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| 基本的に試験機としての側面が強く、実戦投入は後継機に委ねられる予定であったが、オールズモビル戦役など不測の出来事から実戦投入の機会が多くなり、蓄積された運用データはF91などの後継機に引き継がれていき、ブラッシュアップしていった。 | | 基本的に試験機としての側面が強く、実戦投入は後継機に委ねられる予定であったが、オールズモビル戦役など不測の出来事から実戦投入の機会が多くなり、蓄積された運用データはF91などの後継機に引き継がれていき、ブラッシュアップしていった。 |
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− | 1号機と2号機は[[宇宙世紀]]0120年10月28日に試験運用が行われるが、その最中、2号機がオートバランサーの設定ミスが原因でアポジなどが不調に陥り、直後に火星独立ジオン軍([[オールズモビル]])によって強奪されてしまう<ref>機体の不調と襲撃のタイミングが重なっている事から、機体調整は工作員によって行われた可能性がある。</ref>。その後、強奪された2号機は指揮官機として改修され、オールズモビルの火星基地内部で1号機と交戦。両機共に大破し、戦闘不能になるがサナリィに回収される。その後、1号機はそのまま修繕、2号機はF90IIに改修され運用された。
| + | [[宇宙世紀]]0111年9月に1号機がロールアウトし、A/D/S/M/Hの各種オプションも本体に先行して完成。同年10月には[[アナハイム・エレクトロニクス社|AE社]]の[[MSA-120]]を下して地球連邦軍の次期主力MSとして正式採用し、同年12月にはさらにL/V/Pのオプションも完成した。また、1号機と共に2号機も試験運用されており、当初トリコロールカラーだった2号機は試験終了後に紺色へと再塗装されている<ref>模型誌『B-CLUB』74号掲載のジオラマ写真と解説文より</ref>。 |
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| + | [[宇宙世紀]]0120年10月28日には新サイド4宙域で1号機と2号機のテスト飛行が行われるが、その最中、2号機がオートバランサーの設定ミスが原因でアポジなどが不調に陥り、直後に火星独立ジオン軍([[オールズモビル]])によって強奪されてしまう<ref>機体の不調と襲撃のタイミングが重なっている事から、機体調整は工作員によって行われた可能性がある。</ref>。その後、強奪された2号機は指揮官機として改修され、オールズモビルの火星基地内部で1号機と交戦。両機共に大破し、戦闘不能になるがサナリィに回収される。その後、1号機はそのまま修繕、2号機はF90IIに改修され運用された。 |
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| == 登場作品 == | | == 登場作品 == |
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| === ミッションパック === | | === ミッションパック === |
− | ;[[ガンダムF90A|(Aタイプ)アサルトタイプ]] | + | ;[[ガンダムF90-Aタイプ|(Aタイプ)アサルトタイプ]] |
| :長距離侵攻仕様。敵陣深くに単独で侵攻し、重要拠点をビームバズーカで奇襲する。両肩にミノフスキークラフト式の機動ユニット、手足のハードポイントに大量の推進剤タンクを備え、長時間の大気圏飛行を可能にしている。 | | :長距離侵攻仕様。敵陣深くに単独で侵攻し、重要拠点をビームバズーカで奇襲する。両肩にミノフスキークラフト式の機動ユニット、手足のハードポイントに大量の推進剤タンクを備え、長時間の大気圏飛行を可能にしている。 |
| ;(Bタイプ)ボンバードタイプ | | ;(Bタイプ)ボンバードタイプ |
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| ;(Cタイプ)コールドネスタイプ | | ;(Cタイプ)コールドネスタイプ |
| :寒冷地仕様。 | | :寒冷地仕様。 |
− | ;[[ガンダムF90D|(Dタイプ)デストロイドタイプ]] | + | ;[[ガンダムF90-Dタイプ|(Dタイプ)デストロイドタイプ]] |
| :接近・制圧戦仕様。敵主力の面制圧用の装備を備える。実体弾かつ、近距離用の重火器が多い。 | | :接近・制圧戦仕様。敵主力の面制圧用の装備を備える。実体弾かつ、近距離用の重火器が多い。 |
− | ;[[ガンダムF90E|(Eタイプ)エレクトリックタイプ]] | + | ;[[ガンダムF90-Eタイプ|(Eタイプ)エレクトリックタイプ]] |
| :電子戦仕様。早期警戒仕様とも。書籍『ENTERTAINMENT BIBLE.25 機動戦士ガンダム MS大図鑑 PART.4 MS開発戦争編』に掲載されている物と、プラモデル『MG 1/100 ガンダムF90用ミッションパック Eタイプ&Sタイプ』用の新規デザインとで、ミッションパックの形状が異なる。 | | :電子戦仕様。早期警戒仕様とも。書籍『ENTERTAINMENT BIBLE.25 機動戦士ガンダム MS大図鑑 PART.4 MS開発戦争編』に掲載されている物と、プラモデル『MG 1/100 ガンダムF90用ミッションパック Eタイプ&Sタイプ』用の新規デザインとで、ミッションパックの形状が異なる。 |
| ;(Fタイプ)ファイトタイプ | | ;(Fタイプ)ファイトタイプ |
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| ;(Gタイプ)ガードタイプ | | ;(Gタイプ)ガードタイプ |
| :護衛仕様。 | | :護衛仕様。 |
− | ;[[ガンダムF90H|(Hタイプ)ホバータイプ]] | + | ;[[ガンダムF90-Hタイプ|(Hタイプ)ホバータイプ]] |
| :陸上機動戦仕様。 | | :陸上機動戦仕様。 |
− | ;[[ガンダムF90II-I|(Iタイプ)インターセプトタイプ]] | + | ;[[ガンダムF90II-Iタイプ|(Iタイプ)インターセプトタイプ]] |
| :迎撃・追撃戦仕様。巨大な「フライトシールド」を装備しており、この盾は[[サブ・フライト・システム|SFS]]として飛行から大気圏突入までをサポートできる。 | | :迎撃・追撃戦仕様。巨大な「フライトシールド」を装備しており、この盾は[[サブ・フライト・システム|SFS]]として飛行から大気圏突入までをサポートできる。 |
| ;(Jタイプ)ジャケットタイプ | | ;(Jタイプ)ジャケットタイプ |
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| ;(Kタイプ)キープタイプ | | ;(Kタイプ)キープタイプ |
| :守備隊仕様。 | | :守備隊仕様。 |
− | ;[[ガンダムF90II-L|(Lタイプ)ロングレンジタイプ]] | + | ;[[ガンダムF90II-Lタイプ|(Lタイプ)ロングレンジタイプ]] |
| :長距離狙撃仕様。主武装のロングレンジライフルは、ビーム、実体弾のどちらも撃てる仕様となっており、状況に応じて使い分ける事ができる。 | | :長距離狙撃仕様。主武装のロングレンジライフルは、ビーム、実体弾のどちらも撃てる仕様となっており、状況に応じて使い分ける事ができる。 |
− | ;[[ガンダムF90M|(Mタイプ)マリンタイプ]] | + | ;[[ガンダムF90-Mタイプ|(Mタイプ)マリンタイプ]] |
| :水中戦仕様。全身に魚雷など水中用武装を装備している。 | | :水中戦仕様。全身に魚雷など水中用武装を装備している。 |
| ;(Nタイプ)不明 | | ;(Nタイプ)不明 |
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| ;(Oタイプ)オフィサータイプ | | ;(Oタイプ)オフィサータイプ |
| :指揮官仕様。 | | :指揮官仕様。 |
− | ;[[ガンダムF90P|(Pタイプ)ブランジタイプ]] | + | ;[[ガンダムF90-Pタイプ|(Pタイプ)ブランジタイプ]] |
| :大気圏突入仕様。WR形態への変形が可能。 | | :大気圏突入仕様。WR形態への変形が可能。 |
| ;(Qタイプ)クイックタイプ | | ;(Qタイプ)クイックタイプ |
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| ;(Rタイプ)レコノイタータイプ | | ;(Rタイプ)レコノイタータイプ |
| :偵察、調査仕様。 | | :偵察、調査仕様。 |
− | ;[[ガンダムF90S|(Sタイプ)サポートタイプ]] | + | ;[[ガンダムF90-Sタイプ|(Sタイプ)サポートタイプ]] |
| :長距離支援仕様。足を止めての遠隔支援砲撃用であり前線運用は考えられていない。この仕様の試験結果から[[キャノンガンダム]]と[[Gキャノン]]が派生機種として誕生する。 | | :長距離支援仕様。足を止めての遠隔支援砲撃用であり前線運用は考えられていない。この仕様の試験結果から[[キャノンガンダム]]と[[Gキャノン]]が派生機種として誕生する。 |
| ;(Tタイプ)トレーサータイプ | | ;(Tタイプ)トレーサータイプ |