「Vガンダム」を編集中
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| タイトル = スペック | | タイトル = スペック | ||
| 分類 = 汎用量産型[[可変モビルスーツ]] | | 分類 = 汎用量産型[[可変モビルスーツ]] | ||
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| 型式番号 = LM312V04 | | 型式番号 = LM312V04 | ||
| 頭頂高 = 15.2m | | 頭頂高 = 15.2m | ||
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| スラスター総推力 = 79,700kg | | スラスター総推力 = 79,700kg | ||
| アポジモーター数 = 34 | | アポジモーター数 = 34 | ||
− | | 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]] | + | | 装甲材質 = [[ガンダリウム合金|ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材]] |
| 開発組織 = [[リガ・ミリティア]] | | 開発組織 = [[リガ・ミリティア]] | ||
| 所属組織 = [[リガ・ミリティア]] | | 所属組織 = [[リガ・ミリティア]] | ||
| 所属部隊 = | | 所属部隊 = | ||
− | |||
*[[シュラク隊]] | *[[シュラク隊]] | ||
*[[リア・シュラク隊]] | *[[リア・シュラク隊]] | ||
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*[[ウッソ・エヴィン]] | *[[ウッソ・エヴィン]] | ||
*[[マーベット・フィンガーハット]] | *[[マーベット・フィンガーハット]] | ||
− | * | + | *他 |
}} | }} | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[リガ・ミリティア]] | + | [[リガ・ミリティア]]が開発した[[モビルスーツ]]。正式名称は「'''ヴィクトリーガンダム'''」。[[ザンスカール帝国]]の軍事増強に対抗する為の高性能モビルスーツを開発する「V計画(ヴィクトリープロジェクト)」によって開発された。 |
かつての[[ガンダム]]の基本コンセプトを受け継ぎ、[[コアブロックシステム]]を採用し「如何なる状況でも運用できる汎用モビルスーツ」、「マルチプル・モビルスーツ」を目指して設計されている。最大の特徴は[[コア・ファイター]]を中核として腕部を構成する「トップ・リム(ハンガー)」と脚部「ボトム・リム(ブーツ)」を組み合わせる三分割方式で構成されている点で、これらのパーツは各個に遠隔操作を行うことが可能。これによって、機体の一部が破損した場合にはパーツごと交換することで再出撃までの時間を短縮する事ができる。また、複数機で行動する場合はパーツをシェアし、戦力の低下を防ぐことも想定されている。 | かつての[[ガンダム]]の基本コンセプトを受け継ぎ、[[コアブロックシステム]]を採用し「如何なる状況でも運用できる汎用モビルスーツ」、「マルチプル・モビルスーツ」を目指して設計されている。最大の特徴は[[コア・ファイター]]を中核として腕部を構成する「トップ・リム(ハンガー)」と脚部「ボトム・リム(ブーツ)」を組み合わせる三分割方式で構成されている点で、これらのパーツは各個に遠隔操作を行うことが可能。これによって、機体の一部が破損した場合にはパーツごと交換することで再出撃までの時間を短縮する事ができる。また、複数機で行動する場合はパーツをシェアし、戦力の低下を防ぐことも想定されている。 | ||
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稼働状態を維持する為に消耗品の他にブロック単位での換装や交換を前提にトップ・ボトム両パーツは特に大量に生産・ストックされているが、非常に高密度な実装技術が導入されている為、各ユニットそのものの整備性は決して高くはない。各パーツは各地で分散して生産されており、生産地や生産時期によって仕様やカラーリングが異なるパーツも見受けられる。 | 稼働状態を維持する為に消耗品の他にブロック単位での換装や交換を前提にトップ・ボトム両パーツは特に大量に生産・ストックされているが、非常に高密度な実装技術が導入されている為、各ユニットそのものの整備性は決して高くはない。各パーツは各地で分散して生産されており、生産地や生産時期によって仕様やカラーリングが異なるパーツも見受けられる。 | ||
− | + | コア・ファイターには主要制御デバイスやメインジェネレーターの他「ミノフスキーフライトシステム」が搭載されている。このミノフスキーフライトは[[ミノフスキー粒子]]を機体に収束し、斥力を発生させ自重を相殺することで長時間の空中浮揚が可能。ミノフスキーフライトはコア・ファイター形態はもちろん、MS形態でも有効であり、バックパックの推進力を戦闘機動に割り振ることが出来た。 | |
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
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=== 武装・必殺攻撃 === | === 武装・必殺攻撃 === | ||
− | |||
;25mmバルカン砲 | ;25mmバルカン砲 | ||
:頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。 | :頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。 | ||
:コア・ファイター時には基本頭部が収納・固定される為機首前方に射線が固定された状態となるが、頭部のみをポップアップして旋回砲塔の様に使用する事も可能。 | :コア・ファイター時には基本頭部が収納・固定される為機首前方に射線が固定された状態となるが、頭部のみをポップアップして旋回砲塔の様に使用する事も可能。 | ||
− | ; | + | ;ビーム・サーベル |
:両肘の[[ビーム・シールド]]基部に計4基内蔵しており使用時は前腕部のカバーを開きビームシールドユニットから射出され掌に収まる。ビーム・シールドの発振デバイスを参考にビームの収束・形成機能が強化されており、刺突貫通力の高い細い物から刃部面積の広い扇状の物に至るまで、用途に応じた様々な形状のビーム刃を形成させられる。 | :両肘の[[ビーム・シールド]]基部に計4基内蔵しており使用時は前腕部のカバーを開きビームシールドユニットから射出され掌に収まる。ビーム・シールドの発振デバイスを参考にビームの収束・形成機能が強化されており、刺突貫通力の高い細い物から刃部面積の広い扇状の物に至るまで、用途に応じた様々な形状のビーム刃を形成させられる。 | ||
:コミックボンボンの漫画では、「Vの字斬り」という技を披露している。 | :コミックボンボンの漫画では、「Vの字斬り」という技を披露している。 | ||
− | ; | + | ;ビーム・シールド |
:両腕の肘に内蔵。ユニットそのものはフレキシブルに可動し、手首直下の前方へ向けて展開する事も可能。腕部の可動域と併せて広範囲を防御する事が出来る。 | :両腕の肘に内蔵。ユニットそのものはフレキシブルに可動し、手首直下の前方へ向けて展開する事も可能。腕部の可動域と併せて広範囲を防御する事が出来る。 | ||
:ビーム・サーベルのホルダーとしての機能も持ち、内部にサーベルを二基格納可能。 | :ビーム・サーベルのホルダーとしての機能も持ち、内部にサーベルを二基格納可能。 | ||
− | ; | + | ;ビーム・ライフル |
:核であるビーム・ピストルパーツを中心にサイトエネルギーユニットのモジュールと加速用の銃身部を組み合わせたライフル。内蔵[[エネルギーCAP]]とEパックの併用方式を採用しており、手持ち携行だけでなくハードポイントに接続しマニピュレーター手部を介してトリガーを引く事をせずに使用も可能。 | :核であるビーム・ピストルパーツを中心にサイトエネルギーユニットのモジュールと加速用の銃身部を組み合わせたライフル。内蔵[[エネルギーCAP]]とEパックの併用方式を採用しており、手持ち携行だけでなくハードポイントに接続しマニピュレーター手部を介してトリガーを引く事をせずに使用も可能。 | ||
:;ビーム・ピストル | :;ビーム・ピストル | ||
::ライフルのコア・モジュールであるグリップ部は、それ単体で低出力のビーム・ピストルとして使用可能。 | ::ライフルのコア・モジュールであるグリップ部は、それ単体で低出力のビーム・ピストルとして使用可能。 | ||
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;ビーム・スマートガン | ;ビーム・スマートガン | ||
:「物干し竿」とも呼ばれる旧式の試作型ビーム砲。長身の開放型粒子加速機から高出力ビームを発射する。開発から30年の年月が経過しているが、戦艦クラスの出力を誇る。 | :「物干し竿」とも呼ばれる旧式の試作型ビーム砲。長身の開放型粒子加速機から高出力ビームを発射する。開発から30年の年月が経過しているが、戦艦クラスの出力を誇る。 | ||
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;4連装ミサイルランチャー | ;4連装ミサイルランチャー | ||
:リガ・ミリティア製のハードポイントオプション武装のミサイルランチャー。V2ガンダムが本機のトップリムに装着された状態で使用し、対[[ゲンガオゾ]]戦の決め手となった。 | :リガ・ミリティア製のハードポイントオプション武装のミサイルランチャー。V2ガンダムが本機のトップリムに装着された状態で使用し、対[[ゲンガオゾ]]戦の決め手となった。 | ||
+ | ;パーツアタック | ||
+ | :名前の通り、上半身・下半身を構成するトップ・ボトムパーツを質量弾としてパージを応用し敵にぶつける攻撃で「ボトム(ブーツ)・アタック / トップ(ハンガー)・アタック / トップ・ボトム・アタック」と部位毎に名称が変わり総称として「パーツアタック」という呼称が存在する。使用した場合は外していない部分のファイター形態かコア・ファイターのみになる。パーツが量産されている本機ならではの攻撃方法といえよう。作中では「ブーツ・アタック」としてボトム・アタックを幾度か使用しており、ゲームでも再現されている場合が多い。 | ||
;エクスキャリバー | ;エクスキャリバー | ||
:『ボンボン版V』第5章に登場した、柄が豪華になったビーム・サーベル(関連機体の騎士Vガンダムを参照)。柄が変わっただけだが、同話のラストでは[[カイラスギリー]]を一刀両断するというハチャメチャな威力を発揮した。 | :『ボンボン版V』第5章に登場した、柄が豪華になったビーム・サーベル(関連機体の騎士Vガンダムを参照)。柄が変わっただけだが、同話のラストでは[[カイラスギリー]]を一刀両断するというハチャメチャな威力を発揮した。 | ||
=== 技・必殺技 === | === 技・必殺技 === | ||
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;ヴィクトリー斬り | ;ヴィクトリー斬り | ||
:『ボンボン版V』第2章で披露した初の必殺技。要はVの字斬りである。[[トムリアット]]部隊に向けてビーム・ライフルをオート発射のまま投擲し、撹乱した隙を突いて一瞬で切り裂いた。 | :『ボンボン版V』第2章で披露した初の必殺技。要はVの字斬りである。[[トムリアット]]部隊に向けてビーム・ライフルをオート発射のまま投擲し、撹乱した隙を突いて一瞬で切り裂いた。 | ||
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== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
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;[[Vダッシュガンダム]] | ;[[Vダッシュガンダム]] | ||
:オーバーハングパックを装着した、武装強化形態。 | :オーバーハングパックを装着した、武装強化形態。 | ||
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;[[セカンドV]] | ;[[セカンドV]] | ||
:小説版に登場。Vガンダムに[[ミノフスキードライブ]]を外付けした強化形態で、アニメのV2ガンダムに相当する機体。 | :小説版に登場。Vガンダムに[[ミノフスキードライブ]]を外付けした強化形態で、アニメのV2ガンダムに相当する機体。 | ||
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;[[ビクトリーイージー]] | ;[[ビクトリーイージー]] | ||
:本機のコア・ファイターにガンイージの手足を繋げたミキシングビルドモビルスーツ。 | :本機のコア・ファイターにガンイージの手足を繋げたミキシングビルドモビルスーツ。 | ||
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:後継機。設定的にはセカンドVの発展機に位置づけられている。 | :後継機。設定的にはセカンドVの発展機に位置づけられている。 | ||
;[[ガンイージ]] | ;[[ガンイージ]] | ||
− | : | + | :本機の開発時のテスト機をベースとしている。元々はこちらがVガンダムとしてデザインされていた。 |
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;[[クラスターガンダム]] | ;[[クラスターガンダム]] | ||
:コアブロックシステムを採用している等、機体コンセプトに共通点が見られる。 | :コアブロックシステムを採用している等、機体コンセプトに共通点が見られる。 | ||
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;[[アメジストVガンダム]] | ;[[アメジストVガンダム]] | ||
− | :『[[ガンダムビルドファイターズトライ]] | + | :『[[ガンダムビルドファイターズトライ]]』に登場する、本機をベースに改造されたガンプラ。ファイターは[[サカシタ・ヨミ]]。 |
+ | ;騎士Vガンダム | ||
+ | :「ロープレは燃える」と語る[[ロメロ・マラバル]](魔術師コス)によって[[騎士ガンダム]]のコスプレをさせられたVガンダム。『ボンボン版V』第5章で唐突に登場した。騎士ガンダム風の外装を装着しており、エクスキャリバー(柄が豪華になっただけのビーム・サーベル)を装備している。[[ゾロアット]]部隊を片っ端から切り倒していったが、ゴッドワルドのアビゴルが繰り出した'''ザンテツブレード'''(つまり斬○剣)によって鎧を両断されてしまった。 | ||
== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
150行目: | 136行目: | ||
=== フィギュア === | === フィギュア === | ||
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== リンク == | == リンク == | ||
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[[Category:登場メカ英数字・記号]] | [[Category:登場メカ英数字・記号]] | ||
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[[Category:機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト]] | [[Category:機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト]] |