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| | 主動力 = [[熱核融合炉]] | | | 主動力 = [[熱核融合炉]] |
| | ジェネレーター出力 = 2,160kW | | | ジェネレーター出力 = 2,160kW |
− | | スラスター総推力 = | + | | スラスター総推力 = 54,000kg |
| | 装甲材質 = [[チタン合金セラミック複合材]] | | | 装甲材質 = [[チタン合金セラミック複合材]] |
| | センサー有効半径 = 16,400m | | | センサー有効半径 = 16,400m |
| | 開発組織 = | | | 開発組織 = |
− | *[[ネオ・ジオン]](設計) | + | *[[ネオ・ジオン]] (設計) |
− | *[[アナハイム・エレクトロニクス社]](製造) | + | *[[アナハイム・エレクトロニクス社]] (製造) |
| | 所属 = [[ネオ・ジオン]] | | | 所属 = [[ネオ・ジオン]] |
| | 所属組織 = | | | 所属組織 = |
| | 所属部隊 = | | | 所属部隊 = |
| | 母艦 = | | | 母艦 = |
− | | 主なパイロット = | + | | 主なパイロット = [[ヴィンセント・グライスナー]]<br/>[[レイラ・ラギオール]]<br/>[[ネオ・ジオン兵]] |
− | *[[ヴィンセント・グライスナー]]
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− | *[[レイラ・ラギオール]]
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− | *[[ネオ・ジオン兵]]
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| }}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 --> | | }}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 --> |
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| [[シャア・アズナブル]]率いる[[ネオ・ジオン]]の主力となった量産型[[モビルスーツ]]。[[第一次ネオ・ジオン抗争]]終結時に[[アクシズ]]残党が持ち出した原型機をベースに、コクピットや機体管制等の操縦・制御系をリニューアルされた上で[[アナハイム・エレクトロニクス社]][[グラナダ]]工場で生産された<ref>ベース機そのものはグリプス戦役後期に開発されていたとされる。</ref>。 | | [[シャア・アズナブル]]率いる[[ネオ・ジオン]]の主力となった量産型[[モビルスーツ]]。[[第一次ネオ・ジオン抗争]]終結時に[[アクシズ]]残党が持ち出した原型機をベースに、コクピットや機体管制等の操縦・制御系をリニューアルされた上で[[アナハイム・エレクトロニクス社]][[グラナダ]]工場で生産された<ref>ベース機そのものはグリプス戦役後期に開発されていたとされる。</ref>。 |
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− | その設計思想は[[ザクII]]を踏襲したものであり、MS本来の「人間の機能を拡大した機動歩兵」に立ち返る事を目指している。これは、[[グリプス戦役]]から[[第一次ネオ・ジオン抗争]]の間で隆盛を極めたMSの多機能・万能化の流れに対して見直しを図るという意図があった<ref>この風潮は連邦軍も同様であり、同じくMSの基本に立ち返ったジェガンが開発されている。</ref>。無論、この間の技術進展に伴う各種部材やパーツのスペック向上はめざましく、汎用MSとしては[[一年戦争]]当時とは比較にならない高性能機となり、同時期の連邦系量産機の[[ジェガン]]と同程度のスペックを有している。また、設計自体に余裕が持たされている為、各種オプションを別途換装・装備する事であらゆる用途への投入が可能。 | + | その設計思想は[[ザクII]]を踏襲したものであり、MS本来の「人間の機能を拡大した機動歩兵」に立ち返る事を目指している。これは、[[グリプス戦役]]から第一次ネオ・ジオン抗争の間で隆盛を極めたMSの多機能・万能化の流れに対して見直しを図るという意図があった<ref>この風潮は連邦軍も同様であり、同じくMSの基本に立ち返った[[ジェガン]]が開発されている。</ref>。無論、この間の技術進展に伴う各種部材やパーツのスペック向上はめざましく、汎用MSとしては[[一年戦争]]当時とは比較にならない高性能機となり、同時期の連邦系量産機の[[ジェガン]]と同程度のスペックを有している。また、設計自体に余裕が持たされている為、各種オプションを別途換装・装備する事であらゆる用途への投入が可能。 |
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| 本機の基本仕様は「空間戦闘用」であり、長距離巡航用のバックパックを標準装備している。これはザクの開発当初の冷却ユニットを原型としており、いわゆる高機動型を上回るプロペラント容量を持つ。 | | 本機の基本仕様は「空間戦闘用」であり、長距離巡航用のバックパックを標準装備している。これはザクの開発当初の冷却ユニットを原型としており、いわゆる高機動型を上回るプロペラント容量を持つ。 |
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− | 基礎設計が古い事もあり、[[第二次ネオ・ジオン抗争]]の段階では既に旧式化しており、当時の標準的なMS部隊編成のスペックから考えれば機種転換寸前の機体であった。だが、当時のネオ・ジオンの台所事情からして新設計の機体を一から開発する余裕がなく<ref>サザビーやαアジールの開発もあって開発リソースは限られていた。</ref>、短期決戦を目論んでいた事もあり、最も調達効率の良い機体として提供されていた。 | + | 基礎設計が古い事もあり、[[第二次ネオ・ジオン抗争]]の段階では既に旧式化しており、当時の標準的なMS部隊編成のスペックから考えれば機種転換寸前の機体であった。だが、当時のネオ・ジオンの台所事情からして新設計の機体を一から開発する余裕がなく<ref>[[サザビー]]や[[α・アジール]]の開発もあって開発リソースは限られていた。</ref>、短期決戦を目論んでいた事もあり、最も調達効率の良い機体として提供されていた。 |
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| 第二次ネオ・ジオン抗争の際に生産されたギラ・ドーガは約100機。うち指揮官機は10機前後とされている。指揮官機と一般機の変更点は旧[[ジオン軍]]の伝統に則り頭部にブレードアンテナが装備される程度だとされている。また、一部機能の強化や専用武器、パーソナルカラー等も整備可能な範囲内で認められており、複数のバリエーションが展開されている。 | | 第二次ネオ・ジオン抗争の際に生産されたギラ・ドーガは約100機。うち指揮官機は10機前後とされている。指揮官機と一般機の変更点は旧[[ジオン軍]]の伝統に則り頭部にブレードアンテナが装備される程度だとされている。また、一部機能の強化や専用武器、パーソナルカラー等も整備可能な範囲内で認められており、複数のバリエーションが展開されている。 |
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| === 武装・必殺攻撃 === | | === 武装・必殺攻撃 === |
| ;ビーム・マシンガン | | ;ビーム・マシンガン |
− | :ギラ・ドーガの標準装備。銃口を二つ持ち、ペレット状のビームをマシンガンのように連射する他、通常の[[ビーム・ライフル]]としても使用可能。銃身下部にはオプションとしてグレネードランチャーも装着可能。 | + | :ギラ・ドーガの標準装備。銃口を二つ持ち、ペレット状のビームをマシンガンのように連射する他、通常の[[ビーム・ライフル]]としても使用可能。銃身下部にはオプションとしてグレネード・ランチャーも装着可能。 |
− | :;グレネードランチャー | + | :;グレネード・ランチャー |
| ::銃身下部に装着可能なオプション装備。 | | ::銃身下部に装着可能なオプション装備。 |
| ;ビーム・マシンガン(指揮官用) | | ;ビーム・マシンガン(指揮官用) |
| :指揮官機用のビーム・マシンガン。一般機用のそれと同じくペレット状のビームを連射する。より高出力のビームを射出可能であり、最大射程も延長されている。より精密な射撃の為に銃身の先端に複合センサーを装備している。 | | :指揮官機用のビーム・マシンガン。一般機用のそれと同じくペレット状のビームを連射する。より高出力のビームを射出可能であり、最大射程も延長されている。より精密な射撃の為に銃身の先端に複合センサーを装備している。 |
− | ;ビーム・ソード・アックス | + | ;[[ビーム・サーベル|ビーム・ソード・アックス]] |
| :近接戦用の斬撃ビーム兵装。ビーム・エミッターを二基内蔵しており、ソード状のビーム刃の他、貫通力の高いピック、切断力の高いアックスといったビーム刃を状況によって使い分ける事ができる。 | | :近接戦用の斬撃ビーム兵装。ビーム・エミッターを二基内蔵しており、ソード状のビーム刃の他、貫通力の高いピック、切断力の高いアックスといったビーム刃を状況によって使い分ける事ができる。 |
| ;シールド | | ;シールド |
− | :シュツルム・ファウストおよびグレネードランチャーを装備するギラ・ドーガの標準装備。機体のポジションによって角度を調整する事ができ、グレネードの射出や防御の際のフレキシブルな対応が可能。 | + | :シュツルム・ファウストおよびグレネード・ランチャーを装備するギラ・ドーガの標準装備。機体のポジションによって角度を調整する事ができ、グレネードの射出や防御の際のフレキシブルな対応が可能。 |
| :;シュツルム・ファウスト | | :;シュツルム・ファウスト |
− | ::一年戦争の頃から運用されている使い捨ての簡易型ロケット・ランチャー。シールド裏に最大四基マウント可能。携帯用の武装としてコストパフォーマンスに優れ、宇宙世紀0090年代に入ってから武装ゲリラ等も多用している。 | + | ::[[一年戦争]]の頃から運用されている使い捨ての簡易型ロケット・ランチャー。シールド裏に最大四基マウント可能。携帯用の武装としてコストパフォーマンスに優れ、[[宇宙世紀]]0090年代に入ってから武装ゲリラ等も多用している。 |
− | :;グレネードランチャー | + | :;グレネード・ランチャー |
| ::シールド裏面に二基装備されている複合型のマルチランチャー。榴弾による攻撃の他にもスモークディスチャージャーとしての使用も可能。 | | ::シールド裏面に二基装備されている複合型のマルチランチャー。榴弾による攻撃の他にもスモークディスチャージャーとしての使用も可能。 |
| ;ショックアンカー | | ;ショックアンカー |
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| ;[[ザクII]] | | ;[[ザクII]] |
| :MSとしての基本に立ち返るという設計思想に基づき、そのコンセプトを引き継いでいる。 | | :MSとしての基本に立ち返るという設計思想に基づき、そのコンセプトを引き継いでいる。 |
| + | ;[[プシケー]] |
| + | :宇宙戦国時代の[[ミキシングビルドモビルスーツ]]の1機。本機の頭部が使用されているが、センサーは別の物が外付けされている。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |