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== 概要 ==
 
== 概要 ==
セカンドロット系に属する5番目に開発されたガンダム。
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セカンドロット系に属する5番目に開発された[[ガンダム]]。[[ガンダム4号機|4号機]]と同様の宇宙仕様への改装が施されており、メガ・ビーム・ランチャー稼働のために更に高出力化され、出撃後も調整を続けていた4号機とは異なり、運用時の信頼性は5号機の方が高かった。
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元々は[[ジム]]の開発母体として使用されていたが、次世代宇宙用高機動型MS開発計画の実験機として、[[ガンダム4号機]]と共に[[オーガスタ基地|オーガスタ工廠]]の技術者によって改修された。
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4号機及び5号機の頭部は基本的にRX-78-2に準じた部材やデバイスが使用されているが、次世代高性能機にアップデート済みのユニットが多く使用され、[[地球連邦軍 (UC)|連邦軍]]製の[[モビルスーツ]]の生産がある程度進展して以降のものが使用されているため、信頼性や耐久性が向上している他、宇宙空間における戦闘に特化することが決定してからは各パーツが空間走査用のスペックに調整された上で実装されている。また、各種のデバイスやセンサー類は、機能を維持したまま小型化が達成されつつあるものが多く採用されており、[[コアブロックシステム]]に依存しないデータ収集や稼働ソフトの検証に必要な副次的コ・プロセッサーフレーム及びモニタリング用装備などのサブシステムが新たに装備されている。特に、5号機と4号機は当初から連携が企図されていたため、強力なデータリンク及びアーキテクチャーが構築されている。また、デュアルセンサーのカバーや頭部バルカン砲の仕様なども見直しが検討されはじめており、既存の機体との互換性を確保するか、新たな規格を採用するかの過渡期的な機体となっている。
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4号機が運用試験を行う、高出力ビーム兵器使用時の護衛役を目的としたバディ機として改修され、中・近距離での高機動戦闘において複数の敵を牽制できるように、実弾兵器のジャイアント・ガトリングが装備されている。
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4号機・5号機の背部から腰部に至るユニットには、ジェネレーターの出力向上に伴う強力な冷却ユニットが装備され、ランドセル仮面には専用オプションのパイロン画像説され、それぞれの装備を装着、懸架出来るようになっている。両機は設計当初からコアブロックシステムの排除が決定していたため、下腹部のベンチレートユニットのみならず、卵添えるにも設けられていた冷却機構などを大幅にボディへ移設することが可能となり、より高いジェネレーター出力を獲得。それにより、各部バーニアスラスターの燃焼効率も向上し、トータルでの推力強化に繋がった。しかし、それは逆に言えばより多くの推進剤が必要になったと言うこともでき、そのため戦闘最大出力時間の延長を図るべく、プロペラントタンクの装着を前提とした改装が施されており、ランドセル下面にプロペラントタンクのターミナルとタンクホルダー兼用のサブスラスターユニットを装着出来るようになっている。
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基本的な構造は4号機と同一のものとなっているが、4号機と違い実験的な要素が無いため、ジェネレーターを含めて安定した稼働を重視した調整が行われ、冷却システムも大型フィンを追加するなどの小規模な改修にとどまっている。
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四肢はRX-78-2などの実働データをもとに、[[マグネットコーティング]]処理が標準で施されており、既存の機体よりもはるかにレスポンスが改善されている。ショルダーユニットには必要に応じてプロペラントタンクとスラスターユニットが一体化されたコンポジットタンクを装着することができ、それに加え、コンポジットユニットに匹敵する推力を持つブースターユニットを後脹脛に設置することにより、足下のスラスターと併せて高い機動性を獲得している<ref>一説には当時のAMBAC機動の理論値の限界に近い機動性を獲得していたとも言われている。無論、その限界値は後に構造材や装甲材、アクチュエーターなどの進化に伴って年々引き上げられていくのだが、一年戦争に想定されていた機能向上の予測ロードマップを大幅に上回るものであったことは事実であり、空間戦闘において大きなアドバンテージであった。</ref>。また、このブースターユニットを相当数確保しておけば、作戦行動時におけるローテーションを短縮することが可能となる。これは肩部のコンポジットユニットや背部のプロペラントタンクについても言えることであり、自動車レースのピット作業のように迅速な再出撃も不可能ではないとされる。
 
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機体カラーは白と黒金色を基調としており、胸部のフィンや手足が赤色に塗られている。オプション装備としてショルダーユニットが用意されている。
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宇宙用に最適化された機体ではあるが、ベースである[[ガンダム]]の基本スペックと汎用性の高さにより、パフォーマンスは発揮しきれないながら重力下運用も可能とされるものの、あくまでその性能の真価を発揮できるのは宇宙空間であるとされる。
      
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
<!-- ;[[作品名]]:説明 -->
   
;[[MSV]]
 
;[[MSV]]
 
:出典元。文字設定のみ。
 
:出典元。文字設定のみ。
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== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
=== 特殊機能 ===
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=== 特殊機能 ===
 
;[[マグネットコーティング]]
 
;[[マグネットコーティング]]
:[[G-3ガンダム|3号機]]と同様の技術が本機と4号機に導入されている。
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:[[G-3ガンダム|3号機]]に施されているものと同様の技術。4号機と5号機の四肢にデフォルトで導入されている。
;換装
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;コンポジットタンクユニット
:ショルダーユニット及びプロペラントタンクの装備によりBst仕様へと換装。
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:4号機及び5号機のショルダーユニットは、必要に応じてプロペラントタンクとスラスターユニットが一体化されたコンポジットタンクユニットを装着することができる。このユニットは専用の可動式ホールドラッチによって固定され、機体の機動性を飛躍的に向上させる。
 
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;プロペラントタンク
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:ランドセル下面にプロペラントタンクのターミナルと、タンクホルダー兼用のサブスラスターユニットが装着出来るようになっており、この装備はプロペラントが空になればタンクそのものは投棄されるが、いわゆるドロップタンクのように戦闘時に即時投棄されるものではなく、補助推進装備の一部となっている。これらはメインスラスターなどの噴射軸に干渉しない位置に据え付けられ、5号機及び4号機の戦闘時の機動性を飛躍的に向上させている。
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
<!-- ;武装名:説明 -->
   
;60mmバルカン砲
 
;60mmバルカン砲
:頭部に2門内蔵されている。
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:頭部に2門内蔵されている機関砲。弾頭の形状や材質、炸薬のエマルジョンなどの見直しが検討されはじめており、既存の期待との互換性を確保するか、新たな規格を採用するかの過渡期的な装備である。
 
;ハンド・ビーム・ガン
 
;ハンド・ビーム・ガン
:両腕に1門ずつ内蔵されている。
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:両腕に1門ずつ内蔵されている小型ビーム砲。ビーム・ライフルなどの携行武装の消耗、損壊時の戦闘能力低下を指摘する声があったため、固定武装を追加装備する試みが実行された。機体のジェネレーター出力の向上に伴って試験的に装備されたもので、戦闘時における有効性やコスト、整備性の検証のために実装された。有効射程が短く、近接戦闘時においてようやく有効であったと言われている。
;ハイパー・[[ビーム・ライフル]]
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;ハイパー・ビーム・ライフル
:4号機、5号機共通の装備。従来の[[ガンダム]]の物に比べ、命中率の向上に加えビーム出力が40%向上している。
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:4号機、5号機共通の装備。両機は既存の機体よりジェネレーターが高出力であるため、通常のビーム・ライフルより強力なものをドライブすることができる。エネルギーCAP技術の実用化で公国軍に先んじた連邦軍の面目躍如といった武装で、連射能力はともかく、威力そのものは後発の[[ガンダム開発計画|GPシリーズ]]のものに匹敵すると言われている。
 
;ハイパー・バズーカ
 
;ハイパー・バズーカ
:肩掛け式の無反動砲。ガンダムの物と同一のもの。
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:肩掛け式の無反動砲。ガンダムが使用する物と同一。
 
;[[ビーム・サーベル]]
 
;[[ビーム・サーベル]]
:バックパックに2基装備している。
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:バックパックに2基搭載されている近接格闘兵装。
 
;シールド
 
;シールド
:伸縮機能付きのシールド。格闘武器としても使用可能。
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:伸縮機能付きのシールド。4号機と同一の装備であり、格闘武器としても使用可能。
;ジャイアント・ガトリングガン
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;ジャイアント・ガトリング
:6本の砲身が束ねられた大型ガトリングガン。多数の敵機を攻撃するためのレドームセンサーと射撃安定用のサブグリップが装着されている他、バックパック下部のマウントラッチにはドラム型大型マガジンが装着されている。メガ・ビーム・ランチャーの発射態勢に入った4号機を護衛するための装備であり、マガジンに装填された3000発の90mmケースレス弾を毎秒50発の速度で掃射し、弾幕を展開する。バレル部の保護の為、発射時間に5秒のリミッターが掛けられているが、解除することで全弾掃射が可能。その際の動作は保障されておらず、機能不全に陥る危険性がある。非使用時はバックパック右側に装着される。<br/>上述の通り、本来はケースレス弾を使用しているのだが、『サイドストーリーズ』や『バトルオペレーション2』など一部ゲーム作品では薬莢が排出される監修ミスが見られる。
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:ガンダム5号機専用の大型ガトリング砲。5号機は当初から4号機との連携が想定されており、武装に関してもお互いを補完するよう考慮されていた。つまり、4号機のメガ・ビーム・ランチャーが運用出来なかった場合に備え、信頼性の高い実体弾兵器のうちでも屈指の威力を持つ本部そうが施されることとなった。口径は90mmで、装弾数は3000発。ケースレス弾を使用し、毎秒50発の射速を誇る。また、バレルの焼付きを防ぐため、5秒のトリガーリミッターが施されているが、マニュアル操作によるリミッター解除が可能であり、弾丸が尽きるまで連射することも不可能ではないが、その際の発射・動作保証はなく、最悪の場合は機関部の破損も起こり得るとされている。
    
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
<!-- ;内容:説明 -->
   
;対[[アクト・ザク]]
 
;対[[アクト・ザク]]
 
:
 
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
<!-- ;[[機体名]]:説明 -->
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;ガンダム5号機[Bst]
;[[ガンダム5号機[Bst]]]
   
:ソロモン攻略戦後にショルダーユニットを装備した状態。
 
:ソロモン攻略戦後にショルダーユニットを装備した状態。
 
;[[ガンダム4号機]]
 
;[[ガンダム4号機]]
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*[[登場メカ]]
 
*[[登場メカ]]
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<!-- == 脚注 == -->
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== 脚注 ==
<!-- <references /> -->
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<references />
 
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
 
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