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1,005 バイト除去 、 2013年12月12日 (木) 11:54
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逆にいえば、彼の扱いは各メディアによって大きく違い、デュランダルと並んで評価の難しい人物とも言える。
 
逆にいえば、彼の扱いは各メディアによって大きく違い、デュランダルと並んで評価の難しい人物とも言える。
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序盤はそうでもないのだが、中盤以降は物騒な発言や、自己中心的・身勝手な行動がだんだんと増えていき、視聴者に悪い印象を与えていくようになっていく。一部では「ストーリーの都合で、視聴者に嫌われるような脚本になったのではないか?」と邪推されている。
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序盤はそうでもないのだが、中盤以降は物騒な発言や、自己中心的・身勝手な行動がだんだんと増えていき、視聴者に悪い印象を与えていくようになっていく。一部では「ストーリーの都合で、視聴者に嫌われるような脚本になったのではないか?」と推察されている。
王道的ストーリー展開であれば、こうした慢心を作戦のミスや人間関係のトラブルを起こし、乗り越え、そして一回り大きく成長していくものであるが、「三人の主人公」という物語の展開、特に中盤以降のキラ・ヤマトに出番を根こそぎ奪われてしまい、そうした描写のないままに放送が終了してしまった。</br>前述の小説版、コミック版では人間的に大きく成長している。特にスピンオフにあたるゲーム版では情熱的で、強く、凛々しく、それでいて思いやりのある「頼れる兄貴分」として描かれており、復讐で戦うことの無意味さ、憎悪を乗り越えることの必要性を説くなど魅力的なキャラクターとなっている。本来はこうした面を内包していた(と想像できる)のであろうが、そうした成長面が描かれていなかったことは極めて残念である。
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さて、シン・アスカの全体像としては家族を失った事による怒りや憎しみによる「負の要素」からの人間関係のもつれ・視野狭窄故に周囲が見えてない事などから、視聴者には主人公として悪いイメージが付きまとった。前作の主人公のキラやアスランは「機動戦士ガンダムSEED」中盤からお互い健全な人間関係を築き上げたとのは対照的に、終止、戦いから開放されず、苦しい立場に置かれた事により、彼らに比べると健全なイメージを作り上げた主人公としての立場を無くした。またロボットアニメという世界は結局、主役ロボットに主人公が活躍してこそ視聴者も安心して見られるが、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」ではシンの主人公としてのイメージ、ラストのシンとデスティニーガンダムの敗退の描写が一層、主人公としての立場をなくしてしまった事が一番の要因である。TV放送時から番組構成に問題が取り上げられたのだが、その割を食ったのがシンである事は異論はないだろう。
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シン・アスカの全体像としては家族を失った事による怒りや憎しみによる「負の要素」からの人間関係のもつれ・視野狭窄故に周囲が見えてない事などから、視聴者には主人公として悪いイメージが付きまとった。前作の主人公のキラやアスランは「機動戦士ガンダムSEED」中盤からお互い健全な人間関係を築き上げたとのは対照的に、終止、戦いから開放されず、苦しい立場に置かれた事により、彼らに比べると健全なイメージを作り上げた主人公としての立場を無くした。またロボットアニメという世界は結局、主役ロボットに主人公が活躍してこそ視聴者も安心して見られるが、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」ではシンの主人公としてのイメージ、ラストのシンとデスティニーガンダムの敗退の描写が一層、主人公としての立場をなくしてしまった事が一番の要因である。TV放送時から番組構成に問題が取り上げられたのだが、その割を食ったのがシンである事は異論はないだろう。
    
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の監督、福田己津央氏によれば「キラ、アスラン、シン」の主人公3者でストーリーを動かしたかったのだが、先に述べた通りシンの主人公としての扱い、[[デスティニーガンダム|デスティニー]]と[[ストライクフリーダムガンダム|ストライクフリーダム]]を両者、主役扱いしたいスポンサー・バンダイの販売に対する思惑等から、主人公が上手く機能しなかった事が上げられる。スペシャルエディションではシンとキラにソフトに接せるアスランが主人公として機能したのも、シンとキラとの主人公の格差の是非を取り上げたかったのでないかと考えられる。
 
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の監督、福田己津央氏によれば「キラ、アスラン、シン」の主人公3者でストーリーを動かしたかったのだが、先に述べた通りシンの主人公としての扱い、[[デスティニーガンダム|デスティニー]]と[[ストライクフリーダムガンダム|ストライクフリーダム]]を両者、主役扱いしたいスポンサー・バンダイの販売に対する思惑等から、主人公が上手く機能しなかった事が上げられる。スペシャルエディションではシンとキラにソフトに接せるアスランが主人公として機能したのも、シンとキラとの主人公の格差の是非を取り上げたかったのでないかと考えられる。
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;「なんで議長までチェックしてるんだぁぁぁ!」
 
;「なんで議長までチェックしてるんだぁぁぁ!」
 
:フレッツCMより。デュランダルにCMで「CMの方が喋ってる」と揶揄される。あながち間違っていない?
 
:フレッツCMより。デュランダルにCMで「CMの方が喋ってる」と揶揄される。あながち間違っていない?
;「あんた・・・は大切なものを守るために戦う、それでいいんだ。<br/>でも、だからって、俺も戦わないわけには行かないんだ!」
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;「あんたは・・・大切なものを守るために戦う、それでいいんだ。<br/>でも、だからって、俺も戦わないわけには行かないんだ!」
 
:ガンダム無双2より。アスランに戦う理由を問われ、その意志を毅然と答える。
 
:ガンダム無双2より。アスランに戦う理由を問われ、その意志を毅然と答える。
 
;「そんなの、ただの言葉じゃないか。誰がそんなことを決めたんだ!<br/>失っている過去を守るのは間違いで、今ある現実を守ることだけが正義なのかよ!<br/>それを決めていいのはあんたじゃない!オレなんじゃないのか!<br/>オレは決めたんだ!過去を放ってはおかない!決着をつけるんだ!
 
;「そんなの、ただの言葉じゃないか。誰がそんなことを決めたんだ!<br/>失っている過去を守るのは間違いで、今ある現実を守ることだけが正義なのかよ!<br/>それを決めていいのはあんたじゃない!オレなんじゃないのか!<br/>オレは決めたんだ!過去を放ってはおかない!決着をつけるんだ!
:同じくガンダム無双2より。アスランとの掛け合いで「過去に囚われたまま戦うのはやめろ、そんなことをしても何も変わらない」と諭された際に答えて。失った大切な過去があるからこそ、未来のために戦うのだという決意。間違いなく主人公のセリフ。これがアニメ本編で発揮されていれば・・・。
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:同じくガンダム無双2より。アスランとの掛け合いで「過去に囚われたまま戦うのはやめろ、そんなことをしても取り戻せない」と諭された際に答えて。失った大切な過去があるからこそ、未来のために戦うのだという決意。間違いなくガンダムシリーズ主人公のセリフ。これがアニメ本編で発揮されていれば・・・。
 
;「やめてくれよ、ルナ。もうエースの力はいいんだ。必要ない。<br/>スーパーエースなんて、もう捨てていい過去だって、決めたんだ。オレ自身で。」
 
;「やめてくれよ、ルナ。もうエースの力はいいんだ。必要ない。<br/>スーパーエースなんて、もう捨てていい過去だって、決めたんだ。オレ自身で。」
:シンが過去に囚われているのではなく、大切な過去を記憶して、未来に向かって行くという人間的な成長が見て取れるセリフ。
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:シンが過去に囚われているのではなく、悲しみを乗り越えて未来に向かって行くという人間的な成長が見て取れるセリフ。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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