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レコードブレイカーはミノフスキードライブの実験機としての意味合いが強く、それ以外の部分についてはあまり革新的な技術は用いられていない。そのフレームも[[クロスボーン・ガンダム|F97]]及び[[フリント]]と75%が同一<ref>海賊軍残党が補給を受けられたのも、この機体の存在があってこそであった。</ref>。また、固有の固定武装は持たず、あまり戦闘に秀でた機体ではなかったと言える。
レコードブレイカーはミノフスキードライブの実験機としての意味合いが強く、それ以外の部分についてはあまり革新的な技術は用いられていない。そのフレームも[[クロスボーン・ガンダム|F97]]及び[[フリント]]と75%が同一<ref>海賊軍残党が補給を受けられたのも、この機体の存在があってこそであった。</ref>。また、固有の固定武装は持たず、あまり戦闘に秀でた機体ではなかったと言える。
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本機が開発された理由については、本来サナリィが[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]に売り込む筈であったフリントが、木星戦役で[[宇宙海賊クロスボーン・バンガード|クロスボーン・バンガード]]によって運用され、海賊軍とサナリィとの関係が露呈するのを恐れたサナリィがこれを不採用とした事に始まり、フリントに代わる次期主力MSとして同社の威信をかけて開発され、連邦軍に提出する際には[[ガンダムタイプ]]の物に変更する事が予定されていた。
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本機が開発された理由については、本来サナリィが[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]に売り込む筈であったフリントが、木星戦役で[[宇宙海賊クロスボーン・バンガード|クロスボーン・バンガード]]によって運用され、海賊軍とサナリィとの関係が露呈するのを恐れたサナリィがこれを不採用とした事に始まり、フリントに代わる次期主力MSとして同社の威信をかけて開発され、連邦軍に提出する際には外装を[[ガンダムタイプ]]の物に変更する事が予定されていた。
試作体として3機がロールアウトし、サナリィ第2月面開発実験所でテストが行われたが、木星帝国から「[[神の雷計画]]」の妨害が可能な機体として襲撃を受ける。戦闘により2機が撃墜され、残る1機もドライブを破壊され再起不能となり、工場に保管されていた機体データや専用パーツも破壊された事により、開発の続行は断念された。
試作体として3機がロールアウトし、サナリィ第2月面開発実験所でテストが行われたが、木星帝国から「[[神の雷計画]]」の妨害が可能な機体として襲撃を受ける。戦闘により2機が撃墜され、残る1機もドライブを破壊され再起不能となり、工場に保管されていた機体データや専用パーツも破壊された事により、開発の続行は断念された。