「クロスボーン・ガンダムX-0 フルクロス」の版間の差分

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== 型式番号不明 クロスボーン・ガンダムX-0 フルクロス(Crossbone Gundam X-0 Full Cloth) ==
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== XM-X0 クロスボーン・ガンダムX-0 フルクロス(Crossbone Gundam X-0 Full Cloth) ==
  
 
*登場作品:[[機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト]]
 
*登場作品:[[機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト]]

2018年2月5日 (月) 19:29時点における版

XM-X0 クロスボーン・ガンダムX-0 フルクロス(Crossbone Gundam X-0 Full Cloth)

宇宙海賊クロスボーン・バンガード(海賊軍)の試作型モビルスーツクロスボーン・ガンダムX-0にマント型の追加装備「フルクロス」を装着した姿である。
この機体のフルクロスはかつて「鋼鉄の7人」作戦で投入されたX1のそれの原型となった物であり、使い捨て式シェルフノズルの塊と言えるものである。それ故、本来は追加装甲ではなく高速加速器として設計されていた。とは言え防御力も決して低くはなく、装甲の内側に積層したABCマントと両肩のスカルヘッドユニットに内蔵されたIフィールド発生器によって対ビーム防御力を向上させている。積層されたABCマントの枚数はX1のフルクロスより少ないものの、本体部装甲にも銀色の耐ビームコーティングが施されているので、それと合わせる事で総合的に同程度の防御力を達成させた。海賊軍による改良も加えられ、必要な時にはマントを展開できるよう裏側に駆動フレームを増設している。
機動性もX1フルクロスと同等だが、本機ではコクピットに特殊な対Gシステムを搭載した事でその限界値が引き上げられており、より素早い動きや急な機動が可能となっている。

このフルクロスはサナリィの補給船からX-0と共に引き揚げた実験装備の一つであり、カーティスの指示で実戦投入すべく調整を繰り返していた。

登場作品と操縦者

機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
パイロットはカーティス・ロスコ
エル・ザンスカール軍サーカスとの決戦時に投入され、エンジェル・コールの焼却を行った。ミダスとの戦闘ではミダス・タッチ・フラッシュシステムの影響で機体の反応速度を低下させられ、カオスレルに操られたバンゾバイラリナの攻撃にも晒されるが、何とか打ち破った……と思われた時に急襲を受けて撃破された。

装備・機能

特殊機能

耐ビームコーティング
ビームが着弾するとフルクロスの装甲となっているABCマントが蒸発し、エネルギーを相殺して機体を守る。ラミネート構造を採用した事でレイヤーごとの機能分担を可能とし、それによって対弾性が向上している。
本体部の装甲にも銀色のコーティングが施されている。ただしゴーストガンダムのコーティングと同一かどうかは不明。
スカルヘッドユニット
両肩に1基ずつ装備。ユニット内部にはIフィールド発生器(X1フルクロスと同様、数は4基と思われる)が搭載されていて、これによって機体の周囲にIフィールドを展開させる事が可能。使い方次第では常時Iフィールドを展開させ続けられる。ユニットを腕部に装着できるかどうかは不明。
X3のIフィールド・ハンドよりも先に完成しており、このユニットのノウハウが転用されたと考えられている。
ジェルクッション
コクピットに採用されている対Gシステム。カーティスらが外惑星探査を行った時に発見した物質を使用しており、その混合液をコクピット内に満たしている。この混合液は弱い電圧をかける事で粘性を自在に変化させる性質があり、クッションとして機能させる事ができる為、衝撃がかかるタイミングに合わせて電圧を制御すればあらゆる方向からかかるGからパイロットを保護できるようになり、通常ならば不可能だった急激な機動も可能となる。
分離
コアファイターに分離可能。
フルクロスを分離可能。

武装・必殺攻撃

バルカン砲
頭部に2門内蔵されている。口径は不明。主に牽制やミサイルの迎撃等に使用される。
ビーム・サーベル
両肩部に1本ずつ、計2本を格納されている。
ビーム・ガン
ビーム・サーベルは格納したままでもビーム・ガンとして使用可能。コア・ファイターの武装としても使用される。
バタフライバスターB
ブラックロー運送が一年前にカーティス・ロスコから発注を受けて開発した武器。銃身を折り畳む事でガンモードからサーベルモードになる。
名前からも分かる通り、設計のコンセプトはバタフライバスターを基にしているが、最新技術で一新された結果、出力が12%程度向上している。
ちなみに原型品と同じパーツが現存していないので、形状は全く違う。
ヒート・ダガー
両脚部に格納されている実体式の短剣。発熱機能は無く、スラスターの排熱を使って刀身部を加熱する。
脹脛部から取り出して手に持つ以外に足裏から刀身を出せば蹴りの威力を強化できる。或いは足裏から射出して攻撃する事も可能。
本機の物は他の3機とは形状が若干異なっている。
ブランド・マーカー
両腕部に装備されている格闘武器。ナックルガードのようにマニピュレーターに被せて四角錘状のビーム刃を形成した後、殴りつけて敵機の頭部やコクピット等を破壊する。そのままの状態でも肘打ちの要領で攻撃可能。
ビーム・シールド
ブランド・マーカーから展開可能。四角錘状のビーム刃の先端からシールドを形成する仕組みである為、通常のMSのそれとは異なり発生器をも覆う事ができる。
発生器は腕部から分離できるようになっているので、その状態でも内部に貯蔵されたエネルギーでシールドの形成を維持できる。
シザー・アンカー
フロントスカートを展開し、射出式のアンカーとしたもの。本体とはチェーンで接続されている。主に敵機の拘束や自機のポジション固定、接近戦時の牽制、間合い取り等に使用される他、手放した武器を掴んで振り回す事もある。
多目的攻撃兵装「クジャク」
ブラックロー運送が一年前にカーティスから発注を受けて開発した武器。ムラマサ・ブラスターとピーコック・スマッシャーの機能を併せ持つ複合兵装であり、「バスターモード」と「スマッシャーモード」に変形する。
「バスターモード」では片側7本、計14本のビーム刃を展開でき、内蔵された小型ジェネレーターに加えてMS本体からの出力も合わせる事で並みのビーム兵器を凌駕するビーム圧を与えている。これによって相手をビーム・シールドごと切断できる。また先端部にはビーム砲が1門内蔵されている為、大型ビーム・ライフルとしても使用可能。
「スマッシャーモード」は「バスターモード」の刀身部をボウガン状に展開し、15門の砲口からビームを一斉に発射する。
性能が高い反面、MS1機分に匹敵する製造コストがかかる。
名称は「ピーコック」を「ムラマサ」の語源となる言語に翻訳したもの。
遅燃性高熱弾
エンジェル・コール焼却の為に用意された武器で、フルクロスの裏側に発射用の銃を最低でも5挺装備している。
汚染されたコクピットに撃ち込んで焼却する。

対決・名場面

ミダス

関連機体

クロスボーン・ガンダム ゴースト
ベース機。
クロスボーン・ガンダムX1フルクロス
この機体のフルクロスの原型となった。
クロスボーン・ガンダムX3
この機体のIフィールド・ハンドはX-0のフルクロスから技術転用されたと考えられている。
ゴーストガンダム
この機体と合体が可能(マウントされたクジャクにぶら下がっているだけだが)。

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