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[[グリプス戦役]]では極端な大火力兵器や可変機が偏重され、フラッグシップ機と量産機の運用目的が極端に差別化された結果、正当な評価をくだされる事がなく、ある意味使い潰されるような運用に供されたが、その後は[[アクシズ]]の[[ネオ・ジオン]]により残存機体が運用されることとなり、パイロットの練度を問わず一定の性能を示す傑作機として重宝されたという。
[[グリプス戦役]]では極端な大火力兵器や可変機が偏重され、フラッグシップ機と量産機の運用目的が極端に差別化された結果、正当な評価をくだされる事がなく、ある意味使い潰されるような運用に供されたが、その後は[[アクシズ]]の[[ネオ・ジオン]]により残存機体が運用されることとなり、パイロットの練度を問わず一定の性能を示す傑作機として重宝されたという。
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== カラーバリエーション ==
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;一般機
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:ティターンズが運用している機体。赤色を基調としたカラーリングに塗装されている。
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;[[グレミー軍]]所属機
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:『ΖΖ』に登場したグレミー軍所属機。鹵獲機かティターンズ残党が持ち込んだ機体と思われる。グレミー軍である事を示すグレーに塗装されている。
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;[[ジオン残党]]機
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:OVA版『UC』に登場したジオン残党による鹵獲機。ジオンカラーである緑色で塗装されている。
== 登場作品と操縦者 ==
== 登場作品と操縦者 ==
;[[機動戦士Ζガンダム]]
;[[機動戦士Ζガンダム]]
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:初出作品。第10話から登場する。先行生産型十数機が[[ティターンズ]]に引き渡され、その内の2機にジェリドやカクリコンが搭乗し、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の[[ガンダムMk-II]]と交戦したが、両者とも撃破されている。その後もティターンズの主力機として何度も登場するが、[[Ζガンダム]]らの前になす術なく撃墜されている。
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:初登場作品。第10話から登場する。先行生産型十数機が[[ティターンズ]]に引き渡され、その内の2機にジェリドやカクリコンが搭乗し、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の[[ガンダムMk-II]]と交戦したが、最終的に両者とも撃破されている。その後もティターンズの主力機として何度も登場するが、[[Ζガンダム]]らの前になす術なく撃墜されている。
;[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
;[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
:第45話、ハマーン派の通常カラーの機体や進軍するグレミー軍の中にグレミー軍カラー(灰色)の機体がハイザック(こちらもハマーン、グレミー双方で)と共に運用されているのが確認できる。
:第45話、ハマーン派の通常カラーの機体や進軍するグレミー軍の中にグレミー軍カラー(灰色)の機体がハイザック(こちらもハマーン、グレミー双方で)と共に運用されているのが確認できる。
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;[[GUNDAM EVOLVE]]
;[[GUNDAM EVOLVE]]
:主役回である「EVOLVE../13」に[[ジョナサン]]の搭乗機として登場。他にジェリド機とカクリコン機も登場している。ジョナサン機は大気圏突入中、直前の[[ガンダムMk-II]]との戦闘で受けた損傷が原因でバリュートを損失してしまうものの、降下中のエゥーゴのMSを攻撃しつつイジェクションポッドにより脱出に成功。ジャブローから離れた位置に着水したため、幸いにも核爆発から逃れる事が出来た。
:主役回である「EVOLVE../13」に[[ジョナサン]]の搭乗機として登場。他にジェリド機とカクリコン機も登場している。ジョナサン機は大気圏突入中、直前の[[ガンダムMk-II]]との戦闘で受けた損傷が原因でバリュートを損失してしまうものの、降下中のエゥーゴのMSを攻撃しつつイジェクションポッドにより脱出に成功。ジャブローから離れた位置に着水したため、幸いにも核爆発から逃れる事が出来た。
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;[[機動戦士Ζガンダム A New Translation]]
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:アレキサンドリアが月を訪れマラサイを受領する件がまるごとカットされたため、ジャブロー降下前の補給後にしれっとアレキサンドリアに配備されている。立ち回りはTV版と同様だが、『星を継ぐ者』で新規に用意されたアレキサンドリアからの発進シーンなど見所も多い。
;[[ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者]]
;[[ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者]]
:アーネスト機とライネス機が登場。[[ジム・クゥエル]]から機種転換する形で乗り換え、[[ダミーバルーン]]を使い[[ジェットストリームアタック]]を二機で行うなどの戦法を見せた。
:アーネスト機とライネス機が登場。[[ジム・クゥエル]]から機種転換する形で乗り換え、[[ダミーバルーン]]を使い[[ジェットストリームアタック]]を二機で行うなどの戦法を見せた。
:[[ニューギニア基地]]でライネス機が[[アッシマー[ダンダチャクラ]]]に撃墜され、アーネストも宇宙へ上がり[[ガブスレイ[フギン]]]に乗り換える形で退場した。
:[[ニューギニア基地]]でライネス機が[[アッシマー[ダンダチャクラ]]]に撃墜され、アーネストも宇宙へ上がり[[ガブスレイ[フギン]]]に乗り換える形で退場した。
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;[[機動戦士ガンダムUC]] (アニメ版)
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;[[機動戦士ガンダムUC]] (OVA版)
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:ジオン軍残党機が登場。他のジオン残党部隊と共に2機が[[トリントン基地]]を強襲、防衛隊のジムII等を圧倒するものの1機は[[バイアラン・カスタム]]を海ヘビで足止めするが、ビームサーベルで切り裂かれもう1機はジェスタにコックピットを撃たれ撃墜された。
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:episode 4にジオン軍残党機が2機登場。片方はフェダーイン・ライフル、もう片方は[[ドライセン]]のビーム・ランサーと海ヘビを装備している。他のジオン残党部隊と共に[[トリントン基地]]を強襲し、防衛隊のジムII等を圧倒した。最終的に1機は[[バイアラン・カスタム]]を海ヘビで足止めするも脳天からビームサーベルで切り裂かれ、もう1機はジェスタに胴体を撃たれ撃墜された。
;[[機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う]]
;[[機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う]]
:7、8話で海賊側のMSとして2機登場。それぞれ通常のビーム・ライフルとフェダーイン・ライフルを装備。ベースジャバーに搭乗し[[バイアラン・カスタム]]と交戦するが、両者共に撃破された。
:7、8話で海賊側のMSとして2機登場。それぞれ通常のビーム・ライフルとフェダーイン・ライフルを装備。ベースジャバーに搭乗し[[バイアラン・カスタム]]と交戦するが、両者共に撃破された。
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=== その他 ===
=== その他 ===
;フェダーイン・ライフル
;フェダーイン・ライフル
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:[[ガブスレイ]]等が装備している高出力ビーム・ライフル。一撃で戦艦の残骸を消滅させる威力を誇り、ライフルの後部にはビーム刃を形成するサーベルユニットを内蔵し、所謂銃剣的な運用が可能である。<br/>『星の鼓動は愛』のDVD版追加シーンで[[ガンダムTR-1[ヘイズル改]|ヘイズル改]]と共に登場した機体が携行しているのが確認できる他、『UC』で登場したジオン残党軍所属機が実際に使用している。
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:[[ガブスレイ]]等が装備している高出力ビーム・ライフル。『星の鼓動は愛』のDVD版追加シーンで[[ガンダムTR-1[ヘイズル改]|ヘイズル改]]と共に登場した機体が携行しているのが確認できる他、『UC』で登場したジオン残党機が実際に使用している。
;海ヘビ
;海ヘビ
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:主に[[ハンブラビ]]等が装備していた対MS用の電磁兵器。対象に巻き付いた後に本体から高圧電流を送り、パイロットを気絶、または内部の電子機器をショートさせる事によって戦闘不能に陥らせる。先端部にシーカーを備え、正確に攻撃対象を捉える。<br/>『UC』に登場するジオン残党の機体が使用している。
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:主に[[ハンブラビ]]等が装備していた対MS用の電磁兵器。『UC』に登場するジオン残党の機体が使用している。
;ビーム・ランサー
;ビーム・ランサー
:[[ドライセン]]が装備していた物で刺突用に用意されたビーム白兵武装。『UC』に登場する海ヘビを携行していたジオン残党の機体が使用している。
:[[ドライセン]]が装備していた物で刺突用に用意されたビーム白兵武装。『UC』に登場する海ヘビを携行していたジオン残党の機体が使用している。
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:ハイザックの基本装備。『ガンダムUCE』に登場したバーク中隊所属機がビーム・ライフルと共に装備。特にヒート・ホークを装備していた機体は空中のジムIIに投擲して撃墜するという離れ業を見せている。
:ハイザックの基本装備。『ガンダムUCE』に登場したバーク中隊所属機がビーム・ライフルと共に装備。特にヒート・ホークを装備していた機体は空中のジムIIに投擲して撃墜するという離れ業を見せている。
;銃剣付きビーム・ライフル
;銃剣付きビーム・ライフル
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:[[R・ジャジャ]]が装備している低出力ヒート剣付きビーム・ライフル。『ジョニー・ライデンの帰還』に登場した新生ネオ・ジオン軍所属機が装備している。
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:[[R・ジャジャ]]が装備している低出力ヒート剣付きビーム・ライフル。『ジョニ帰』に登場した新生ネオ・ジオン軍所属機が装備している。
== 対決・名場面 ==
== 対決・名場面 ==
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=== その他 ===
=== その他 ===
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;[[ブルーマラサイ]]
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:『[[模型戦士ガンプラビルダーズJ]]』に登場する本機の改造[[ガンプラ]]。その名の通り青色のマラサイで、模型誌「ホビージャパン」で過去に掲載された「マラサイ・カスタム (ネオ・ジオン軍仕様)」のリメイク作品となっている。
;[[ザク・マシーナリー (エルナルド・バト機)]]
;[[ザク・マシーナリー (エルナルド・バト機)]]
:同じアナハイムで開発された[[ザク・マシーナリー]]のカスタマイズ機。頭部形状が本機のものに類似している。
:同じアナハイムで開発された[[ザク・マシーナリー]]のカスタマイズ機。頭部形状が本機のものに類似している。