「ELダイバー」の版間の差分

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(ページの作成:「== ELダイバー(EL diver) == 『ガンダムビルドダイバーズ』および『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』に登場する電子生命…」)
 
2行目: 2行目:
 
『[[ガンダムビルドダイバーズ]]』および『[[ガンダムビルドダイバーズRe:RISE]]』に登場する電子生命体。
 
『[[ガンダムビルドダイバーズ]]』および『[[ガンダムビルドダイバーズRe:RISE]]』に登場する電子生命体。
  
[[GBN]]内にて確認された存在であり、『ビルドダイバーズ』時点ではGBNへのアクセス時にスキャンした[[ガンプラ]]のデータを転送した際に生じる総容量100万分の1程の余剰データが蓄積されることにより生まれた電子生命体という認識であった。
+
[[GBN]]内にて確認された存在であり、GBNへのアクセス時にスキャンした[[ガンプラ]]のデータを転送した際に生じる総容量100万分の1程の余剰データが蓄積されることにより生まれた電子生命体とされる。元々GBN用に変換の際に発生したデータの残滓から生じるためか、見た目も機能も一般ダイバーと変わらず、一目でELダイバーと判別することは不可能。判別に関してはシステム開発者クラスでないと困難である。
元々GBN用に変換の際に発生したデータの残りカスとでも言うべきものから生じるためか、見た目も機能も他ダイバーと変わらず、一目でELダイバーと判別することは不可能。判別に関してはシステム開発者クラスでないと困難である。
 
  
生命体であるためか記憶や感情を有している(むしろこれらを持ち合わせるからこそ「生命体」扱いされたとも考えられる)が、記憶や感情が増加するとGBNのシステムを圧迫し、バグ発生の原因となる。
+
生命体であるためか記憶や感情を有している<ref>むしろこれらを持ち合わせるからこそ「生命体」扱いされたとも考えられる。</ref>が、記憶や感情の増加に伴いGBNのシステムを圧迫し、バグ発生の原因となる。
運営側はパッチを適用、ELダイバーたる[[サラ]]を削除することでバグへの対処を行おうとした<ref>強硬策に近い手段を取ろうとしたのはあまりにも早いバグの進行と[[第一次有志連合戦|有志連合戦]]まで続いた[[ブレイクデカール]]への対応が後手後手に回ったこともあると思われる。</ref>が、[[ビルドダイバーズ]]のメンバーら一部のユーザーがこれに反発<ref>「生命体」と自らで定義しておきながら「削除」を行おうとしたのならそれこそ「殺害」と取られても無理はない。もっとも、バグの進行具合を考えると倫理問題を含めた十分な議論の時間は取れなかったであろうが。</ref>、処遇を巡って「変則フラッグ戦」(後の[[第二次有志連合戦]])が勃発する。
 
「変則フラッグ戦」に勝利したビルドダイバーズと協力者の手により[[ビルドデカール]]とガンプラを使うことでGBNから独立させることに成功した。
 
  
2年後の『Re:RISE』では誕生の要因について、[[惑星エルドラ]]にかつて存在した[[古き民]]のうちの体をデータ化してエルドラから電子の海に旅立った一派が存在しており、そのデータ化した古き民の残りカスとでも言うべきものが開発中のGBNに流れ着き、GBNで余剰データと混ざったことで生まれたのではないかと推測されている。
+
運営側はパッチを適用し、初めて確認されたELダイバー「[[サラ]]」を削除することでバグへの対処とELダイバーの再誕予防を行おうとした<ref>強硬策に近い手段を取ろうとしたのはあまりにも早いバグの進行と[[第一次有志連合戦|有志連合戦]]まで続いた[[ブレイクデカール]]への対応が後手後手に回ったこともあると思われる。</ref>が、[[ビルドダイバーズ]]のメンバーら一部のユーザーがこれに反発。この処遇を巡って[[第二次有志連合戦]]が勃発した。
  
 +
第二次有志連合戦はビルドダイバーズの勝利となり、彼らの協力者の手により[[ビルドデカール]]とモビルドールと呼ばれるガンプラを使うことでGBNから独立させることに成功。以降、GBN内で誕生が確認されたELダイバーは、ELバースセンターで登録を行い、モビルドールや後見人を与えられた上で現実世界に送られるようになる。
 +
 +
誕生の経緯についてはGBN内の余剰データの他、[[惑星エルドラ]]の古き民のデータが開発中のGBNのサーバーにたどり着き、それがGBNの余剰データと融合する事で誕生したと推測されている。
 
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
 
;[[ガンダムビルドダイバーズ]]
 
;[[ガンダムビルドダイバーズ]]
:用語の初出。
+
:初出作品。[[サラ]]が登場し、物語後半では彼女の処遇を巡って第二次有志連合戦が勃発した。
 
;[[ガンダムビルドダイバーズRe:RISE]]
 
;[[ガンダムビルドダイバーズRe:RISE]]
:全サーバーで87人のELダイバーが保護されていることが確認されている。
+
:[[メイ]]が登場。全サーバーで87人のELダイバーが保護されていることが確認されている。
 
;[[ガンダムビルドダイバーリゼ]]
 
;[[ガンダムビルドダイバーリゼ]]
:
+
:ELダイバーの主人公[[リゼ]]が登場。ELバースセンターでの登録など、有志連合戦後のELダイバーの扱いが描かれている。
  
 
== 関連用語 ==
 
== 関連用語 ==

2023年10月15日 (日) 18:24時点における版

ELダイバー(EL diver)

ガンダムビルドダイバーズ』および『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』に登場する電子生命体。

GBN内にて確認された存在であり、GBNへのアクセス時にスキャンしたガンプラのデータを転送した際に生じる総容量100万分の1程の余剰データが蓄積されることにより生まれた電子生命体とされる。元々GBN用に変換の際に発生したデータの残滓から生じるためか、見た目も機能も一般ダイバーと変わらず、一目でELダイバーと判別することは不可能。判別に関してはシステム開発者クラスでないと困難である。

生命体であるためか記憶や感情を有している[1]が、記憶や感情の増加に伴いGBNのシステムを圧迫し、バグ発生の原因となる。

運営側はパッチを適用し、初めて確認されたELダイバー「サラ」を削除することでバグへの対処とELダイバーの再誕予防を行おうとした[2]が、ビルドダイバーズのメンバーら一部のユーザーがこれに反発。この処遇を巡って第二次有志連合戦が勃発した。

第二次有志連合戦はビルドダイバーズの勝利となり、彼らの協力者の手によりビルドデカールとモビルドールと呼ばれるガンプラを使うことでGBNから独立させることに成功。以降、GBN内で誕生が確認されたELダイバーは、ELバースセンターで登録を行い、モビルドールや後見人を与えられた上で現実世界に送られるようになる。

誕生の経緯についてはGBN内の余剰データの他、惑星エルドラの古き民のデータが開発中のGBNのサーバーにたどり着き、それがGBNの余剰データと融合する事で誕生したと推測されている。

登場作品

ガンダムビルドダイバーズ
初出作品。サラが登場し、物語後半では彼女の処遇を巡って第二次有志連合戦が勃発した。
ガンダムビルドダイバーズRe:RISE
メイが登場。全サーバーで87人のELダイバーが保護されていることが確認されている。
ガンダムビルドダイバーリゼ
ELダイバーの主人公リゼが登場。ELバースセンターでの登録など、有志連合戦後のELダイバーの扱いが描かれている。

関連用語

GBN
ビルドデカール/ブレイクデカール
古き民
ホロアクター
ガンダムEXA』および『ガンダムEXA VS』に登場する人間型の立体映像プログラム。ELダイバー同様データ上を活動する存在であり、人間性を併せ持つ。ただしこちらはイヴメイの関係とは違い、一度消滅した存在を権限を利用してそのままの形に近い状態で復活させることができる。

リンク

脚注

  1. むしろこれらを持ち合わせるからこそ「生命体」扱いされたとも考えられる。
  2. 強硬策に近い手段を取ろうとしたのはあまりにも早いバグの進行と有志連合戦まで続いたブレイクデカールへの対応が後手後手に回ったこともあると思われる。