熱核融合炉
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熱核融合炉(Nuclear Fusion Reactor)
原子核を融合させる際に生じるエネルギーを利用する動力機関。
燃料は木星より採取されるヘリウム3を用いている。
核分裂に比べ安全と言われているが、放射線が出ないという訳では無い。あくまで反応を維持する事が困難である為、異常があった場合、即座に機能が停止するという点を指しての事である。
現在開発が進められているSF技術の中では比較的現実的なものではあるが、反応には超高温、真空状態が必要である為、まだ完成には時間を要すると言われている。
問題点は、その環境を作る為に大型の施設が必要である為、開発資金が莫大であったり、超高温(1億度以上)のプラズマに直接触れると耐えられる素材が無い事等である。
ガンダムの世界では、「M&Y(ミノフスキー・イヨネスコ)型熱核反応炉」と呼ばれるタイプの物が主流となっている。これはミノフスキー粒子によるIフィールドを用いる事で、プラズマの封じ込め、高圧・高圧縮状態の維持を行い上記の問題を解決した物である。また、この技術によって、数百m~km単位のサイズを有する炉をm単位まで小型化したとされている。
登場作品
初期の作品は後付けであるが、宇宙世紀に登場するMSは、ほぼ全てこれが動力源と考えて間違いない。