チームトリニティ
チームトリニティ (Team Trinity)[編集 | ソースを編集]
『機動戦士ガンダム00』のファーストシーズンに登場するソレスタルビーイングのセカンドチーム。ヨハン・トリニティ、ミハエル・トリニティ、ネーナ・トリニティの3人兄妹で構成されており、擬似太陽炉搭載機「ガンダムスローネ」を主戦力とする。
この3人兄妹は、リボンズ・アルマークの細胞から得られたデータを基に、ガンダムマイスターとして遺伝子操作を受けて生み出されたデザインベビーであり、中でもネーナはミーナ・カーマインの先祖からコーナー家へと提供された遺伝子を基にしている。
プトレマイオスとは別行動を取っているが、彼らと同様、ソレスタルビーイングの理念である「武力による戦争根絶」を実現するため、戦争・紛争に対する武力介入を行っている。しかしトリニティの場合、プトレマイオス側の武力介入が不十分であるとして、武力介入だけでなく各国の軍事施設に対する一方的な奇襲・殲滅を実施。さらに末妹のネーナが民間人への無差別攻撃という凶行を働いた事から、プトレマイオスチームによって紛争の幇助者と見なされ、敵対対象となってしまう。
さらにトリニティは監視者アレハンドロ・コーナーがイオリア計画の改変の目論んで作り出した捨て駒である事実が判明。アレハンドロは世界各国にガンダムに対して敵意を向けさせる事で、ガンダムを共通の敵と見なし統合させる事を目論んでいた。結成された国連軍へ擬似太陽炉を提供した彼は用済みとなったトリニティの情報をリークし、トリニティは国連軍からも追われる立場となってしまう。
国連軍の襲撃によりアジトを失ったトリニティは孤立無援の状態で逃亡するも、逃亡中に傭兵のアリー・アル・サーシェスと接触。アレハンドロの刺客である彼は、アレハンドロの一連の行動を明かした後、トリニティを奇襲。トリニティはネーナを残して壊滅させられてしまった。
唯一の生き残りであるネーナに関しても4年後の2312年に戦死。これによりトリニティ兄妹は全滅した。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム00 (ファーストシーズン)
- 第15話で初登場。ガンダム鹵獲作戦により窮地に陥るプトレマイオスチームを救援した。第17話から過剰な武力行動を開始し、結果、プトレマイオスチームから反発を買い敵対関係となる。第22話でサーシェスの手にかかりネーナを残して壊滅する。
構成員[編集 | ソースを編集]
- ヨハン・トリニティ
- 長男でチームのリーダー役。
- ミハエル・トリニティ
- 次男。
- ネーナ・トリニティ
- 末妹。
- HARO
- ネーナが所有しているハロ。
保有戦力 [編集 | ソースを編集]
- ガンダムスローネアイン
- ヨハンの搭乗機。
- ガンダムスローネツヴァイ
- ミハエルの搭乗機。
- ガンダムスローネドライ
- ネーナの搭乗機。
関連人物 [編集 | ソースを編集]
- ミーナ・カーマイン
- ネーナの遺伝子提供者の子孫。隔世遺伝によりネーナに酷似した容姿を持つ。
- アレハンドロ・コーナー
- 監視者の1人。トリニティを世界統合のための捨て駒として扱った。
- アリー・アル・サーシェス
- アレハンドロの指示を受け、トリニティを壊滅に追いやり、ツヴァイを奪取した。
- ルイス・ハレヴィ / ルイスの両親および親族
- ネーナによる民間人攻撃の被害者。後にネーナが生き残りであるルイスによって討たれる事となる。