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317 バイト追加 、 2022年3月17日 (木) 09:29
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「ほぼ全ての戦闘パターンに単機で対応可能な機体」という開発コンセプトの下、MSの可能性を追求した試作機であり、大型ビーム兵器であるドーバーガンや高い防御性能を誇るチタニュウム合金製の装甲などを採用。背部に装備されたバックパックバーニアによって「重装甲かつ高機動」という特性を両立した理想的なMSとして完成した。また、作業用MSから発展した事もあり、機体に人体に近い動きをトレースさせる為の構造が考案され、そのフレーム構造は後発の機体にも受け継がれている。
 
「ほぼ全ての戦闘パターンに単機で対応可能な機体」という開発コンセプトの下、MSの可能性を追求した試作機であり、大型ビーム兵器であるドーバーガンや高い防御性能を誇るチタニュウム合金製の装甲などを採用。背部に装備されたバックパックバーニアによって「重装甲かつ高機動」という特性を両立した理想的なMSとして完成した。また、作業用MSから発展した事もあり、機体に人体に近い動きをトレースさせる為の構造が考案され、そのフレーム構造は後発の機体にも受け継がれている。
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最大の特徴として、背部に装備されたバックパックバーニアがある。肩部フレームに接続されたこの装備は、機体に高い機動性を付与したが、高速移動時に搭乗者に多大な負荷(一説には15Gもの加速重力がかかると言われていた)を強いており、これによってトールギスは制式採用が見送られ、A.C.195年まで20年もの間封印される事になった。
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最大の特徴として、背部に装備されたバックパックバーニアがある。これは[[エアリーズ]]のマッハ2の戦闘速度すら遥かに超える機動力と3倍以上の旋廻性能を与えただけでなく、静止状態から僅か一瞬で15G以上(直線軌道)まで加速をし最大速度時はそれ以上のGがかかり、最高速度に至っては計測不能だった。後にパイロットになる[[ゼクス・マーキス]]の「殺人的な加速」という評は過言ではない。装甲の方も、ゼクスの部下であるオットー特尉が自らと命の引き換えにサンクキングダムの司令部に特攻・破壊した際ですら、目立った損傷がなかったという堅牢振りである。
    
長らく歴史の闇の中に置かれたトールギスであったが、[[オペレーション・メテオ]]によってコロニーから送り込まれた5機のガンダムに対抗する為に[[ゼクス・マーキス]]によって運用された。しかし、その後の目まぐるしく移り変わる情勢と策謀はゼクスとトールギスにガンダムとの雌雄を決する事を許さず、ゼクスは[[トレーズ・クシュリナーダ]]と袂を分かちトールギスとともにOZを離脱。その際に70機ものOZのMSを撃破して圧倒的な戦闘能力を示した。その後、トレーズとトールギスは宇宙へと上がったものの、無重力下仕様に換装されていなかった為、ゼクスは機体を囮として利用され、爆破された<ref>『敗者たちの栄光』では宇宙戦に特化した[[トールギスF]]に改修されたが、長期にわたってコルシカの潮風に晒されていたために駆動系の劣化が見られており、レストアする時間も間に合わずに最終的にオーバーホールされた状態で[[ピースミリオン]]内に封印された。</ref>。
 
長らく歴史の闇の中に置かれたトールギスであったが、[[オペレーション・メテオ]]によってコロニーから送り込まれた5機のガンダムに対抗する為に[[ゼクス・マーキス]]によって運用された。しかし、その後の目まぐるしく移り変わる情勢と策謀はゼクスとトールギスにガンダムとの雌雄を決する事を許さず、ゼクスは[[トレーズ・クシュリナーダ]]と袂を分かちトールギスとともにOZを離脱。その際に70機ものOZのMSを撃破して圧倒的な戦闘能力を示した。その後、トレーズとトールギスは宇宙へと上がったものの、無重力下仕様に換装されていなかった為、ゼクスは機体を囮として利用され、爆破された<ref>『敗者たちの栄光』では宇宙戦に特化した[[トールギスF]]に改修されたが、長期にわたってコルシカの潮風に晒されていたために駆動系の劣化が見られており、レストアする時間も間に合わずに最終的にオーバーホールされた状態で[[ピースミリオン]]内に封印された。</ref>。
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