{{登場メカ概要| 読み =
| 外国語表記 = Bug
| 登場作品 = [[機動戦士ガンダムF91]]
| デザイナー =
}}
{{登場メカ概要| タイトル = スペック
| 分類 = 自律型対人兵器
| 生産形態 = 量産機
| 型式番号 =
| 頭頂高 =
| 全長 =
*3.9m
*3.0m(直径)
| 本体重量 =
| 全備重量 = 3.2t
| 主動力 =
| ジェネレーター出力 = 750kw
| スラスター総推力 = 6,000kg
| 装甲材質 =
*チタン合金
*炭素繊維複合材
| センサー有効半径 =
| 開発組織 = [[クロスボーン・バンガード]]
| 所属 = [[クロスボーン・バンガード]]
| 所属組織 =
| 所属部隊 =
| 母艦 = [[ザムス・ガル]] (ガル・ブラウ)
| 主なパイロット =
}}
概要
[[クロスボーン・バンガード]]が[[ラフレシア・プロジェクト]]によって極秘裏に開発した自律型対人兵器。[[スペースコロニー]]の施設を必要以上に破壊せず、人間のみを殺戮する事を目的としており、人間の発する二酸化炭素や体温を感知するよう設計されている。
「親バグ」と呼ばれる4m弱の円盤型の機体と「子バグ」と呼ばれる小型機で構成され、子バグは親バグが入れない建造物内へ侵入させる目的で用いられる。
機体の制御自体は機械的かつ単調なものであり、回避行動を取る事をしない。また、熱に反応するため、高熱を発する[[モビルスーツ]]やビーム兵器にも反応を示す。
ラフレシア・プロジェクトを主導した[[カロッゾ・ロナ]]はバグによる無作為の粛清を「誰の良心も痛める事の無い作戦」であると称しており、テストの結果が良好であった場合、月と地球でバグを使用する予定であった。
登場作品と操縦者
;[[機動戦士ガンダムF91]]
:初登場作品。[[コスモ・バビロニア建国戦争]]の最中にテストが行われ、占拠した[[フロンティアI]]の核融合発電所の電力を使用して起動。母艦の[[ザムス・ガル]] (ガル・ブラウ)から絶え間なく放出され、コロニー内の住民・レジスタンス問わず人間を虐殺、[[ビルギット・ピリヨ]]の[[ヘビーガン]]も撃墜した。しかし、[[シーブック・アノー]]の機転によって高熱を発する性質を逆利用された事でコロニー内の機体は殆どが駆逐され、その後[[セシリー・フェアチャイルド]]によって母艦であったガル・ブラウも轟沈した。
;[[∀ガンダム (作品)|∀ガンダム]]（マガジンZ版）
:[[ハロ]]に偽装した機体が登場。[[ゲンガナム]]地下に侵入した[[ロラン・セアック]]一行への追っ手として[[ギンガナム軍]]によって放たれた。F91のそれと比較しても「可愛らしい姿で相手の油断を誘う」という面で悪辣さが強調されており、正体を知らずに手に取った[[ソシエ・ハイム]]に刃を向けた。
;[[月に繭 地には果実]]
:月野運河に設置された[[カイラスギリー|カイラス・ギリ]]の防衛用兵器として使用されている。
;[[機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE]]
:ストーリーイベント「クロスオーバーUCE エンジェル・ハイロゥ編」に登場。[[フォンセ・カガチ]]が物言わぬ機械として再調整されたカロッゾ操るラフレシアと共に繰り出し、[[リガ・ミリティア]]と[[ザンスカール帝国]]双方に襲い掛かった。『F91』と違い赤く発光するラインが見られる。最終的にラフレシアの撃破により機能が停止した。
装備・機能
特殊機能
;[[ミノフスキークラフト]]
:[[ミノフスキー粒子]]の性質を利用した空中浮揚装置。バグはこれとバーニアによって機体を機動させる。
武装・必殺攻撃
;高速チェーンソー
:機体の外周部に備わった24基のチェーンソー。これを高速回転させ、ターゲットを車両や設備ごと切り刻む。[[モビルスーツ]]の装甲すら切り裂くほどの切断力を持つ。
;レーザートーチ
:チェーンソーの刃の根本に内蔵された小型レーザー砲。
;子バグ
:親バグの内部に3基内蔵された全長0.6mの小型バグ。親バグの入る事ができない閉所での運用を想定している。子バグは機体を上下に分割して運用する事も可能。
:;スラッシュブレード
::子バグの外周部に8基、上下合わせて16基が展開される刃。
:;レーザー砲
::機体に内蔵されたレーザー砲。
:;ディストラクショングレネード
::自爆用の爆薬。
対決・名場面
関連機体
;[[ラフレシア]]
:同じラフレシア・プロジェクトで開発された機体。設定上バグは搭載していないが、一部ゲーム作品にはバグを従えて攻撃する物があり、『[[ガンダムビルドファイターズトライ|GBFトライ]]』のように公式作品が逆輸入した例もある。
;[[エビル・ドーガ]]
:ラフレシアと同様、ラフレシア・プロジェクトの一環で[[α・アジール]]をベースに開発されたと思われる機体。バグのコントロールシステムを搭載している。
;[[ベルガ・ギロス ジレ・クリューガー専用機]]
:バグを再利用したホッブバグを装備。親バグ・子バグのコントロールの一部をMSパイロットの下に置く事で戦略性を高めている。
;[[ガンダムF91]] (鉄仮面ズ所属機)
:『[[ガンダムビルドダイバーズ]]』でフォース「鉄仮面ズ」のメンバーの1人が使っているラフレシアカラーのF91。シールド用に左腕にバグを装備している。
リンク
*[[登場メカ]]
{{DEFAULTSORT:はく}}[[Category:登場メカは行]]
[[Category:機動戦士ガンダムF91]]