ヅダ
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EMS-04/EMS-10 ヅダ(Zudah)
- 登場作品:機動戦士ガンダム MS IGLOO
- デザイナー:
- 分類:汎用試作型モビルスーツ
- 装甲材質:超硬スチール合金
- 頭頂高:17.3m
- 本体重量:61.0t
- 主動力:熱核融合炉
- 出力:1,150kw
- 推力:58,700kg
- 開発組織:ジオン公国軍
- 主なパイロット:ジャン・リュック・デュバル(1番機)、ヒデト・ワシヤ(2番機)、オッチナン・シェル(3番機)、モニク・キャディラック(予備機)、ウォルフガング(専用機)
ツィマッド社が開発したジオン公国軍の試作機。新型の「土星エンジン」を搭載しているとされる。加速性能は当時のMSの中でも最高クラスであり、最大推力はガンダムをも上回る。原型である「EMS-04 ヅダ」はかつてジオニック社製のザクIとの制式採用をかけたトライアルで争った。性能はこちらが上回ったが、コストが1.8倍もかかる上、空中分解を起こし不採用となった。本機はそれをを改良した機体である。外観が若干変更され武装が追加されているが、基本的には同じ物であり、高速移動時に方向転換を行った場合に機体が負荷に耐え切れずに空中分解するという欠点(というより設計ミス)は改善されていなかった。軍のプロパガンダの一環として、ゴーストファイターとなった。
しかし、オデッサ陥落と同時に連邦によってその事実が暴露され、プロパガンダは脆くも失敗した。だが、デュバル少佐の操縦によってジムを5機も撃破するという異例の結果を残す事にもなった。
また、『黒衣の狩人』の異名で知られる低軌道パトロール艦隊の隊長ウォルフガング少佐は、組みたて途中で眠っていたヅダを専用機として受領し、サラミスやジム改を撃破するという戦果も残している。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム MS IGLOO
- 『一年戦争秘録』 第3話「軌道上に幻影は疾る」から登場。
- 機動戦士ガンダム 黒衣の狩人
- 低軌道上パトロール隊の隊長であるウォルフガング少佐の専用機。シールドにパーソナルマークを刻み、全身が漆黒に彩られている。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- ザク・マシンガン
- ザク・バズーカ
- シュツルム・ファウスト
- ヒート・ホーク
- シールド・ピック
- 135mm対艦ライフル
対決・名場面
関連機体
余談
PSP用ソフト「ガンダムアサルトサヴァイブ」に登場した際、「ブーストは使い放題だが、ゲージがなくなるとHPが削られていく」というなんとも言えない特性を与えられた。無改造でAIに使わせると10秒程度で消滅する。