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既に第一線配備から退いた旧型機であるが、基本設計の良さから機体性能は高く、パワー・機動・兵装選択のバランスにも優れている。旧型とはいえジェターク社の機体であるため、テロリストが簡単に手に入れられる機体ではないとされる。 | 既に第一線配備から退いた旧型機であるが、基本設計の良さから機体性能は高く、パワー・機動・兵装選択のバランスにも優れている。旧型とはいえジェターク社の機体であるため、テロリストが簡単に手に入れられる機体ではないとされる。 | ||
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+ | :トゥループランドセルを装備した兵員輸送仕様。なお、A、B、C装備はフォルドの夜明けが便宜上付けている名称である。 | ||
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== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
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:胸部左側に内蔵されている機関砲。本機では唯一の内蔵火器だが、元から搭載されていたかは不明。 | :胸部左側に内蔵されている機関砲。本機では唯一の内蔵火器だが、元から搭載されていたかは不明。 | ||
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− | : | + | :バックパックに装備するコンテナ型発射ユニット。コンジャム(COMJAM=Communication Jamming)ポッドと呼ばれる通信妨害ドローンを28機収納しており、複数機でポッドを射出することで通信障害を引き起こすことが可能。 |
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− | : | + | :上腕部に接続する防御兵装。裏面にアサルトライフル用の予備マガジンをマウント可能。指揮官機は下部にイエローのラインが入っている。 |
== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == | ||
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2025年2月24日 (月) 08:43時点における最新版
デスルター | |
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外国語表記 | DESULTOR |
登場作品 | 機動戦士ガンダム 水星の魔女 |
デザイナー | 形部一平 |
スペック | |
---|---|
分類 | 汎用量産型モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | MD-0021 |
頭頂高 | 18.1m |
本体重量 | 67.5t |
開発組織 | ジェターク・ヘビー・マシーナリー |
所属 | フォルドの夜明け |
母艦 | カシュタンカ |
主なパイロット |
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概要[編集 | ソースを編集]
ジェターク・ヘビー・マシーナリーが開発した汎用型モビルスーツ。同社がディランザより前に主力展開していた機体である。
MS開発の黎明期、他企業が搭乗者と機体の密接化、つまり人間をソフトウェアとして重視する形で開発を推し進めていたのに対し、ジェターク社はあくまで実戦重視の機体性能という、搭乗者の能力を問わないハードウェア開発を重視しており、デスルターもまたジェターク社のそうした方向性が色濃く反映された機体であり、様々な戦術に対応出来る装備を有し、兵器としてのMSの有用性を確たるものとした。
既に第一線配備から退いた旧型機であるが、基本設計の良さから機体性能は高く、パワー・機動・兵装選択のバランスにも優れている。旧型とはいえジェターク社の機体であるため、テロリストが簡単に手に入れられる機体ではないとされる。
プラント・クエタ襲撃の際にはジェターク社に疑いの手が向くように、シャディクによってフォルドの夜明けに提供された。その際に使用が禁止された実体弾の装備や隠密用の換装といった改修が施されている。
装備バリエーション [編集 | ソースを編集]
- 基本装備
- アサルトライフル、シールドを装備した基本装備。各装備は決められた仕様ではなく作戦内容やパイロットの好みに応じて自由な組み合わせがある。
- A装備
- 背部マウントラッチにコンジャムポッドを搭載したドローンコンテナとベルタブラードR3をマウントする。
- B装備
- トゥループランドセルを装備した兵員輸送仕様。なお、A、B、C装備はフォルドの夜明けが便宜上付けている名称である。
- C装備(オルコット搭乗機)
- A装備と同様の基本装備に加え、右肩にグレネードランチャーを装備。シールド先端部はイエローのストライプがマーキングされている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム 水星の魔女
- 初登場作品。第10話ラストからフォルドの夜明けの機体として登場。ガンダム・ルブリス・ウル、ガンダム・ルブリス・ソーンとともにプラント・クエタ襲撃に用いられた。また、フォルドの夜明けに身柄を拘束されていたグエル・ジェタークが機体を強奪し、プラントの防衛部隊に救援を求める為に使用したが、これが彼の運命を大きく変える事になった。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- トゥループランドセル
- バックパックに装備可能な兵員輸送用コンテナユニット。目標地点に到達後、バックパックを切り離してピンポイントに兵員を展開する強襲作戦にも用いられる。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- 140mmバルカン
- 胸部左側に内蔵されている機関砲。本機では唯一の内蔵火器だが、元から搭載されていたかは不明。
- ヒートナイフ
- 腕部に内蔵されている近接格闘用兵器。展開後、大型の刃が赤熱化して相手の装甲を溶断する。
- アサルトライフル
- 100mm実体弾による単射と連射の切り替えが可能な携行火器。精密射撃時にはフォアグリップを使用する。
- グレネードランチャー
- 上腕部に装備可能な三連式の擲弾発射器。オルコット機が装備。
- ベルタブラードR3
- バックパック左側に装備可能な大型無反動砲。光学センサーを内蔵したミサイルを発射し、使用時にはそのまま担ぐ形で使用する。名称は開発した技術者の名前から取られている。
- ドローンコンテナ
- バックパックに装備するコンテナ型発射ユニット。コンジャム(COMJAM=Communication Jamming)ポッドと呼ばれる通信妨害ドローンを28機収納しており、複数機でポッドを射出することで通信障害を引き起こすことが可能。
- シールド
- 上腕部に接続する防御兵装。裏面にアサルトライフル用の予備マガジンをマウント可能。指揮官機は下部にイエローのラインが入っている。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
- VS:ディランザ・ソル
- 第12話より。プラント・クエタにエアリアルがあるという情報を掴んだグエルは、そこにスレッタが居るという確証を持ち、フォルドの夜明けによって占拠された輸送船カシュタンカから脱走を図る。補給のためにカシュタンカに帰還していたデスルターを奪取し、宇宙空間へと出たグエルだったが、そこでプラントから出撃したディランザ・ソルと遭遇する。ディランザ・ソルはグエル機をテロリストと認識し襲いかかり、グエルは初めての実戦に恐怖しながらも、頭部を犠牲に胸部にヒートナイフを突き刺しこれを撃破する。しかし、撃破したディランザ・ソルに乗っていたのは、グエルの父ヴィム・ジェタークだった……。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ディランザ
- 後継機。