、「昔とった杵柄」と言いながらもミサイルを掴み取るなどの優れた技術を持っている。勤続45年という口ぶりから(ジョルジュの年齢から考えると)おそらく現当主よりも前にサンド家に雇われていたのだろうが、その過去の一切は語らないという奥ゆかしく謎めいた人物。
 
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
<!-- :作品名:解説 -->
 
<!-- :作品名:解説 -->
 
;[[機動武闘伝Gガンダム]]
 
;[[機動武闘伝Gガンダム]]
:ジョルジュの「執事」であり「じいや」。普段は余裕のある落ち着いた姿を見せていたが、ジョルジュの事となるとあたふたと心配し、あるいは熱く鼓舞するなど「雇用者と労働者」の関係を越えた絆で結ばれていた。
+
:初出作品。第4話から登場する。ジョルジュの「執事」であり「じいや」。普段は余裕のある落ち着いた姿を見せているが、ジョルジュの事となるとあたふたと心配し、あるいは熱く鼓舞するなど「雇用者と労働者」の関係を越えた絆で結ばれていた。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 +
=== [[ネオフランス]] ===
 
;[[ジョルジュ・ド・サンド]]
 
;[[ジョルジュ・ド・サンド]]
 
:主人。誰よりも深い愛情を注ぐ相手だが、それでいて自己主張を行わず一歩退いたところから見守り続けた。時々その身を案じるあまり執事の領分を越えてしまうこともあったが、それもジョルジュが相手であるがため。家族同然の間柄である。
 
:主人。誰よりも深い愛情を注ぐ相手だが、それでいて自己主張を行わず一歩退いたところから見守り続けた。時々その身を案じるあまり執事の領分を越えてしまうこともあったが、それもジョルジュが相手であるがため。家族同然の間柄である。
 
;[[マリアルイゼ]]
 
;[[マリアルイゼ]]
:ジョルジュが忠誠を誓う相手。その好意には気づいているようで、なかなか深まらない仲を微笑ましく見守る。
+
:ジョルジュが忠誠を誓う相手。彼女のお転婆っぷりにはレイモンドも度々手を焼かされている。一方でジョルジュの彼女に対する好意には気づいているようで、なかなか深まらない仲を微笑ましく見守る。
 +
 
 +
=== [[ネオジャパン]] ===
 +
;[[レイン・ミカムラ]] / [[ドモン・カッシュ]]
 +
:デビルガンダム出現後にジョルジュがスランプに陥った際、スランプ脱出のためジョルジュに内緒で協力を申し出た。
 +
 
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
<!-- :台詞:説明 -->
 
<!-- :台詞:説明 -->
;「このレイモンド。だてに45年間、サンド家の執事を務めてまいったわけではありません。まだまだっ!」
+
;「いえいえ!このレイモンド。だてに45年間サンド家の執事を務めてまいったわけではありません。まだまだっ!」
:ジョルジュとのトレーニングで。ネオフランス代表に選出されるほどに成長したジョルジュの剣は(機体の性能差もあるだろうが)ますます冴え渡っていた。しかし剣の手ほどきをしたのは自分、という自負からか珍しく食い下がる。気魄のこもった剣ではあるが悠々躱すジョルジュ。しかし……
+
;「何をおっしゃいます!まだまだまだまだ!よろしいですか!ジョルジュ様に剣の手解きをして差し上げたのは、このレイモンドである事をお忘れなく!おりゃあああ!!」
;「執事生活45年、ジョルジュ様のおしめを取り替えた事すらあるこの私が……クビ……オヤジ!コーヒーおかわり!」
+
:『G』第20話より、ジョルジュとのトレーニングで。ネオフランス代表に選出されるほどに成長したジョルジュの剣は(機体の性能差もあるだろうが)ますます冴え渡っていた。しかし剣の手ほどきをしたのは自分、という自負からか珍しく食い下がる。気魄のこもった剣ではあるがジョルジュに悠々躱され、ついには勢い余ってコケてしまった。しかしその直後、バトラーベンスンマムの姿がデビルガンダムに見える幻視に襲われたジョルジュが恐慌状態に陥ってしまう。その夜、密かにレイン達の下へと赴くレイモンドだったが…
:迷いを断ち切らせるために独断でドモンに相談を持ちかけていたことをジョルジュに知られ、解雇されてしまう。そのショックからか、市街のカフェで「やけコーヒー」をあおる。その悲嘆に暮れた姿から心中察して余りあるが、自暴自棄になっても理性的にコーヒーを選ぶところが彼らしい。一方、解雇したジョルジュも身近にいたレイモンドの存在を実感している描写もあり、この解雇がカッとなったジョルジュの短絡であったことが伺える。
+
;「執事生活45年、ジョルジュ様のおしめを取り替えた事すらあるこの私が……クビ……。オヤジ!コーヒーおかわり!」
;「例えクビにされたとあっても、お側を離れるべきではなかった!」
+
:同上。迷いを断ち切らせるために独断でレイン達に相談を持ちかけていたことをジョルジュに知られ、解雇されてしまう。そのショックからか、市街の酒場で「やけコーヒー」をあおる。その悲嘆に暮れた姿から心中察して余りあるが、自暴自棄になっても理性的にコーヒーを選ぶところが彼らしい。一方、解雇したジョルジュも身近にいたレイモンドの存在を実感している描写もあり、この解雇がカッとなったジョルジュの短絡であったことが伺える。
:ジョルジュのトラウマの元凶、ジャン・ピエール・ミラボーが脱獄したと聞いて、バトラーベンスンマムを駆りジョルジュの下へと駆けつける。その見返りを求めない姿に無私の忠誠がありありと見て取れる。その想いを反映するかのようにバトラーベンスンマムは機体性能を遥かに越えた機動で崖を飛び越えた。
+
;「例えクビにされたとあっても、お側を離れるべきではなかった!ジョルジュ様ぁー!!」
 +
:同上。酒場のテレビでジョルジュのトラウマの元凶、ジャン・ピエール・ミラボーが脱獄したと聞いて、バトラーベンスンマムを駆りジョルジュの下へと駆けつける。その見返りを求めない姿に無私の忠誠がありありと見て取れる。その想いを反映するかのようにバトラーベンスンマムは機体性能を遥かに越えた機動で崖を飛び越えた。…が、重さで足元が崩れ、川へ転落。何とか崖上まで登り、キャンプがミラボーに襲われる光景を目撃する。
 
;「ジョルジュ様!負けてはなりませぬ!闘うのです!そして悪の心に打ち勝つのです!!」
 
;「ジョルジュ様!負けてはなりませぬ!闘うのです!そして悪の心に打ち勝つのです!!」
:絶体絶命の危機に陥ったジョルジュの前に現れて。過去のトラウマに打ちのめされ、膝を折ってしまったジョルジュを我が身を盾にしながらも鼓舞する。
+
:同上。絶体絶命の危機に陥ったジョルジュの前に現れ、身を挺してミサイルを受け止めながら。過去のトラウマに打ちのめされ、膝を折ってしまったジョルジュを我が身を盾にしながらも鼓舞する。爆発に飲まれるバトラーベンスンマムを前に、遂に激怒したジョルジュはミラボーに挑み掛かるが……
;「ジョルジュ様、お気を確かに!どうか拳をおさめ下さい!討つべきはミラボーではありません、あなたの心に巣食う、悪魔です!!」
+
;「ジョルジュ様、お気を確かに!どうか拳を収め下さい!討つべきはミラボーではありません、あなたの心に巣食う、悪魔です!!」
:怒りのあまり決着が付いたにも関わらずミラボーへの攻撃を止めず、ドモンが割って入るも耳をかそうとしないジョルジュへ。この一言でジョルジュは正気に戻り、シャッフルの紋章の力でデビルガンダムの呪縛を解く。
+
:同上。怒りのあまり決着が付いたにも関わらずミラボーへの攻撃を止めず、ドモンが割って入るも耳を貸そうとしないジョルジュへ。この一言でジョルジュは正気に戻り、シャッフルの紋章の力でミラボーからデビルガンダムの呪縛を解いた。そして戦いの後、悪夢に打ち勝ったジョルジュはレイモンドを再び執事として迎え入れた。
  
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
<!-- :[[機体名]]:説明 -->
 
<!-- キャラクターが大きく関わった(開発した、搭乗した)機体を記述してください。 -->
 
 
;[[バトラーベンスンマム]]
 
;[[バトラーベンスンマム]]
:ネオフランスでは量産機であったが、現在では型落ちの旧式機。モビルトレースシステムを採用しておらず、ハンドル操作になっている。出力や機動性は不明。マニュピレーターは3本指のクローハンドだが簡単な作業や武器を持ったりはできる。劇中ではジョルジュ・ド・サンドのガンダムローズとスパーリングを行っていたが軽くあしらわれてしまった。旧式とはいえパイロットの技量如何ではある程度までは引き出せるようで、ジョルジュの危機には驚嘆の性能を発揮した。
+
:主な搭乗機。主にガンダムローズとスパーリングを行う際に搭乗する。旧式とはいえパイロットの技量如何ではある程度までは引き出せるようで、ジョルジュの危機には驚嘆の性能を発揮した。
 
+
;[[ゴルビーII]]
 
+
:[[デビルコロニー]]との最終決戦時に乗艦。マリアルイゼと共にビーム砲の砲手も務めた。
== 商品情報 ==
+
<!-- == 余談 == -->
<!-- *<amazon></amazon> -->
+
<!-- *説明 -->
 
+
<!-- == 商品情報 == -->
== 話題まとめ ==
+
<!-- <amazon>ASIN</amazon> -->
 
+
<!-- ASINにはAmazonの商品ページに記載されている10桁の番号を入力してください。 -->
  
 
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
 
+
*[http://www.g-gundam.net/chara/12.html 機動武闘伝Gガンダム:レイモンド・ビショップ]
  
 
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場人物]]
 
*[[登場人物]]
 +
 +
<!-- == 脚注 == -->
 +
<!-- <references /> -->
 +
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
 +
 +
{{DEFAULTSORT:れいもんと ひしよつふ}}<!-- 濁点・半濁点は除く。「っ」のような小書き文字は「つ」のように大きくする。「・」のような区切り文字は半角空白「 」に変える。 -->
 +
[[Category:登場人物ら行]]
 +
[[Category:機動武闘伝Gガンダム]]
 +
<!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 -->

2022年6月6日 (月) 00:26時点における最新版

レイモンド・ビショップ
外国語表記 Raymond Bishop
登場作品 機動武闘伝Gガンダム
声優 岡 和男
デザイナー 逢坂浩司
テンプレートを表示
プロフィール
種族 人間
性別
職業 サンド家執事
ネオフランス代表クルー
所属 ネオフランス
主な搭乗機 バトラーベンスンマム
テンプレートを表示

概要 [編集 | ソースを編集]

ジョルジュ・ド・サンドの生家であるサンド家に仕える執事。ネオフランスのメカニックと通信オペレーターを担当する。口ひげを蓄えたいかにも紳士といった風貌で、柔らかい物腰とぴんとはった背筋からは大人の威厳すら感じさせる。

サンド家に45年仕えた古老の執事で「ジョルジュのおしめを替えたこともある」というほどに仕事という枠を越えた深い親愛と誇りを持っている。公私ともにジョルジュのサポートに徹しており、剣の達人で、ジョルジュに剣の手ほどきをしたのも彼。さらにモビルスーツの操縦(しかも旧式のハンドル操作)もでき、ジョルジュのトレーニング相手も務める。幼少時代から家族同然に接してきたためか、ジョルジュの成長を何よりの楽しみにしているが、その身を心配するあまり少々過保護な面も。過去のトラウマからデビルガンダムの幻影に怯えるジョルジュを案じ、密かにドモンやレインに相談していたが「(弱みをライバルに相談されるという)恥をかかされた」と一方的に解雇されてしまう。一時は失意のどん底にあったが、窮地に陥ったジョルジュの報を聞き、我が身を顧みず駆けつけその窮地を救う。 その後は強く成長していく彼を見守り続けた。

自己主張をあまりするタイプではないが整備、通信、トレーニングに加えて大会中のジョルジュの身の回りの世話もできてしまうスーパー執事。旧式モビルスーツを手足のように操り、「昔とった杵柄」と言いながらもミサイルを掴み取るなどの優れた技術を持っている。勤続45年という口ぶりから(ジョルジュの年齢から考えると)おそらく現当主よりも前にサンド家に雇われていたのだろうが、その過去の一切は語らないという奥ゆかしく謎めいた人物。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

機動武闘伝Gガンダム
初出作品。第4話から登場する。ジョルジュの「執事」であり「じいや」。普段は余裕のある落ち着いた姿を見せているが、ジョルジュの事となるとあたふたと心配し、あるいは熱く鼓舞するなど「雇用者と労働者」の関係を越えた絆で結ばれていた。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ネオフランス[編集 | ソースを編集]

ジョルジュ・ド・サンド
主人。誰よりも深い愛情を注ぐ相手だが、それでいて自己主張を行わず一歩退いたところから見守り続けた。時々その身を案じるあまり執事の領分を越えてしまうこともあったが、それもジョルジュが相手であるがため。家族同然の間柄である。
マリアルイゼ
ジョルジュが忠誠を誓う相手。彼女のお転婆っぷりにはレイモンドも度々手を焼かされている。一方でジョルジュの彼女に対する好意には気づいているようで、なかなか深まらない仲を微笑ましく見守る。

ネオジャパン[編集 | ソースを編集]

レイン・ミカムラ / ドモン・カッシュ
デビルガンダム出現後にジョルジュがスランプに陥った際、スランプ脱出のためジョルジュに内緒で協力を申し出た。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「いえいえ!このレイモンド。だてに45年間サンド家の執事を務めてまいったわけではありません。まだまだっ!」
「何をおっしゃいます!まだまだまだまだ!よろしいですか!ジョルジュ様に剣の手解きをして差し上げたのは、このレイモンドである事をお忘れなく!おりゃあああ!!」
『G』第20話より、ジョルジュとのトレーニングで。ネオフランス代表に選出されるほどに成長したジョルジュの剣は(機体の性能差もあるだろうが)ますます冴え渡っていた。しかし剣の手ほどきをしたのは自分、という自負からか珍しく食い下がる。気魄のこもった剣ではあるがジョルジュに悠々躱され、ついには勢い余ってコケてしまった。しかしその直後、バトラーベンスンマムの姿がデビルガンダムに見える幻視に襲われたジョルジュが恐慌状態に陥ってしまう。その夜、密かにレイン達の下へと赴くレイモンドだったが…
「執事生活45年、ジョルジュ様のおしめを取り替えた事すらあるこの私が……クビ……。オヤジ!コーヒーおかわり!」
同上。迷いを断ち切らせるために独断でレイン達に相談を持ちかけていたことをジョルジュに知られ、解雇されてしまう。そのショックからか、市街の酒場で「やけコーヒー」をあおる。その悲嘆に暮れた姿から心中察して余りあるが、自暴自棄になっても理性的にコーヒーを選ぶところが彼らしい。一方、解雇したジョルジュも身近にいたレイモンドの存在を実感している描写もあり、この解雇がカッとなったジョルジュの短絡であったことが伺える。
「例えクビにされたとあっても、お側を離れるべきではなかった!ジョルジュ様ぁー!!」
同上。酒場のテレビでジョルジュのトラウマの元凶、ジャン・ピエール・ミラボーが脱獄したと聞いて、バトラーベンスンマムを駆りジョルジュの下へと駆けつける。その見返りを求めない姿に無私の忠誠がありありと見て取れる。その想いを反映するかのようにバトラーベンスンマムは機体性能を遥かに越えた機動で崖を飛び越えた。…が、重さで足元が崩れ、川へ転落。何とか崖上まで登り、キャンプがミラボーに襲われる光景を目撃する。
「ジョルジュ様!負けてはなりませぬ!闘うのです!そして悪の心に打ち勝つのです!!」
同上。絶体絶命の危機に陥ったジョルジュの前に現れ、身を挺してミサイルを受け止めながら。過去のトラウマに打ちのめされ、膝を折ってしまったジョルジュを我が身を盾にしながらも鼓舞する。爆発に飲まれるバトラーベンスンマムを前に、遂に激怒したジョルジュはミラボーに挑み掛かるが……
「ジョルジュ様、お気を確かに!どうか拳を収め下さい!討つべきはミラボーではありません、あなたの心に巣食う、悪魔です!!」
同上。怒りのあまり決着が付いたにも関わらずミラボーへの攻撃を止めず、ドモンが割って入るも耳を貸そうとしないジョルジュへ。この一言でジョルジュは正気に戻り、シャッフルの紋章の力でミラボーからデビルガンダムの呪縛を解いた。そして戦いの後、悪夢に打ち勝ったジョルジュはレイモンドを再び執事として迎え入れた。

搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

バトラーベンスンマム
主な搭乗機。主にガンダムローズとスパーリングを行う際に搭乗する。旧式とはいえパイロットの技量如何ではある程度までは引き出せるようで、ジョルジュの危機には驚嘆の性能を発揮した。
ゴルビーII
デビルコロニーとの最終決戦時に乗艦。マリアルイゼと共にビーム砲の砲手も務めた。

資料リンク[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]