プロトセイバー
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ZGMF-YX21R(RGX-04) プロトセイバー(Proto Saviour)
- 登場作品:機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY
- デザイナー:大河原邦男
- 分類:空戦用試作型可変モビルスーツ
- 装甲材質:ヴァリアブルフェイズシフト装甲
- 全高:不明
- 重量:不明
- 主動力:バッテリー
- 開発組織:ザフト軍
- 所属:ザフト軍⇒地球連合軍
- 主なパイロット:イルド・ジョラール、他
概要
ザフト軍が開発した可変モビルスーツ。「セカンドステージシリーズ」に属する機体セイバーガンダムのプロトタイプ。
重力下での可変機能や稼働試験を目的として開発された機体であり信頼性は考慮されていない。だが過酷な飛行試験に耐え、そのデータの結果からほぼ同構造でセイバーが開発されることとなった。機能や武装もセイバーと同一だが、ヴァリアブルフェイズシフト装甲の起動色はダークグレーで飛行試験及び変形時の状態の計測のために白いラインが追加されている。
開戦前に地球連合軍に強奪され、量子コンピュータウイルス送信システムが追加された。機体カラーはパイロットの意向で変更されていない。
登場作品と操縦者
装備・機能
特殊機能
- ヴァリアブルフェイズシフト装甲
- フェイズシフト装甲の改良型。装甲に掛ける電圧を調整できるようになっており、エネルギー消費の効率化を図っている。その影響で装甲の色が変化するようになった。
- デュートリオンビーム送電システム
- MSにデュートリオンビームを照射してワイヤレスでエネルギーを供給するシステム。これにより、(母艦が存在する限り)帰艦する事なく戦い続ける事が可能となった。
- 変形
- モビルアーマー形態に変形可能。
- 量子コンピュータウイルス送信システム
- 地球連合軍に強奪された後に追加された特殊装備。頭部のブレードアンテナがウイルスの発振器として機能する。コロイド粒子を媒体として対象の量子コンピュータにウイルスを送信することで対象を掌握することが可能。さらに映像や音声をウイルスが改変して偽装情報を送り込む追加機能を持ち、対象の光学カメラから自機の存在を消し去る事すら可能である。この装備の元となった物はゲルフィニートに搭載されているシステムである。
武装・必殺攻撃
- MMI-GAU25A 20mmCIWS
- 頭部に2門内蔵された機関砲。MA形態時は砲口がシールドで覆われてしまうため、使用不可。
- MA-BAR70 高エネルギービームライフル
- セカンドステージシリーズ共通のビームライフル。MA形態時は左肩にマウントされ、固定兵装として使用される。
- MA-M941 ヴァジュラビームサーベル
- セカンドステージシリーズ共通のビームサーベル。両肩アーマーに2基装備。
- M106 アムフォルタス プラズマ収束ビーム砲
- 背部に装備された2門の高出力プラズマ砲。フリーダムのパラエーナをデュートリオンビーム送電システム対応仕様に改良し、エネルギー変換効率を高めたもの。MS形態時は両脇から前方に振り向けて使う。
- MA-7B スーパーフォルティスビーム砲
- アムフォルタス砲身と同軸上に設置されたビーム砲。ジャスティスのフォルティスをアムフォルタスと同様、デュートリオンビーム送電システム対応仕様に改良したもの。連射性能を重視した設計となっている。
- MMI-GAU2 ピクウス 76mm機関砲
- フリーダムなどに装備された物と同型。MA形態時の機首部分に2門内蔵。ミサイルの迎撃の時に使われた程度。
- MMI-RD11 空力防盾
- 対ビームコーティングシールド。MA形態時には機体下面に装着され、死角からの攻撃に対応すると共に、整流効果を担っている。
対決・名場面
関連機体
- セイバーガンダム
- 完成機。
- プロトセイバー+11
- 本機にリジェネレイトのコアユニットを合体させた形態。
- ヴァンセイバーガンダム
- ライブラリアンが独自改修した機体。開発のデータは本機の物が使用されている。