ミケル・ニノリッチ
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ミケル・ニノリッチ | |
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外国語表記 | Michel Ninorich |
登場作品 | |
声優 | 結城比呂 |
デザイナー | 川元利浩 |
プロフィール | |
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種族 | 人間 (スペースノイド) |
性別 | 男 |
年齢 | 18歳 |
髪色 | 茶髪 |
瞳の色 | 緑 |
所属組織 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | 極東方面軍所属機械化混成大隊第08MS小隊 |
階級 | 伍長 |
主な搭乗機 | ホバートラック |
概要 [編集 | ソースを編集]
地球連邦軍極東方面軍所属機械化混成大隊第08MS小隊所属の伍長。部隊の中では最年少の18歳。
同隊ではホバートラックの操縦手兼機銃手。シロー・アマダと同じく新米兵士だが、意気盛んというには程遠く、口を開けば愚痴か悲観論ばかり出てくるため、周りの者からは鼻であしらわれがち(本人はあくまで「物事を冷静に見ている」つもりでいる)。
シローとは衝突することもしばしばあったが、どんな苦境にあっても希望を失わず、信念に基づいて行動する彼に少しずつ感化されていった。
故郷にB.B.という恋人がおり、とにかく「生きて故郷に残してきた恋人のもとに帰る」ことだけを考え、暇さえあれば手紙を書きしたためていることが多かったが、やがて遠距離恋愛は怪しげな雲行きになり、その後破局することになった。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム 第08MS小隊
- 初登場作品。B.B.への手紙という形で作品のナレーションも兼任している。第1話から登場し、同じシャトルに乗り合わせたシローと共に08小隊へと配属された。悲観的な意見を口にしながらも任務をこなしており、時として相方のエレドア・マシスの引き起こすトラブルに巻き込まれながらも終戦まで生き抜いた。
- 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ラスト・リゾート
- キキと共に主役として登場。『08』本編終了後、元隊員たちからシローの捜索を依頼され、キキと共にジャングルの奥地へと向かった。その途中、フラナガン機関から脱走してきた子供たちと出会い、彼らからシローとアイナの足跡について聞かされる事になる。なお、B.B.とは破局したことが語られている。
- 三次元との戦い
- 時系列では『08』第9話の直後にあたる作品で、語り部役も務める。エレドアが任務から離脱しているため、ホバートラックにサンダースと共に搭乗した。敵の待ち伏せ攻撃で危機に陥るものの、グフ・フライトタイプの陸橋を利用した立体攻撃の前に苦戦するシローを支援するべく、自ら観測手となってシローに攻撃を指示。この機転により敵部隊の撃破に成功した。サンダースが真面目すぎるが故に当初は車内に何とも言えない空気が流れていたものの、戦闘後に互いの不器用さが明らかになったため、それを切欠に打ち解けている。
人間関係[編集 | ソースを編集]
第08MS小隊[編集 | ソースを編集]
- シロー・アマダ
- 第08小隊の隊長。地上に降りる際同じシャトルに乗りあわせており、彼の無茶に悲観論や愚痴をぶつけることも多かった。
- テリー・サンダースJr.
- 第08小隊の隊員。08小隊ではシローに次いで付き合いが長いが、互いに打ち解けあったのはかなり後になってから。
- カレン・ジョシュワ
- 第08小隊の隊員。
- エレドア・マシス
- 第08小隊の隊員。ホバートラックに同乗するが、時として彼の起こしたトラブルに巻き込まれることも多い。
その他 [編集 | ソースを編集]
- B.B.
- 恋人。劇中ではよく恋文を書いていたが、徐々に心が離れていき、結局振られてしまう。『ラストリゾート』では彼女の結婚写真が送り付けられており、結婚相手の顔をペンで塗り潰していた。
- キキ・ロジータ
- コジマ大隊が展開している戦場近くの村に住む少女。『ラストリゾート』では一緒にシローを探す旅に出る。
名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]
機動戦士ガンダム 第08MS小隊[編集 | ソースを編集]
- 「どうしてもっと優しくしてやれないんですか!?女の気持ち、全然わかってないじゃないですか!!恋したことないんですか!?女の時計なんか、大事そうに持ってて!」
「く…片思いしかしたことない人なんですか!?」 - 第6話より、キキの恋のアプローチに対して冷たい態度をとり泣かせるシローに放った言葉。ミケル作中最高のシーン。自身も恋人BBともめていたところで、彼なりの思いが爆発したところ。シローを最低だとまでののしり、結果サンダースに投げられる始末。その後彼の最初で最後のMS出撃をすることとなる。
機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ラスト・リゾート[編集 | ソースを編集]
- ミゲル「ああ~!、B.B.~~!!」
キキ「ビービー泣き喚んなさ……」 - 冒頭、B.B.の結婚写真をキキに破り捨てられて。振られても未練たっぷりであった。
三次元との戦い [編集 | ソースを編集]
- (なぁBB、クラスに居なかった?何となく話しづらい相手って。嫌な奴って訳じゃないし、嫌いな訳でもないんだけど…。距離が取りづらいっていうか…一度も話さないまま卒業しちゃうような…。ハア~ァ、こんな時、エレドアさんが居てくれたらなぁ~。あの人の空気読まないところって、貴重だったんだなぁ…)
- 冒頭、サンダースを横目に日記を書きながらの独白。何気に最後の一言が酷い。とにかくお喋りなエレドアと打って変わって寡黙なサンダースが隣に座っているため、声をかけづらい状況に思わず心の中で愚痴を漏らしてしまうミケルだった。直後の戦闘の後も特に関係が進展する事はないように見えたものの…
- ミケル「軍曹~!」
シロー「うん?」
ミケル「あの、軍曹。せっかく勧めてくれたのに僕、断ってしまって…」
サンダース「あぁ、いや…」
ミケル「すみませんでした!でも…コーヒーなら、一緒に飲めますから…。はい」
サンダース&ミケル「ハッハッハ…」 - ラスト、話題を作ろうとうっかり未成年のミケルにタバコを勧めてしまい、照れ隠しにホバートラックから出て行ったサンダースを追いながら。互いに不器用な一面が明らかになった事から、最後はなんだかんだで打ち解けた2人。傍から見ていたシローもほっこりするのだった。