グルジン
ovv-gaf グルジン(Gurruzine)
- 登場作品:機動戦士ガンダムAGE UNKNOWN SOLDIERS
- デザイナー:石垣純哉
- 分類:局地戦用量産型モビルスーツ
- 装甲材質:不明
- 全高:18.2m
- 本体重量:79.0t
- 主動力:不明
- 開発組織:ヴェイガン
- 主なパイロット:ヴェイガン兵
ヴェイガンの量産型モビルスーツ。
ダナジンを地上での局地戦仕様へと改装した機体で、両脚部がホバースカートへと変更されている。この為、本機は歩行機能は持っておらず、ホバリングによる走行で移動する。これにより地上でも高い機動力が得られ、また小回りも利く。更に様々な地形で高い踏破性を発揮できるようになった。
一方、上半身は総重量を軽くする為に仕様がかなりオミットされており、ウイングや可変機構が無くなった事もあって単独飛行は不可能となった(その代わりに背中には小型の翼のような形状のバックユニットが2基装着されているが、その目的や機能等は不明である)。これらの改装のおかげで機体バランスはダナジンよりも良くなり、それに伴って携行武装のバリエーションもかなり増えたとされる。
カラーリングは緑から赤系へと変更された。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムAGE UNKNOWN SOLDIERS
- 北欧のとある街に少なくとも2機が配備され、基地としている塹壕の警備や降り積もった雪の掘削等に使用されている(街の住民に頼まれて雪で埋もれた道路の復旧工事を行った事もあったという)。
その後、街に現れた地球連邦軍のMS中隊と交戦しているが、その後の詳細は不明。
装備・機能
特殊機能
- 電磁シールド
- 装甲の表面に電磁シールドを展開して防御する。地球連邦軍のMSの主力武装であるドッズライフルすらも拡散・無効化する事が出来るが、打撃を始めとする物理攻撃を受けた際の衝撃は普通に通ってしまう。また、前腕部等の一部分にしか展開できない為、使い勝手が悪い。
武装・必殺攻撃
- ビームバルカン
- 掌に1門ずつ、計2門内蔵されている。
- ビームシューター
- 口吻部に1門内蔵されている速射式ビーム砲。
- ビームサーベル
- 接近戦用の武装。ビームバルカン、ビームシューターから発生させる。
- グルジンキャノン
- 腹部に1門内蔵されているビーム砲。
- グルジンスピナー
- 背部に1基装備されている尻尾のような武装。先端が槍のように鋭くなっており、打突武装として使用される。
- グルジンロングキャノン
- 本機専用に造られた携行式の長距離ビーム砲。8,000m先の標的に正確に命中させられる程の長い射程距離を誇り、地上戦での連邦軍側の脅威となった。
砲口の周りには多数のスリットが存在し、そこからビームスパイクを形成させる事で白兵戦において高い効果を発揮する「ランスモード」となる。この状態で砲身を回転させればスクレイパーとしても機能し、戦闘はもちろん掘削作業等にも使用可能。