「スレッタ・マーキュリー」の版間の差分

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内向的な性格でコミュニケーションが能力やや乏しく<ref>コミュニケーションに苦労するのは、学園以前の就学経験が無いため、同年代の少年少女との集団生活という状況に慣れていないせいでもある。</ref>、母親以外の誰に対しても(年上、年下問わず)敬語で接する事が多い。だが、母から教わった「逃げたら一つ、進めば二つ」の言葉に背中を押され、時に勇気ある行動を見せる事もある。
 
内向的な性格でコミュニケーションが能力やや乏しく<ref>コミュニケーションに苦労するのは、学園以前の就学経験が無いため、同年代の少年少女との集団生活という状況に慣れていないせいでもある。</ref>、母親以外の誰に対しても(年上、年下問わず)敬語で接する事が多い。だが、母から教わった「逃げたら一つ、進めば二つ」の言葉に背中を押され、時に勇気ある行動を見せる事もある。
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その性格に反し、女性としては大柄な体躯に高い身体能力を備えており、ミオリネからは「体力お化け」とも言われている。また、水星という些細なミスが死に直結する過酷な環境で救助活動などに従事していたことから高い操縦技術と冷静な判断力を持ち合わせ<ref>エアリアルからも必要ない場合は「フォローするまでもない」と判断されるまでの信頼を置かれ、常人なら恐怖するようなスピードでの機動もこなす。</ref>、機転も利くため戦闘ではガンビットの操作技術のみならず、純粋な格闘戦でも高い技量を見せる。
  
 
母親と共に出生も含めて謎に包まれた部分がある人物であるが、その実は身体を失い意識のみとなった[[エリクト・サマヤ]]の代替として彼女の遺伝子から作られたリプリチャイルドであり、エアリアルに宿ったエリクトの拡張意識としての役割を持っていた。
 
母親と共に出生も含めて謎に包まれた部分がある人物であるが、その実は身体を失い意識のみとなった[[エリクト・サマヤ]]の代替として彼女の遺伝子から作られたリプリチャイルドであり、エアリアルに宿ったエリクトの拡張意識としての役割を持っていた。
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:作業管制官の[[メリッサ・ペルダ]]を妻に持つ老人。基地がスレッタ達をかくまった当初からスレッタに辛く当たる老人の筆頭である。採掘作業中に事故に巻き込まれた際、当時11歳のスレッタが駆るエアリアルによって救助された。
 
:作業管制官の[[メリッサ・ペルダ]]を妻に持つ老人。基地がスレッタ達をかくまった当初からスレッタに辛く当たる老人の筆頭である。採掘作業中に事故に巻き込まれた際、当時11歳のスレッタが駆るエアリアルによって救助された。
  
== 名台詞 ==
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;「逃げたら一つ、進めば二つ」
 
;「逃げたら一つ、進めば二つ」
 
:スレッタの代名詞である、自身に言い聞かせるための呪文。5歳の頃に注射から逃げようとしたスレッタに、母が注射をするメリットを複数挙げると共にこの言葉を教えた。以後、スレッタは困難に直面した際にこの言葉で自身の背中を後押しし、ひたすら前へと進む道を選んでいく。<br/>学園への入学後もこの言葉と共に様々な局面を乗り越えてきたが、[[プラント・クエタ]]襲撃時に母によって呪いの言葉とも言える形へと歪められてしまう。事実、この言葉で触れられているのは「得られるもの」であり「失うもの」は含まれていない……。
 
:スレッタの代名詞である、自身に言い聞かせるための呪文。5歳の頃に注射から逃げようとしたスレッタに、母が注射をするメリットを複数挙げると共にこの言葉を教えた。以後、スレッタは困難に直面した際にこの言葉で自身の背中を後押しし、ひたすら前へと進む道を選んでいく。<br/>学園への入学後もこの言葉と共に様々な局面を乗り越えてきたが、[[プラント・クエタ]]襲撃時に母によって呪いの言葉とも言える形へと歪められてしまう。事実、この言葉で触れられているのは「得られるもの」であり「失うもの」は含まれていない……。
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;「胸、きついんですけど…」
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:第7話でパーティ用のドレスを着てミオリネの前に現れて。この時着用しているドレスはミオリネのを借りているため'''暗にミオリネがスレッタより貧相な体であることを示している'''。辺境育ちだが体を動かす関係でガタイが良くなったのだろうか?
  
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
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:エアリアルから決別を告げられた後の乗機。クワイエット・ゼロを止めるため、データストームのリスクを承知で搭乗した。
 
:エアリアルから決別を告げられた後の乗機。クワイエット・ゼロを止めるため、データストームのリスクを承知で搭乗した。
 
;[[デミトレーナー]]
 
;[[デミトレーナー]]
:学園で運用される訓練機。エアリアルの使用出来ない場合に使用している。
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:学園で運用される訓練機。エアリアルの使用が出来ない場合に使用している。
 
<!-- == 余談 == -->
 
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<!-- *説明 -->
 
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2024年5月26日 (日) 09:47時点における最新版

スレッタ・マーキュリー
外国語表記 Suletta Mercury
登場作品 機動戦士ガンダム 水星の魔女
声優 市ノ瀬加那
デザイナー
  • モグモ (原案)
  • 田頭真理恵
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プロフィール
あだ名 水星女
水星ちゃん
種族 人間 (リプリチャイルド)
性別
年齢 17歳
出身 水星
職業 学生 (パイロット科2年)
所属
称号 ホルダー
主な搭乗機 ガンダム・エアリアル → ガンダム・エアリアル (改修型) → ガンダム・キャリバーン
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概要[編集 | ソースを編集]

辺境の水星から、ガンダム・エアリアルと共にアスティカシア高等専門学園に編入してきた少女。パイロット科2年。学籍番号LP041。登校初日にミオリネ・レンブランと面識を持ち、彼女の花婿候補だったグエル・ジェタークに決闘で勝利した事で、学園最強パイロットである「ホルダー」となった。

内向的な性格でコミュニケーションが能力やや乏しく[1]、母親以外の誰に対しても(年上、年下問わず)敬語で接する事が多い。だが、母から教わった「逃げたら一つ、進めば二つ」の言葉に背中を押され、時に勇気ある行動を見せる事もある。

その性格に反し、女性としては大柄な体躯に高い身体能力を備えており、ミオリネからは「体力お化け」とも言われている。また、水星という些細なミスが死に直結する過酷な環境で救助活動などに従事していたことから高い操縦技術と冷静な判断力を持ち合わせ[2]、機転も利くため戦闘ではガンビットの操作技術のみならず、純粋な格闘戦でも高い技量を見せる。

母親と共に出生も含めて謎に包まれた部分がある人物であるが、その実は身体を失い意識のみとなったエリクト・サマヤの代替として彼女の遺伝子から作られたリプリチャイルドであり、エアリアルに宿ったエリクトの拡張意識としての役割を持っていた。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム 水星の魔女
初登場作品。ガンダムTVシリーズ初の女性主人公として登場。水星に学校を作るという夢のためにアスティカシアの門を叩くが、転入初日にホルダーとなった事で、ベネリットグループ各社からの注目を集め、波乱の学生生活を送ることになる。GUND-ARMであるエアリアルに乗りながらデータストームの影響を受けない、時折モビルスーツであるエアリアルと意思疎通するような素振りを見せるなど、主人公でありながら謎の多い人物としても描かれている。
ゆりかごの星
水星軌道基地「ペビ・コロンボ23」の住人として登場。エアリアル(エリクト)の視点から幼少の彼女が成長し、学園に編入するまでの過程が語られている。幼い頃は何かあればエアリアルのコクピットに引きこもる少女であった事が語られているが、長くMSと触れ合っていた事もあって水星で一番のパイロットとして信用を得ていった。

人間関係[編集 | ソースを編集]

アスティカシア高等専門学校[編集 | ソースを編集]

地球寮 / 株式会社ガンダム[編集 | ソースを編集]

ミオリネ・レンブラン
編入初日に学園から脱走を図った彼女を漂流者と勘違いして救助した事から因縁が始まり、スレッタがホルダーとなった事で同性でありながら婚約者候補となる。
ミオリネは当初スレッタを鬱陶しく思っていたが、次第に彼女を信頼するようになり、スレッタの窮地を救う為に株式会社ガンダムを立ち上げた。
ニカ・ナナウラ
メカニック科の生徒。転入初日から交友を深め、ミオリネがエアリアルに乗って勝手にグエルと決闘した時には生徒手帳と電動バイクを貸している。その後、エアリアルに興味を懐き、スレッタを地球寮へ誘った。
チュアチュリー・パンランチ
地球寮のパイロット。当初はスペーシアンの一人としてスレッタを激しく敵視しており、地球寮への入寮を拒否していたが、その後和解。先に寮に入っていたという理由でスレッタに「先輩」と呼ばせている。
リリッケ・カドカ・リパティ
地球寮の寮生(経営戦略科)。寮生の中でも早くからスレッタを受け入れた1人。

他寮の関係者[編集 | ソースを編集]

グエル・ジェターク
編入初日に決闘で戦ったジェターク社の御曹司。2度目の決闘でグエルの強さを評価した為、彼から公開プロポーズされ、思わず逃げ出す事になった。
シャディク・ゼネリ
グラスレー寮の寮長。ミオリネの幼馴染でもあり、彼にとってスレッタは恋敵とも言えた。
エラン・ケレス
強化人士4号
ベネリットグループに拘束された彼女に社命で接触して以降、スレッタを自分と同類(強化人士)ではないかという淡い期待と共に興味を抱く。彼の抱いた期待が幻想であった事を知ると態度を一変させ、スレッタに決闘を挑むが……。
強化人士5号
4号が処分された後、エランとして学園に派遣された強化人士。株式会社ガンダムの社員として共に働くが、4号とは違い積極的にアプローチを仕掛けてくる彼に苦手意識を感じる。
ラウダ・ニール
グエルの異母弟。グエルの凋落の原因がスレッタにある事から、一方的な憎悪を向けられる。
ペトラ・イッタ
ジェターク寮の同級生。当初はミオリネへの偏見やグエルを負かしたこともあって、スレッタを快く思っていなかった。しかしランブルリングでラウダを救われたことから、以降は不器用ながらもスレッタに恩義を感じていたが…。
セセリア・ドート
ロウジ・チャンテ

フォルドの夜明け[編集 | ソースを編集]

ソフィ・プロネ
ガンダム・ルブリス・ウルのパイロット。会社のPVとグラスレー寮戦の動画を見てスレッタに興味を抱く。プラント・クエタで交戦後はスレッタを姉と慕い、家族になるよう迫った。
ノレア・デュノク
ガンダム・ルブリス・ソーンのパイロット。ソフィと共に学園に潜入し、スレッタ達に接触した。

家族[編集 | ソースを編集]

プロスペラ・マーキュリー (エルノラ・サマヤ)
母親。「逃げれば一つ、進めば二つ」の言葉を幼かった彼女に送り、エアリアルと共に彼女を学園に送り込んだ。スレッタにとって絶対的な存在であり、彼女の言う事は必ず肯定するため、当のプロスペラはそれを巧みに利用して野心の実現のため暗躍している。
エリクト・サマヤ
スレッタのオリジナルであり、姉に当たる存在。幼い頃にGUNDフォーマットと同調を果たすが、宇宙環境に適応出来なかったため、エアリアルに生体コードを移植し、意識だけの存在となった。スレッタとは機体を介して交信しており、彼女の成長を認めつつプロスペラの復讐に巻き込む事に心を痛めていた。

ペビ・コロンボ23の住人[編集 | ソースを編集]

エルゴ・ペルダ
作業管制官のメリッサ・ペルダを妻に持つ老人。基地がスレッタ達をかくまった当初からスレッタに辛く当たる老人の筆頭である。採掘作業中に事故に巻き込まれた際、当時11歳のスレッタが駆るエアリアルによって救助された。

名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]

「逃げたら一つ、進めば二つ」
スレッタの代名詞である、自身に言い聞かせるための呪文。5歳の頃に注射から逃げようとしたスレッタに、母が注射をするメリットを複数挙げると共にこの言葉を教えた。以後、スレッタは困難に直面した際にこの言葉で自身の背中を後押しし、ひたすら前へと進む道を選んでいく。
学園への入学後もこの言葉と共に様々な局面を乗り越えてきたが、プラント・クエタ襲撃時に母によって呪いの言葉とも言える形へと歪められてしまう。事実、この言葉で触れられているのは「得られるもの」であり「失うもの」は含まれていない……。
「胸、きついんですけど…」
第7話でパーティ用のドレスを着てミオリネの前に現れて。この時着用しているドレスはミオリネのを借りているため暗にミオリネがスレッタより貧相な体であることを示している。辺境育ちだが体を動かす関係でガタイが良くなったのだろうか?

搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

ガンダム・エアリアル
愛機。幼い頃から共に過ごしていた家族同然の存在。
ガンダム・エアリアル (改修型)
エアリアルの改修機。プラント・クエタの事件時から搭乗し、無類の強さを発揮したが、グエルとの3度目の決闘を機にプロスペラの手に渡る。
ガンダム・キャリバーン
エアリアルから決別を告げられた後の乗機。クワイエット・ゼロを止めるため、データストームのリスクを承知で搭乗した。
デミトレーナー
学園で運用される訓練機。エアリアルの使用が出来ない場合に使用している。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. コミュニケーションに苦労するのは、学園以前の就学経験が無いため、同年代の少年少女との集団生活という状況に慣れていないせいでもある。
  2. エアリアルからも必要ない場合は「フォローするまでもない」と判断されるまでの信頼を置かれ、常人なら恐怖するようなスピードでの機動もこなす。