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| == RX-0 ユニコーンガンダム3号機 フェネクス(Unicorn Gundam 03 [Phenex]) == | | == RX-0 ユニコーンガンダム3号機 フェネクス(Unicorn Gundam 03 [Phenex]) == |
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− | *登場作品:[[機動戦士ガンダムUC MSV]]、[[機動戦士ガンダムUC One of Seventy Two]]、[[機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン]]、[[機動戦士ガンダムNT]] | + | *登場作品:[[UC-MSV]]、[[機動戦士ガンダムUC One of Seventy Two]]、[[機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン]]、[[機動戦士ガンダムNT]] |
| *デザイナー:カトキハジメ | | *デザイナー:カトキハジメ |
| *分類:[[サイコフレーム|フル・サイコフレーム]]実装型試作[[モビルスーツ]] | | *分類:[[サイコフレーム|フル・サイコフレーム]]実装型試作[[モビルスーツ]] |
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| *全備重量:52.4t | | *全備重量:52.4t |
| *主動力:[[熱核融合炉]] | | *主動力:[[熱核融合炉]] |
− | *出力:3,890kW(ユニコーンモード)、測定不能(デストロイモード) | + | *ジェネレーター出力:3,890kW(ユニコーンモード)、測定不能(デストロイモード) |
− | *推力:206,770kg(ユニコーンモード)、測定不能(デストロイモード) | + | *スラスター総推力:206,770kg(ユニコーンモード)、測定不能(デストロイモード) |
| *センサー有効半径:23,700m(ユニコーンモード)、測定不能(デストロイモード) | | *センサー有効半径:23,700m(ユニコーンモード)、測定不能(デストロイモード) |
− | *開発組織:[[アナハイム・エレクトロニクス社]] | + | *開発組織:[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]] |
| *所属:[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]→なし | | *所属:[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]→なし |
− | *主なパイロット:[[リナ・ベルナル]]、[[ジョリオン・デイ]]、[[ヨナ・バシュタ]]、無人 | + | *主なパイロット:[[リナ・ベルナル]]、[[ジョリオン・デイ]]、[[ヨナ・バシュタ]] |
| == 概要 == | | == 概要 == |
| 地球連邦軍の試作型モビルスーツ。[[ユニコーンガンダム]]の3号機であり、連邦軍のとある参謀が「[[UC計画]]」の主導権を[[ビスト財団]]から奪い返すべく造らせた機体である。<br />テスト用として[[アナハイム・エレクトロニクス社]]から軍に先行納入されていた[[サイコフレーム|フル・サイコフレーム]]製の素体をベースとして組み上げており、その際、1号機と[[バンシィ|2号機]]の建造データもフィードバックされている。<br />頭部の角は鳥の翼を模したような形状で、背部にはアームド・アーマーDEを装着したシールドを2枚取り付けている。全身のカラーリングは金色に染め上げられる等、外見はかなり派手。<br />NT-Dシステムも搭載しているので、デストロイモードへの「変身」も当然可能。サイコフレームは青く輝く。<br />武装は基本的に1号機と同様だが、アームド・アーマーDEを2基装備している事から、問題となっていた継戦能力の低さがある程度解消されている。 | | 地球連邦軍の試作型モビルスーツ。[[ユニコーンガンダム]]の3号機であり、連邦軍のとある参謀が「[[UC計画]]」の主導権を[[ビスト財団]]から奪い返すべく造らせた機体である。<br />テスト用として[[アナハイム・エレクトロニクス社]]から軍に先行納入されていた[[サイコフレーム|フル・サイコフレーム]]製の素体をベースとして組み上げており、その際、1号機と[[バンシィ|2号機]]の建造データもフィードバックされている。<br />頭部の角は鳥の翼を模したような形状で、背部にはアームド・アーマーDEを装着したシールドを2枚取り付けている。全身のカラーリングは金色に染め上げられる等、外見はかなり派手。<br />NT-Dシステムも搭載しているので、デストロイモードへの「変身」も当然可能。サイコフレームは青く輝く。<br />武装は基本的に1号機と同様だが、アームド・アーマーDEを2基装備している事から、問題となっていた継戦能力の低さがある程度解消されている。 |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
| <!-- :作品名:説明 --> | | <!-- :作品名:説明 --> |
− | ;[[機動戦士ガンダムUC MSV]] | + | ;[[UC-MSV]] |
− | : | + | :出典元。 |
| ;[[機動戦士ガンダムUC One of Seventy Two]] | | ;[[機動戦士ガンダムUC One of Seventy Two]] |
− | :暗礁宙域にて行われた[[バンシィ]]との比較評価試験において[[リバウ]]等を始めとした[[ネオ・ジオン]]残党軍と交戦するが、バンシィがデストロイモードになった事に焦った参謀が本機のNT-Dも発動させた事で機体が暴走してしまい、バンシィまで敵と見なして攻撃してしまっている。さらに母艦にも攻撃し、行方不明となっている。 | + | :暗礁宙域にて行われた[[バンシィ]]との比較評価試験において[[リバウ]]等を始めとした[[ネオ・ジオン]]残党軍と交戦するが、バンシィがデストロイモードになった事に焦った参謀が本機のNT-Dも発動させた事で機体が暴走してしまい、バンシィまで敵と見なして攻撃してしまっている。さらに母艦にも攻撃し、行方不明となっている。この事件は小説版でも『NT』でも起きている。 |
| ;[[機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン]] | | ;[[機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン]] |
| :宇宙世紀0096年、一年戦争終結記念日として宇宙で催されたジュニアハイスクール生の式典に突如として出現。当時は連邦軍は少数のジオン残党「メイルメル隊」と偶発的な戦闘を展開していたが、両陣営のMSには目もくれず、式典に招待されたジュニアスクール生に向けてメガ・キャノンを掃射。多くの子供達をスペースランチ諸共焼き殺してしまう。<br />その後も生き残った子供達を執拗に狙い続けたが、その場に展開していた連邦軍の[[ガンダムGファースト]]や[[キャノンガン]]、メイルメル隊の[[ズオム]]の連携によって激戦の末に無力化された。<br />しかし、直後にロック・ホーカーの命を受けて回収に現れた特殊介入部隊『フレスベルグ隊』によって鹵獲されて姿を消した。その後、アームド・アーマーXCを装備した状態でジョリオンが搭乗し、ナイトロ隊の1機として出撃した。[[ガンダムGファーストDX]]と交戦し、リバウによってアームド・アーマーXCが破壊されると機能を停止している。ジョリオンがコックピットから救出されると機体は再び起動し、無人のまま飛び去っている。 | | :宇宙世紀0096年、一年戦争終結記念日として宇宙で催されたジュニアハイスクール生の式典に突如として出現。当時は連邦軍は少数のジオン残党「メイルメル隊」と偶発的な戦闘を展開していたが、両陣営のMSには目もくれず、式典に招待されたジュニアスクール生に向けてメガ・キャノンを掃射。多くの子供達をスペースランチ諸共焼き殺してしまう。<br />その後も生き残った子供達を執拗に狙い続けたが、その場に展開していた連邦軍の[[ガンダムGファースト]]や[[キャノンガン]]、メイルメル隊の[[ズオム]]の連携によって激戦の末に無力化された。<br />しかし、直後にロック・ホーカーの命を受けて回収に現れた特殊介入部隊『フレスベルグ隊』によって鹵獲されて姿を消した。その後、アームド・アーマーXCを装備した状態でジョリオンが搭乗し、ナイトロ隊の1機として出撃した。[[ガンダムGファーストDX]]と交戦し、リバウによってアームド・アーマーXCが破壊されると機能を停止している。ジョリオンがコックピットから救出されると機体は再び起動し、無人のまま飛び去っている。 |
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| :対ビームバリア。シールドから発生させる。ユニコーン、デストロイ両形態で使用可能。 | | :対ビームバリア。シールドから発生させる。ユニコーン、デストロイ両形態で使用可能。 |
| ;対ビームコーティング | | ;対ビームコーティング |
− | :金色の装甲は耐ビームコーティングであり、全身に施されている。しかし、効果はほとんど無く、気休め程度の性能しかないとされている。本機の他には[[百式]]に採用されていた。 | + | :金色の装甲は耐ビームコーティングであり、全身に施されている。しかし、効果はほとんど無く、気休め程度の性能しかないとされている。副次効果として金色の塗装が宇宙を鏡のように写すため、単独行動をする本機のステルス効果は意外と高い。本機の他には[[百式]]等に採用されていた。 |
| ;変形 | | ;変形 |
| :ユニコーンモードからデストロイモードへ変形する。見た目と機体性能が同一機体と思えないほど変化するため、「'''変身'''」という表現がされている。 | | :ユニコーンモードからデストロイモードへ変形する。見た目と機体性能が同一機体と思えないほど変化するため、「'''変身'''」という表現がされている。 |
| + | ;デストロイ・アンチェインド |
| + | :デストロイモードからさらに変形する第三の形態。機体と搭乗するニュータイプが、インテンション・オートマチック・システムを通して過剰に交感し、NT-Dシステムの稼働レベルが制御できる数値を超えてしまった場合に、搭乗者の意思とは関係なしに自動的にこの状態に移行する。全身の外部装甲が更に展開し、内部のサイコフレームがより露出する。この状態ではサイコミュ接続の流動制限がカットされ、操縦権がパイロットからNT-Dシステムに移行する。この際パイロットは生体部品扱いとなり、その生存率は一切考慮されず、敵機を撃墜することのみを目的とする完全な戦闘マシンに変貌してしまう。<br>『ラスト・サン』において本機が移行しており、サイコフレームの色が本来の色を失うほど光を増していた。 |
| ;サイコミュ・ジャック | | ;サイコミュ・ジャック |
| :ファンネルのコントロールを奪う等、敵の[[サイコミュシステム]]を自分の制御下に置く事を可能とする機能。デストロイモード時にのみ行える。<br />ちなみに変身する際に角が割れるのは、送信能力を高める事でこの機能をより効果的に使う為。 | | :ファンネルのコントロールを奪う等、敵の[[サイコミュシステム]]を自分の制御下に置く事を可能とする機能。デストロイモード時にのみ行える。<br />ちなみに変身する際に角が割れるのは、送信能力を高める事でこの機能をより効果的に使う為。 |
| ;サイコフィールド | | ;サイコフィールド |
− | :デストロイモードで発動するエネルギーフィールド。パイロットやパイロットに関わった人物、機体の周囲にいる周囲の人物の意志に反応し、様々な挙動を見せる。<br/>本機はおそらくこの現象により、燃料が無くとも宇宙空間を漂っていると思われる。 | + | :デストロイモードで発動するエネルギーフィールド。パイロットやパイロットに関わった人物、機体の周囲にいる周囲の人物の意志に反応し、様々な挙動を見せる。<br/>本機はおそらくこの現象により、推進剤が無くとも宇宙空間を移動できていると思われる。 |
| ;n_i_t_r_o(ナイトロ) | | ;n_i_t_r_o(ナイトロ) |
| :『ラスト・サン』で追加されたアームド・アーマーXCに搭載されているサイコミュシステムの派生型。[[ガンダムデルタカイ]]に搭載されていた特殊機構で、本システムの提唱者である[[ロック・ホーカー]]大佐の意向から『RX-0シリーズの要であるNT-Dの起動に必要な強化人間を安定供給する』という名目で搭載されている。本機のは一番最新型である。 | | :『ラスト・サン』で追加されたアームド・アーマーXCに搭載されているサイコミュシステムの派生型。[[ガンダムデルタカイ]]に搭載されていた特殊機構で、本システムの提唱者である[[ロック・ホーカー]]大佐の意向から『RX-0シリーズの要であるNT-Dの起動に必要な強化人間を安定供給する』という名目で搭載されている。本機のは一番最新型である。 |
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| :背部に2枚装着されている実体式の防御兵装で、両腕部に装着して使用する事も可能。これにもサイコフレームが使われている。<br />デストロイモード時には中央部がスライドしてサイコフレームをX字状に展開し、Iフィールドジェネレーターが現れる仕組みとなっており、通常時より防御力が向上する。 | | :背部に2枚装着されている実体式の防御兵装で、両腕部に装着して使用する事も可能。これにもサイコフレームが使われている。<br />デストロイモード時には中央部がスライドしてサイコフレームをX字状に展開し、Iフィールドジェネレーターが現れる仕組みとなっており、通常時より防御力が向上する。 |
| ;アームド・アーマーDE | | ;アームド・アーマーDE |
− | :増加サイコフレーム兵装の一つで、複数ある「アームド・アーマー」の中で最も初期に造られた。<br />シールドの上から被せる形で装着され、その機能を拡張する事に主眼が置かれている。また展開式スラスターとメガ・キャノンを内蔵しており、前者は機体の機動力を強化する。後者は広範囲への攻撃を可能とする他、ビーム・マグナムの扱い辛さをカバーする事が可能である。また、これ自体をファンネルのように飛ばすことが可能である。 | + | :増加サイコフレーム兵装の一つで、複数ある「アームド・アーマー」の中で最も初期に造られた。。「DE」は「'''D'''efense-'''E'''xtension」の略称。<br />シールドの上から被せる形で装着され、その機能を拡張する事に主眼が置かれている。また展開式スラスターとメガ・キャノンを内蔵しており、前者は機体の機動力を強化する。後者は広範囲への攻撃を可能とする他、ビーム・マグナムの扱い辛さをカバーする事が可能である。また、これ自体をファンネルのように飛ばすことが可能である。『NT』では下部にテール状の姿勢制御用スタビライザーが追加されている。 |
| ;アームド・アーマーXC | | ;アームド・アーマーXC |
− | :『ラスト・サン』で追加されたバックパックに搭載された増加サイコフレーム兵装の1つ。他のアームド・アーマーと異なり、サイコミュシステムの1つである[[ナイトロ]]を内蔵した特殊兵装。[[バンシィ・ノルン]]に搭載されている物はデストロイモードのサポート機能に限定された物である。 | + | :『ラスト・サン』で追加されたバックパックに搭載された増加サイコフレーム兵装の1つ。「XC」は「'''X'''eno-'''C'''onnect」の略称。他のアームド・アーマーと異なり、サイコミュシステムの1つである[[ナイトロ]]を内蔵した特殊兵装。更にジェネレーター出力のアップ、頭部アンテナの機能の拡張に効力を発揮する。『ラスト・サン』の最後で破壊されている。<br>[[バンシィ・ノルン]]に搭載されている物はデストロイモードのサポート機能に限定された物である。 |
| ;ソフトチェストタッチ | | ;ソフトチェストタッチ |
| :ネオ・ジオングとの戦闘で使用。<br/>本機は右手のみで触れ、機体を崩壊させている。 | | :ネオ・ジオングとの戦闘で使用。<br/>本機は右手のみで触れ、機体を崩壊させている。 |
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