差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
18行目:
18行目:
− +
→登場作品と役柄: 余計な表記を削除
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
;[[機動戦士ガンダムUC]]
;[[機動戦士ガンダムUC]]
:ネオ・ジオン残党『袖付き』のパイロットの一人。『シャアの再来』こと[[フル・フロンタル]]に心酔しており、彼の側近を努め、戦闘においても親衛隊隊長として専用の紫のカラーリングを施されたギラ・ズールで戦う。<br />[[バナージ・リンクス]]との邂逅は戦闘中が初めてで、彼の搭乗する[[ユニコーンガンダム]]の脅威的な性能に目を見張り、狙いを付けられたフロンタルの[[シナンジュ]]を救おうと無我夢中で発砲。フロンタルの戦場を自分の無粋な射撃が汚したとしてバナージに逆恨みに近い憎しみを抱く。<br />後にユニコーンが鹵獲され、保護されたバナージと面会を望んだフロンタルと共に生身でも彼と対面するが、バナージを取り込むために仮面を外し、素顔を晒したフロンタルの態度に困惑。そこまでされるバナージへの嫉妬もあり、彼に対する憎しみを深くする。<br />終盤ではユニコーンガンダムの『変身』を封じるためにサイコフレームがパイロットの精神波を拾うのを妨害する『サイコ・ジャマー』を搭載した[[ローゼン・ズール]]に乗り換え、変身できず苦戦するバナージを追い詰めるが、小説版ではフロンタルに付き従うばかりでその真意を知ろうとしないアンジェロの姿勢に業を煮やしたバナージの怒りについにサイコ・ジャマーを突破され、変身を許してしまい、精神感応を起こされる。OVA版では[[マリーダ・クルス]]の死によって放出された感応波と同調し、NT-Dを発動させる。<br /><br />アンジェロは所謂グローブ事件で父親を惨殺され、野獣と化した連邦兵に母親を強姦されたのみならず、それがきっかけで精神崩壊を起こした母親を娶った養父にも性的虐待を受け続けるという少年時代を過ごしたこと、母親の自殺がきっかけで家を出るも、仕事もなにもなく、袖付きに参加するまで男娼として身体を売っていたことをバナージに半ば強引に知られ、この行為を『強姦のようだ』と嫌悪。同時にバナージの自分とは違う、希望に満ちた過去を知り、分かり合うことなどできないとバナージを拒絶し、自分自身から目を背けようと衝動のままコクピットを自分のインコム・クローで握りつぶした。OVA版ではこのあたりの精神感応の描写が問題になるため、大幅に変更。病的なほどに[[フル・フロンタル]]に依存する彼に対し、フル・フロンタルはアンジェロを個人として見ることなく「有能な上官と部下」以上の関係から踏み込んでは来なかった。だからこそニュータイプとして危険視しながらも対峙し続ける[[バナージ・リンクス]]に対して憎悪=嫉妬という暗い感情を抱いていた。精神感応の際に「背を向けるフロンタル」というビジョンを見せ付けられ、自分が必要とされていないということをから逃げるために自らインコム・クローでコクピットを貫いた。<br /><br />一命を取り留めていたアンジェロは、すべての戦いが終わった後、シナンジュのコクピット・ポッド内部で息を引き取ったフル・フロンタルの亡骸を見つけ、涙を流す。OVA版ではやはり描写が異なっており、どこか満足したような、寂しげな微笑を浮かべて虚空を見上げた。
:ネオ・ジオン残党『袖付き』のパイロットの一人。『シャアの再来』こと[[フル・フロンタル]]に心酔しており、彼の側近を努め、戦闘においても親衛隊隊長として専用の紫のカラーリングを施されたギラ・ズールで戦う。<br />[[バナージ・リンクス]]との邂逅は戦闘中が初めてで、彼の搭乗する[[ユニコーンガンダム]]の脅威的な性能に目を見張り、狙いを付けられたフロンタルの[[シナンジュ]]を救おうと無我夢中で発砲。フロンタルの戦場を自分の無粋な射撃が汚したとしてバナージに逆恨みに近い憎しみを抱く。<br />後にユニコーンが鹵獲され、保護されたバナージと面会を望んだフロンタルと共に生身でも彼と対面するが、バナージを取り込むために仮面を外し、素顔を晒したフロンタルの態度に困惑。そこまでされるバナージへの嫉妬もあり、彼に対する憎しみを深くする。<br />終盤ではユニコーンガンダムの『変身』を封じるためにサイコフレームがパイロットの精神波を拾うのを妨害する『サイコ・ジャマー』を搭載した[[ローゼン・ズール]]に乗り換え、変身できず苦戦するバナージを追い詰めるが、小説版ではフロンタルに付き従うばかりでその真意を知ろうとしないアンジェロの姿勢に業を煮やしたバナージの怒りについにサイコ・ジャマーを突破され、変身を許してしまい、精神感応を起こされる。OVA版では[[マリーダ・クルス]]の死によって放出された感応波と同調し、NT-Dを発動させる。<br /><br />アンジェロは所謂グローブ事件で父親を惨殺され、連邦兵に母親を強姦されたのみならず、それがきっかけで精神崩壊を起こした母親を娶った養父にも性的虐待を受け続けるという少年時代を過ごしたこと、母親の自殺がきっかけで家を出るも、仕事もなにもなく、袖付きに参加するまで男娼として身体を売っていたことをバナージに半ば強引に知られ、この行為を『強姦のようだ』と嫌悪。同時にバナージの自分とは違う、希望に満ちた過去を知り、分かり合うことなどできないとバナージを拒絶し、自分自身から目を背けようと衝動のままコクピットを自分のインコム・クローで握りつぶした。OVA版ではこのあたりの精神感応の描写が問題になるため、大幅に変更。病的なほどに[[フル・フロンタル]]に依存する彼に対し、フル・フロンタルはアンジェロを個人として見ることなく「有能な上官と部下」以上の関係から踏み込んでは来なかった。だからこそニュータイプとして危険視しながらも対峙し続ける[[バナージ・リンクス]]に対して憎悪=嫉妬という暗い感情を抱いていた。精神感応の際に「背を向けるフロンタル」というビジョンを見せ付けられ、自分が必要とされていないということをから逃げるために自らインコム・クローでコクピットを貫いた。<br /><br />一命を取り留めていたアンジェロは、すべての戦いが終わった後、シナンジュのコクピット・ポッド内部で息を引き取ったフル・フロンタルの亡骸を見つけ、涙を流す。OVA版ではやはり描写が異なっており、どこか満足したような、寂しげな微笑を浮かべて虚空を見上げた。
== 人間関係 ==
== 人間関係 ==