バーナード・ワイズマン

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バーナード・ワイズマン
外国語表記 Bernard Wiseman
登場作品 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
声優 辻谷耕史
デザイナー 美樹本晴彦
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プロフィール
愛称 バーニィ
種族 地球人(スペースノイド
性別
年齢 19歳
没年月日 宇宙世紀0079年12月25日
髪色 金髪
職業 MSパイロット
サイクロプス隊補充要員
所属組織 ジオン公国軍
所属部隊 サイクロプス隊
階級 伍長
主な搭乗機 ザクII改
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概要

ジオン公国軍のMSパイロットで、愛称は「バーニィ」。

9月にハイスクールを卒業した直後に徴兵され、短期間の養成プログラムを終了したばかりの新兵。 アルフレッド・イズルハとは作戦中ザクを撃墜された際に出会い、兄弟のように仲良くなる。その後サイクロプス隊に配属され、新型ガンダムの奪取の任務につくが、隊は彼を残して全滅してしまう。新型ガンダムを奪えなければ核でサイド6を破壊すると聞かされ、一度はコロニーから逃げようとしたが、アル達の為修理したザクII改でガンダムに挑んだ。辛くも相討ちに持ち込み、アレックスを大破させたが、自らはビームサーベルでコクピットを貫かれて戦死した。ちなみに小説版では生き延びたような描写がある。これは活字化にあたり、執筆を担当した結城恭介氏が散々悩んだすえに「一流の物語をあえて三流にしてでもこうしたかった」とあとがきで語っている。

登場作品

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
初登場作品。

人間関係

メインキャラクター 

アルフレッド・イズルハ (アル)
乗機を撃墜された際に出会った少年。出会った当初は詰め寄ってくるアルをうっとおしく思っていたものの、後に再会し交流が増えてからは兄弟のような間柄となる。
クリスチーナ・マッケンジー (クリス)
アルの動向を窺っている際に偶然知り合う。お互い惹かれあうが、それと知らずに戦うことになる。

サイクロプス隊

シュタイナー・ハーディ
上官。新型ガンダムの情報を得たアルを監視するよう、バーニィをお世話役に任命した。
ミハイル・カミンスキー (ミーシャ)
同僚。バーニィがアルについた「あと1機墜とせばエース」という嘘の事でバーニィを茶化した。
ガブリエル・ラミレス・ガルシア
同僚。先輩として厳しくあたってくるものの、自分より唯一階級の低いバーニィを想っての事だった。

その他 

チャーリー
酒場「ピンクエレファント」の店主を務めるジオンのスパイ。サイクロプス隊全滅後に店を訪れたバーニィに、ジオン軍がコロニーへの核攻撃を予定している事を伝えた。

名台詞

「最高だね。今頃街は雪で真っ白だろうな」
『ポケ戦』第4話より。ジオン訛りをオーストラリア訛りと勘違い(またはカマ掛け)されたバーニィが答えて。劇中では北半球にあわせて12月の真冬。しかし南半球に位置するオーストラリアでは季節は正反対で、雪の降りようもない真夏である。地球人であればそうは引っかからないはずだが、スペースノイドであったバーニィは地球の季節に疎いために間違えてしまった。
実はU.C.0079に行われたブリティッシュ作戦コロニー落とし)によってシドニーは消滅しており(アニメの冒頭でよく流されるコロニー落としの映像はたいていこのシドニーの場面である)、このやりとり自体がおかしいと見る向きもあるが、一方で、地球人なら誰でも知っていそうな事情を、スペースノイドへの踏み絵として用いられたのではないか、という意見もある。名も無き連邦兵の秀逸なやり取りであるがそれと同時に、サイド6に新型ガンダムが置かれているという事情もあり、それだけスパイ対策に躍起になっていたとも受け取れる。もっとも、メタな視点で見るとブリティッシュ作戦の落下地点にシドニーが含まれていることが示されたのは後発作品(0083など)であり、ポケ戦制作当時にシドニーが消滅しているという明確な設定はそもそも存在していなかったため、シドニーのクリスマスは夏であることを理由に看破する流れになったものと思われる。[1]
「アル…俺は多分死ぬだろうが、そのことで連邦軍の兵士やガンダムのパイロットを恨んだりしないでくれ。彼らだって俺と同じで、自分がやるべきだと思ったことをやってるだけなんだ。無理かもしれないけど、他人を恨んだり自分の事を責めたりしないでくれ。これが俺の、最後の頼みだ」
『ポケ戦』第6話(最終回)より、アルに残したビデオレターの中から一部抜粋。全文はこちらを参照。

迷台詞

「こいつが当たれば、ミンチより酷いんだからな!」
ゲーム『SDガンダムGジェネレーション オーバーワールド』でゴッドガンダムに乗せ、ゴッドフィンガーを使った時の台詞。ミンチにされた本人が言う台詞ではない

搭乗機体・関連機体

ザクII改
主な搭乗機。第1話で被弾し森林公園に放置される。その後、最終回で修理され、アレックスとの対決に挑んだ。
偽装輸送船 アグアベルデ
第2話で搭乗。民間の貨物船に偽装された宇宙船で、パーツ状態のケンプファーが入ったコンテナを積み込んでいる。民間船である事を偽装するため、予め用意された死体と相乗りした上で戦場のど真ん中を突っ切る羽目になる。

リンク

  1. 実際、連邦兵はサイクロプス隊の面々がアレックスの格納エリアに入った辺りでようやくこの発言の矛盾に気が付いており、「シドニーはもうない」という誰でも知っている大事件でなく、「そういえば南半球のクリスマスは夏のはず」という『よく考えたらおかしい』程度の引っかかりがきっかけになったと考えられる。