テクス・ファーゼンバーグ
テクス・ファーゼンバーグ | |
---|---|
登場作品 | 機動新世紀ガンダムX |
声優 | 中博史 |
デザイナー | 西村誠芳 |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 人間 |
性別 | 男 |
年齢 | 36歳 (A.W.15年時) |
身長 | 178cm |
体重 | 71kg |
職業 | 医者 |
所属 | 旧地球連邦軍 ⇒ バルチャー |
主な搭乗機 | フリーデン ⇒ フリーデンII |
概要 [編集 | ソースを編集]
フリーデンの専属医。頬のこけた細面にこれまた細い眼と、ともすれば酷薄な印象を与えがちな容貌だが、実際には作中屈指の人格者。 フリーデンでは数少ないジャミルよりも年上の人間であり、年齢が判明している中では、クルー中最年長。 年の功(というほど高齢でもないが)から紡ぎ出される含蓄ある言葉は、妙な説得力を持っており、過酷な旅の中、彼のちょっとした言葉に救われた人間は多い。
いつもクールに見えるが、ロアビィが設置した娯楽室のビリヤードにはかなり入れ込んでおり、 買い出しでメンバーが出払っている隙に秘密特訓に励むなどのほほえましい一面も見せた。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
- 機動新世紀ガンダムX
- 初出作品。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- ジャミル・ニート
- 戦前からの古い付き合い。
- ティファ・アディール
- 体が弱く、何かと寝込むことの多い彼女とは顔を合わせる機会が多かった。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「ガロード、お咎めなしだって?そいつはミスジャッジかもしれんぞ」
- 『X』第6話より。ガロードの作業ミスを不問に付したジャミルに異を唱える。孤独に生きてきたガロードは優しくされることになれておらず、逆に功に逸ってさらなるミスを繰り返すかもしれないと危惧していた。彼の懸念通り、ガロードは失地を挽回しようとスタンドプレーに走り、ジャミルを危険にさらしてしまう。
- 「"巷に雨の降るごとく、我が心にも雨ぞ降る" …ランボーの詩だったか?」
- タイトルコールを務めた『X』第9話「巷に雨の降るごとく」より。ザコット率いる炎の時計部隊との戦闘を終え、水蒸気爆発の余波による雨が降る中、重症をおして外に出たジャミルに肩を貸しながら。この後ジャミルから「いや、ヴェルレーヌだ」と訂正が入り、彼らの頭上には虹が掛かっていた。
- 「大切に思うのと、大切にすることは、似ているようで違う。こと、女性に関してはな」
- 『X』第18話より。自主的に仕事を引き受けたティファを手伝おうとするガロードを制止し、彼女の自発的な行動を見守るべしと説く。
- 「たいていの問題は、コーヒー一杯飲んでいる間に心の中で解決するものだ。あとは、それを実行できるかどうかだ」
- 『X』最終回より。野戦病院でベッドが隣り合ったゲリラと新連邦兵が言い争いをしているところに介入し、コーヒーを提供する。熱くなった二人には「コーヒーでも飲んで落ち着け。」ということである。また「頭では解決法が分かっているが体裁やプライドが邪魔をして実行できない」という、人間関係においてしばし起こる矛盾を明快に言い表している名言でもある。