ワークローダー
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ワークローダー(Work Loader)[編集 | ソースを編集]
西暦のモビルスーツの原型となった作業用機械。イオリア・シュヘンベルグが西暦2090年に提唱した軌道エレベーター建設用の人型作業用マシンを原型としている。
長大な建造物である軌道エレベーターは、地上、大気層、宇宙という全く環境の異なる空間を貫いて立っており、これを建造し、保守するためにはあらゆる環境下で活動可能な汎用マシンが必要とされた。そして、ワークローダーに求められた汎用性を実現する為に人間を模した形状が採用されるようになった。
一方で、軌道エレベーターは建設当時から格好のテロの標的であり、各地で勃発した太陽光発電紛争は兵器の進化を後押しし、軌道エレベーターを守る兵器として戦闘用ワークローダーの必要性が生まれ、それがモビルスーツの雛形となった。
ワークローダーはモビルスーツの原型となった機械ではあるが、中には民間に払い下げられたモビルスーツやモビルアーマーをワークローダーとして登録する場合もある。特にサキブレは、GNドライヴなどモビルスーツの技術を惜しみなく導入しながらも非戦闘用に開発されたワークローダーの代表例と言える。また、モビルスーツを調達出来ないテロリストなどが、作業用のワークローダーに武装を施し、戦力として運用するケースもあった。