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;第二期
 
;第二期
:[[オルガ・イツカ]]率いる[[鉄華団]]は、大きな犠牲を出しながらも[[クーデリア・藍那・バーンスタイン]]、蒔苗東護ノ介の護衛を完遂し、火星圏に大きな利益をもたらした。また、蒔苗の推挙によってアーブラウ軍事顧問を務めることとなり、「鉄華団」の名は広く知られることとなった。クーデリアもまたアドモス商会を設立し、テイワズやノブリスの後ろ盾の下でハーフメタルの取引で得た資金を火星の福祉に回す日々を送る。一方、対照的に[[ギャラルホルン]]は蒔苗東護ノ介の復権を強引な形で妨害しようとしたことがきっかけで内部の腐敗が明らかになり、その信頼を失墜させていた。新米社長として多忙な日々を送るオルガやクーデリアの躍進は、一応は味方側だった人々の反感をも買うことになってしまう。[[ギャラルホルン]]もまた同様に、[[マクギリス・ファリド]]をはじめとする若きセブンスターズによって長老達の立場が脅かされつつあった。そんな中、クーデリアに恨みを抱いた火星の活動家が大海賊「夜明けの地平線団」を雇い、クーデリアと鉄華団に差し向ける。主導権を得るために味方が味方を撃ち、敵が味方となる混乱の世代闘争の幕開けである。
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:[[オルガ・イツカ]]率いる[[鉄華団]]は、大きな犠牲を出しながらも[[クーデリア・藍那・バーンスタイン]]、蒔苗東護ノ介の護衛を完遂し、火星圏に大きな利益をもたらした。また、蒔苗の推挙によってアーブラウ軍事顧問を務めることとなり、「鉄華団」の名は広く知られることとなった。クーデリアもまたアドモス商会を設立し、テイワズやノブリスの後ろ盾に支えられたハーフメタルの取引で得た資金を火星の福祉に回す日々を送る。一方、対照的に[[ギャラルホルン]]は蒔苗東護ノ介の復権を強引な形で妨害しようとしたことがきっかけで内部の腐敗が明らかになり、その信頼を失墜させていた。新米社長として多忙な日々を送るオルガやクーデリアの躍進は、それまで味方側だった人々の反感をも買うことになってしまう。[[ギャラルホルン]]もまた同様に、[[マクギリス・ファリド]]をはじめとする若きセブンスターズによって長老達の立場が脅かされつつあった。そんな中、クーデリアに恨みを抱いた火星の活動家が大海賊「夜明けの地平線団」を雇い、クーデリアと鉄華団に差し向ける。主導権を得るために味方が味方を撃ち、敵が味方となる混乱の世代闘争の幕開けである。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
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戦争は単純な勧善懲悪で割り切れるものではないとして、時に主人公側である鉄華団が冷徹な行動を取るシーンも描写された。また、派手さを優先されやすいロボットアニメでありながら、「宇宙空間という極限環境で稼働し作業に従事するものがビーム一発で壊れるのはおかしい。もっとひしゃげたりつぶれたりするはず」という意見から本作ではビーム兵器はほとんど存在せず、爆発するよりも割れたり砕けたりする破壊描写を取っている。
 
戦争は単純な勧善懲悪で割り切れるものではないとして、時に主人公側である鉄華団が冷徹な行動を取るシーンも描写された。また、派手さを優先されやすいロボットアニメでありながら、「宇宙空間という極限環境で稼働し作業に従事するものがビーム一発で壊れるのはおかしい。もっとひしゃげたりつぶれたりするはず」という意見から本作ではビーム兵器はほとんど存在せず、爆発するよりも割れたり砕けたりする破壊描写を取っている。
 
:第一期では[[オルガ・イツカ]]を中心に団結した少年たちの物語として展開。命以外何一つ持たないという彼らの「持たざる者の強み」と「命の軽さ」というまさしく体を張った生き様で、「ヒューマンデブリ」「宇宙ネズミ」と侮られてきた彼らが一つの大仕事を自分たちの手で成し遂げるという一種のサクセス・ストーリーであった。
 
:第一期では[[オルガ・イツカ]]を中心に団結した少年たちの物語として展開。命以外何一つ持たないという彼らの「持たざる者の強み」と「命の軽さ」というまさしく体を張った生き様で、「ヒューマンデブリ」「宇宙ネズミ」と侮られてきた彼らが一つの大仕事を自分たちの手で成し遂げるという一種のサクセス・ストーリーであった。
:第二期では社会的に大きな認知されることになった鉄華団と、台頭してきた彼らを敵視するテイワズ内部の不満を抱えた勢力との身内での対立が始まる。また、腐敗した体制を露見してしまったギャラルホルンも[[マクギリス・ファリド]]が復興の旗手としてその発言力を高めつつあることを危惧する[[ラスタル・エリオン]]達と緊張を高め、ラスタルによる爆破テロに端を発する紛争に発展。新興勢力と既得権勢力との対立図式は味方同士の足の引っ張り合いと、敵同士での結託という混迷の物語へとシフトしていく。
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:第二期では社会的に大きな認知をされることになった鉄華団と、台頭してきた彼らを敵視するテイワズ内部の不満を抱えた勢力との身内での対立が始まる。また、腐敗した体制を露見してしまったギャラルホルンも[[マクギリス・ファリド]]が復興の旗手としてその発言力を高めつつあることを危惧する[[ラスタル・エリオン]]達と緊張を高め、ラスタルの命令による爆破テロとそれに端を発した紛争に発展。新興勢力と既得権勢力との対立図式は味方同士の足の引っ張り合いと、敵同士での結託という混迷の物語へとシフトしていく。
 
:シリーズ構成は「とらドラ!」「ここさけ」「あの花」などでの長井龍雪監督とのタッグで知られる岡田麿里。学生同士や少女中心の青春群像を得意とする作風であり、本作でも戦闘シーンよりも対立や駆け引きなどの人間ドラマに重点が置かれている。
 
:シリーズ構成は「とらドラ!」「ここさけ」「あの花」などでの長井龍雪監督とのタッグで知られる岡田麿里。学生同士や少女中心の青春群像を得意とする作風であり、本作でも戦闘シーンよりも対立や駆け引きなどの人間ドラマに重点が置かれている。
 
:一期ではサクセスストーリーとして幕を閉じた物語だが、二期のストーリーが進行するに従って登場人物が次々に命を落としていく展開が目立つようになる。最終的には、鉄華団は組織として壊滅。これは監督が物語開始以前から三日月や鉄華団について、新撰組や滅びの美学を意識した「主人公勢力の全滅」という結末を予定していたため。だが、「一期でクーデリアを送り届ける」「二期で鉄華団が滅びる」という最重要部分以外は予定されていた展開の急な変更も数多く、作中で語られなかった設定や本編後に追加で発表された設定も枚挙に暇がない。
 
:一期ではサクセスストーリーとして幕を閉じた物語だが、二期のストーリーが進行するに従って登場人物が次々に命を落としていく展開が目立つようになる。最終的には、鉄華団は組織として壊滅。これは監督が物語開始以前から三日月や鉄華団について、新撰組や滅びの美学を意識した「主人公勢力の全滅」という結末を予定していたため。だが、「一期でクーデリアを送り届ける」「二期で鉄華団が滅びる」という最重要部分以外は予定されていた展開の急な変更も数多く、作中で語られなかった設定や本編後に追加で発表された設定も枚挙に暇がない。
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